[メイン] GM : とりあえず参加希望者はコマ置いてルルブ1のサンプル冒頭読んでどのHOやりたいか希望だせ
[メイン] GM : あと木曜とか金曜の何時からやりたいのかも希望を出すように
[メイン]
金木希望経験シャン :
金木のどっちでも大丈夫なんすがね……
時間は17時以降だとありがたいだろう
希望HOは2なんすがね……
[メイン] まあまあ経験シャン : HO希望は1なんすがね…
[メイン]
経験シャン :
PC3
あと164点がいい
[メイン]
なかなか経験シャン :
PC4教える
でもPC4的なハンドリングはした事ないから許してくれ(^^)
[メイン]
まあまあ経験シャン :
わかる
おれもよく考えたらPC1的なのやったことなかった
あと経験点はどっちでもいいことを教える
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : OP1 「始まり」 登場:ぐだ子だけ
[メイン] GM : 未覚醒なので侵蝕率はあがらない
[メイン] GM :
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 私だね
[メイン] 藤丸ぐだ子 : わかったよ
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : 学校帰り。今日は色々と不運な日だった。
[メイン] GM : 電車は遅れる、雨は降る、校長の話は長いし、道路工事で通学路は遠回り。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : そしてガチャからは麻婆豆腐しか出ない最悪の一日だ…
[メイン] GM : 駅までのスクールバスもお陰で満員、学生専用のバス停は帰りの生徒であふれていた。
[メイン] 綾瀬 真花 : 「やほー、ぐだ子、ぐだ子も今から帰り?」
[メイン] 綾瀬 真花 : そう、気軽に声をかけてくるのは、綾瀬真花(あやせまなか)、クラスメイトの女子。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「あ、綾瀬ちゃん。ううん私はちょっと矢神のやつを待っていたんだよ。なんか今日はあいつちょっと用があるから待っておけとか言ってきてね」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「ああ、矢神君か。このバス乗るのかな?」
[メイン] 綾瀬 真花 : 周りを見るが、いなさそうだ。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ただ、いつまでたっても来ないんだよねー時間にルーズすぎるよあのワカメ」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「まぁ結構マイペースだもんね矢神君。でもこれ以上待つとバスなくなっちゃうよ」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「連絡入れて、駅で待ったら?」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「うーん…」
そう言って考え込む
[メイン] 藤丸ぐだ子 : (そういえばあいつ綾瀬ちゃんの事ちょっと気になっているっぽかったな…今のうちに綾瀬ちゃんと仲良くなってあいつに軽く寝取られ気分を味合わせて寝取られの良さをわからせてやるのも友情か…?)
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「よし、いつまでたっても来ない奴の事なんか放っておいてそうしようか」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「女を待たせる男が悪いってね! それじゃ、いこっか」
[メイン] 綾瀬 真花 : 気安くそう笑って、二人でバスに乗り込んだ。バスは人で一杯だったが、運よく隣同士で座れた。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「座れてよかったね」
一応メールで連絡を入れたが向こうが圏外か電源が入ってないのかどうやら届かなかったようだ
[メイン] GM :
[メイン] 綾瀬 真花 : 「ねーねー、ぐだ子、そういえば矢神君ってぐだ子と付き合ってんの?」
[メイン] 綾瀬 真花 : 藪から棒に、真花がそう尋ねてきた。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ん? 付き合ってないよ。私の好みはなすびっぽい感じの子だもん。あいつはワカメだから恋愛の対象としては見れないかな」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「そうなんだ、いつも一緒だからてっきり、そういう仲なんだと思ってた」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まあ実際友達としては気が合うからね…私もあいつがワカメじゃなかったら付き合ってたんかなーって思う時もごくまれにあるし、まあそう勘違いされても仕方ないかな」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「なんだー、じゃあやっぱり完全脈無しってわけじゃ……」
[メイン] 綾瀬 真花 : その言葉が最後まで紡がれることはなかった。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : !
[メイン] 綾瀬 真花 : 突如、バスが強い衝撃と共に横転し、爆発し。
[メイン] 綾瀬 真花 : ……炎上した。
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : OP2 「覚醒」 登場:クリス
[メイン] 雪音クリス : 34+1d10 登場/リザレクト (34+1D10) > 34+3[3] > 37
[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 34 → 37
[メイン]
GM :
矢神秀人。成績普通。ルックス人並み。髪型ワカメ。部活は帰宅部。
地味の数え役満のような生徒である。
[メイン] GM : そんな生徒に、何故かFHと関係を持っているかもしれないという嫌疑がかかっていた。
[メイン] GM : 真偽を確かめるため、クリスは彼の身辺調査を依頼されている。
[メイン] GM : 今は丁度、雨の中、傘をさして一人で彼が下校している最中だ。
[メイン] GM :
[メイン] 雪音クリス : (…今のところ、ふっつーの奴な。FHのエージェントって情報。やっぱりガセじゃねえのか?)
[メイン]
雪音クリス :
雨は疎らで、傘がいるかいらないか
ま、目立つからさしてるが……
[メイン2] system : [ 佐倉千代 ] 侵蝕率 : 32 → 33
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン]
雪音クリス :
ポツリ、ポツリとリズムも無く落ちてくる雨の中。対象の追跡を続けて長い。
FHエージェントの疑惑をかけられたかな青年を追うが……
何度見ても一般人にしか見えねんだけど、どっからそんな情報が出たんだ……?
[メイン] 矢神 秀人 : スマホを見つめて、不機嫌そうな顔をして下校している。舌打ちを一つ。
[メイン]
雪音クリス :
「(歩きスマホか……感心しねぇな)」
車が来ないか代わりに注意してやっか……?
[メイン] 矢神 秀人 : 「……ったく」
[メイン] 矢神 秀人 : 「麻婆しかでねぇ……!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「カスが……!!」
[メイン] 雪音クリス : 「………マーボ?」
[メイン] 雪音クリス : マーボって……なに?
[メイン] 矢神 秀人 : ソーシャルゲームの隠語の一つらしいが、やってない奴には多分よくわからない。
[メイン] 雪音クリス : 「(……怪しい言動だな、一応メモしておくか)」
[メイン] 矢神 秀人 : 「孔明こい、こい……!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「カレスコでもいい……!!」
[メイン] 雪音クリス : (どんどん言動が怪しくなっていく……こいつぁ……黒か!?)
[メイン] 矢神 秀人 : 「がああああ!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「バイト代とんだ!!」
[メイン] 雪音クリス : 「(……バイト代?裏取引の隠語か?)」
[メイン] 矢神 秀人 : 「はぁ……あ、やべ、ぐだ子から連絡きてるじゃん、気付かなかった。地下の歩道通った時かな」
[メイン] 矢神 秀人 : そういって、メールを確認して。
[メイン] 矢神 秀人 : 「……!?」
[メイン] 矢神 秀人 : 形相が変わる。
[メイン] 矢神 秀人 : 「……あんのバカ!!」
[メイン] 矢神 秀人 : そういって、突然走りだし、狭い路地に入って、クリスの視界から消える。
[メイン]
雪音クリス :
「マズイ、見失ったっ…!?」
慌てて追い縋り……再び後塵を拝する事さえ出来ず。完全に取り逃してしまう
[メイン] GM : 直後。
[メイン] 雪音クリス : 「……こりゃ、支部長に報告すんのがめんど──」
[メイン] GM : クリスの後方、丁度7時の方向から、爆発音が響く。
[メイン] GM : 同時に展開される広域ワーディング、何かおきたようだ。
[メイン] 雪音クリス : 「爆音に……ワーディングっ!?」
[メイン] 雪音クリス : 「矢島を見逃した瞬間、こんな……いや、まずはっ!」思考を纏める手間さえ惜しい!!
[メイン] 雪音クリス : 人通りの少ないコースを選び、強引に走り抜ける
[メイン] 雪音クリス : 道順だけなら遠回りだが……オーヴァードならば、見られる事を考慮せず全力で走れるこちらの方が早い
[メイン] 雪音クリス : 頭に叩き込んだ町の地図……あと少しで、事故現場に着く一瞬に───
[メイン]
雪音クリス :
《ウォーキングクローゼット》
衣服を消防士のそれに偽造したい
[メイン] GM : かまわない。
[メイン] GM : 到着すると、そこには一般人は誰も近づいていなかった、ワーディングのせいだ。
[メイン] GM : だが、クリスが到着すると同時にワーディングが解除された、おそらく、この事故を起こした「誰か」が展開していたのだろうが……立ち去ったのだろう。
[メイン] GM : 残されたのは、まだ炎上する事故現場に取り残された多くの一般人。
[メイン] GM : しかし、その中に一人だけ。
[メイン] GM : ……意識を持っている者がいた。
[メイン] GM :
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「ハァ…ハァ…なに…これ。痛い…痛いよ…」
息も絶え絶えにふらつきながら言う
突然起こった事態を何も理解しておらず
体中から血が出ている
[メイン] 雪音クリス : 「(……犯人はいねぇか、好都合だ。思う存分救助活動ができる)」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 1d10 侵蝕率 (1D10) > 1
[メイン] system : [ 藤丸ぐだ子 ] 侵蝕率 : 32 → 33
[メイン] 雪音クリス : 「おいっ!生存者はいるか!助けに来たぞ!!」マスク越しに大声を上げ
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「き、救助だって…あ、綾瀬さん…よかったね……」
そう言って振り返るが辺りに漂う炎と煙のせいで周りがよく見えない
[メイン]
雪音クリス :
「……!」
超人的感覚で声を聞き分け、一気に突撃する
[メイン] 綾瀬 真花 : 「……」
[メイン] 綾瀬 真花 : 完全に気絶している、意識がない。
[メイン] 雪音クリス : 「おいっ!無事か、そっちの奴も生きてるな!?」
[メイン] 綾瀬 真花 : そう、先ほどまでワーディングが展開していたのだ、まだ一般人なら満足に動けるはずがない。
[メイン] 綾瀬 真花 : つまり、今動いている者は……全員。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「わ、私は…無事じゃないけど…あ、綾瀬さん…」
[メイン] 雪音クリス : ──頭に浮かんだ疑惑を一旦思考の隅まで蹴り飛ばす
[メイン] 雪音クリス : 今はそんな事は後回しだ、一人でも多くの人を助けないと……!
[メイン] 雪音クリス : 「よし!動けるならその子を運び出せっ!あたしは他の奴を助けに行く!」
[メイン] GM : 瀕死のモノも多い、このままでは大勢死ぬだろう。
[メイン] GM : 全員を助けることは難しい。
[メイン] GM : 何人かは、恐らく死ぬ。
[メイン] 雪音クリス : 「(……“それでも”最善を尽くすしかない!!)」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
(このままだと……人が死ぬ)
痛みで全く働かない頭だがそれだけは理解できた。それだけはまずいと思った
そして体はそれに対して本能かなにかで答えを導き出した。
[メイン] 雪音クリス : 《急速分解》を駆使して火種を消し、強引に出入口をこじ開けようとした瞬間……
[メイン] 藤丸ぐだ子 : ポイズンフォッグ+抱擁を使用
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 体からさらに異常な量の血が噴出し、辺りの人全員に振りかかった。
[メイン] system : [ 藤丸ぐだ子 ] 侵蝕率 : 33 → 37
[メイン]
雪音クリス :
「なっ……!?」
マクス越しに突き刺さる命の匂いに驚嘆し、行動が鈍った瞬間
[メイン] 雪音クリス : 感じる物、それは……『レネゲイド』
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
すると、人々がゆっくりと息を吹き返し、何とか移動できるぐらいに復活する
それと引き換えに自身の体は限界を超えたのか倒れた
[メイン]
雪音クリス :
「……こいつ、まさか」
全身を真っ赤に染めた血を拭い、その血の出本へと目を向ける
[メイン]
雪音クリス :
「今のは、《抱擁》か。だとすると……」
マスクの奥で顔を顰めて……
[メイン] 綾瀬 真花 : 「う、ううう……」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「ここは……?」
[メイン] 綾瀬 真花 : 目を覚ます、生徒たちも徐々に目を覚まし始め、さらにワーディングが消えた事で一般の警察や消防もこの事態に気付いたようだ。
[メイン] 綾瀬 真花 : すぐに救助が大勢駆けつける、死者は出ずにすみそうだ。
[メイン]
雪音クリス :
「考え込んでる暇はねえか…悪いな、後は本物の消防士さんに頼ってくれ」
火元を消し終えた事を確認すると……
[メイン] 雪音クリス : リヨぐだ子を抱えて、現場から走り去った
[メイン] 雪音クリス : 「お前には来てもらうぞ、教えてやらねぇといけない事と……教えて欲しいことがある」
[メイン] 雪音クリス :
[メイン] 雪音クリス :
[メイン] 雪音クリス :
[メイン] GM : trigger 「日常と非日常の狭間」 全員登場
[メイン] 池野楓 : 38+1d10 登場/リザレクト (38+1D10) > 38+7[7] > 45
[メイン] system : [ 池野楓 ] 侵蝕率 : 38 → 45
[メイン] 深月フェリシア : 33+1d10 登場/リザレクト (33+1D10) > 33+4[4] > 37
[メイン] 雪音クリス : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+2[2] > 39
[メイン] system : [ 深月フェリシア ] 侵蝕率 : 33 → 37
[メイン] 佐倉千代 : 33+1d10 登場/リザレクト (33+1D10) > 33+6[6] > 39
[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 37 → 39
[メイン] system : [ 佐倉千代 ] 侵蝕率 : 33 → 39
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+3[3] > 40
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[雑談] system : [ 藤丸ぐだ子 ] 侵蝕率 : 37 → 40
[メイン] 池野楓 : ここは、UGNが管理下に置く病院。
[メイン] 池野楓 : そこへ、ぐだ子は送られ、治療が施されたようだ。
[メイン] 池野楓 : 病室には、まだ眠っているぐだ子と、そして、その救助に当たったクリスが。
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「うう…」
嘘みたいに快適な目覚めだった
あんなことがあったにもかかわらず私の体はすっきりと起き上がった
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……ここは病院?」
[メイン]
雪音クリス :
「……起きたか」
そこには消防服を脱ぎ、菓子を口に咥えたクリスが寛いでいる
[メイン] 雪音クリス : 「ここは病院、少ししたら。もっと説明が上手い奴が来る……暫く待ってな」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「は、はあ……」
看護師でも見舞客でもなさそうな少女に声をかけられ困惑するがとりあえず返事をする
[メイン] 池野楓 : コンコン、と病室のスライド式の扉からノックが。
[メイン]
雪音クリス :
「勝手にどうぞ〜」
適当に返事を返す
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ど、どうぞ~」
[メイン]
池野楓 :
「失礼するよ~ ……おや、もう目覚めていたかい」
小声で入る。
[メイン] 池野楓 : 楓、フェリシア、千代の3人が現れる。
[メイン] 雪音クリス : 「……話はさっき言った通りだ。死傷者ゼロ」
[メイン] 池野楓 : にっこりとぐだ子へ、優しく、安心させるように笑みを見せる。
[メイン] 池野楓 : 「ほほ~う、さすがクリスだね、えらい!」
[メイン] 深月フェリシア : 「ここがUGNが管理してる病院で~……お」
[メイン] 池野楓 : ……さて、なるほどね、この子が"覚醒"したぐだ子ちゃん、ね。
[メイン]
雪音クリス :
「あたしじゃねえよ」
「“コイツ”がやってみせた」
親指で背後のぐだ子を指す
[メイン] 佐倉千代 : 「失礼します」
[メイン] 深月フェリシア : 千代に説明しながら、楓と一緒に入ってくる
[メイン]
池野楓 :
「……ほう?」
視線をぐだ子の方へ、興味深そうに。
[メイン] 深月フェリシア : 「おじゃましまーす」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ええと…貴方たちお医者さんですか? なんかそんな格好には見えませんけど…」
[メイン] 佐倉千代 : 説明を受けながらぐだ子とクリスの方を見る
[メイン] 池野楓 : 「ん~、そうだねぇ」
[メイン]
深月フェリシア :
オレが話してもよく伝わんねえらしいからな。
こういうのは楓が適任だろ。
[メイン] 池野楓 : 「お医者さんでは、ないね」
[メイン] 池野楓 : 「結論から言わせてもらうね、私達は……」
[メイン]
池野楓 :
「超能力者集団の組織なのだよ!」
ドヤ顔。
[メイン] 池野楓 : 冗談交じりに、そう語る。
[メイン] 池野楓 : いやまぁ、冗談じゃないんだけどね。
[メイン]
雪音クリス :
「……相変わらずのセンスだな」
ポッキーを鞄から取り出しながら
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「いや…冗談でしょう? 何を言っているんですか?」
[メイン] 池野楓 : 「──────ぐだ子ちゃん」
[メイン] 池野楓 : 「君は、件のバス横転炎上事故を無傷で生還し……それだけじゃなく、その場にいた乗客者全員を救ったって、クリスから報告があってね」
[メイン] 池野楓 : 「これの意味するところは、何か分かるかい?」
[メイン] 池野楓 : 真剣な表情を、ぐだ子へ向ける。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「いや、それは…」
否定しようとしたが、覚えている
あの時私は助けようとして助けた。
まぎれもなく
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……どうなったんですかね。私?」
[メイン] 池野楓 : 「……混乱しちゃうかもしれないけど、落ち着いて聞いてね」
[メイン] 池野楓 : 「君は……"オーヴァード"に覚醒したんだよ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「オーヴァード……」
[メイン] 池野楓 : 「そう、20年前に突如拡散した謎のウイルスの感染、そして発症により、人智を"越えた"力を得た者の総称」
[メイン] 池野楓 : 「それがオーヴァード」
[メイン] 池野楓 : 「そうだね……じゃあ……」
[メイン] 池野楓 : クリスの方を向き。
[メイン] 池野楓 : 「《ウォーキングクローゼット》、見せちゃっていいよ」
[メイン] 池野楓 : 本来、エフェクトは多用してはならないもの。
[メイン] 池野楓 : まぁでも、今回は……百聞は一見に如かず、って言うしね。
[メイン] 池野楓 : 分かりやすさ、最重視よ。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「は、はぁ……」
[メイン] 雪音クリス : 「……ま、あたしが一番わかりやすいよな」
[メイン] 深月フェリシア : ははぁん…クリスの奴のアレが見れるのか
[メイン]
深月フェリシア :
ちょっと期待した趣で、クリスを向いて。
…ワクワクしているとも言えるが。
[メイン]
雪音クリス :
院内に設置されている本棚から適当なファッション誌を選び、パラパラと読み終え……
[メイン] 雪音クリス : ページをぐだ子に向け、もう片方の手の指を鳴らすと───
[メイン]
雪音クリス :
《ウォーキングクローゼット》
[メイン] 雪音クリス : 摩訶不思議、モデルが着ていた衣装がクリスの衣服となっている
[メイン]
池野楓 :
「お~可愛い~」
へらへら笑いながら。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「何だ!?(^^)何だ!?(^^)」
[メイン] 池野楓 : 「……ま、こういうことさ、手品なんかじゃないよ」
[メイン] 深月フェリシア : 「おお〜!……んだよずいぶんメルヘンだな」
[メイン]
雪音クリス :
ページをパラパラ捲りパチンパチン
次から次へと衣装が変わり……
[メイン]
佐倉千代 :
「おお!」
こんなこともできるのか~と感心する
[メイン]
深月フェリシア :
思ってた衣装と違ってガッカリ。
……ん、いや?色々変わってくな
[メイン] 雪音クリス : 消防服を介した後、普段着に戻る
[メイン] 池野楓 : 「これが、普遍性を越えた力、夢なんかじゃないよ、今この現実に起きている出来事」
[メイン] 池野楓 : ……ちょっと、衝撃的過ぎたかな?
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まるで…魔法ですね」
[メイン] 池野楓 : ぐだ子の方へ視線を戻す。
[メイン] 池野楓 : 「ふふ、そうだね」
[メイン] 池野楓 : 笑みを見せながら。
[メイン] 池野楓 : 「……事実、君もこういった力を得ている」
[メイン]
池野楓 :
「診療結果によると……ふむ、なるほどね」
近くにあったカルテを手に取り、眺め。
[メイン] 池野楓 : 「……こりゃあ、珍しい」
[メイン] 池野楓 : 「"トライブリード"だ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「トライブリード…?」
[メイン]
池野楓 :
楓、フェリシア、クリス、千代は全員ピュアブリード
第1世代とも呼ばれている、一つのシンドロームのみを保有者したオーヴァード。
[メイン] 池野楓 : 「なんだろう、ざっくり言えば…」
[メイン] 深月フェリシア : 「3つの力が使えるすげー奴だ!」
[メイン] 池野楓 : 「3種の超能力を同時に操れちゃう、新世代のオーヴァードってところかな?」
[メイン] 雪音クリス : 「カクテルをイメージすればいい」
[メイン] 池野楓 : 「お、フェリシア、勉強熱心だね~」
[メイン] 深月フェリシア : 三本立てて、割り込んでくる
[メイン] 深月フェリシア : へっへん!と自慢げに
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「新世代…ちょっとうれしいような気がしますね」
[メイン] 池野楓 : うんうん、ちゃんとこういった知識に関する勉強をしてきて……私も鼻が高いよ。
[メイン] 雪音クリス : 「一個一個は別の飲料や素材だが…混ぜ合わせて一つのレシピを作る」
[メイン] 深月フェリシア : 楓に口煩く言われてるからな、面倒だけど付き合ってもらった甲斐があったぜ!
[メイン] 雪音クリス : ……あたしは、飲んだことねえけどな
[メイン]
池野楓 :
お、不安そうな表情が消えた。
よかったよかった。
[メイン] 池野楓 : でも、ぶっちゃけそれでも……アレだよね。
[メイン] 池野楓 : 超不安だよね。
[メイン] 池野楓 : なーるほどね、上層部が私達……同世代を手配した意味も、何となく理解できたよ。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「なんとなくわかったような気がします。つまりドリンクバーで混ぜ合わせて遊んだ飲み物が私ってことですね」
[メイン]
池野楓 :
「イグザクリー!」
グッジョブサイン。
[メイン] 雪音クリス : 「そゆこと、言うじゃん。お前」
[メイン] 深月フェリシア : 「だけどお前はうめー飲み物だぞ!なんてったってその力で人を救えたんだからな!」
[メイン] 池野楓 : せめて、緩い雰囲気だけでも、ね。
[メイン] 池野楓 : オーヴァードは、"日常"からかけ離れた時……。
[メイン] 池野楓 : 我を、失う。
[メイン] 池野楓 : だから、私達は"日常"を大事にしなくちゃあならない。
[メイン] 池野楓 : 「と、いうわけで!ぐだ子くん!」
[メイン] 池野楓 : 「君には!これより我々超能力者集団────UGNの保護下の元……」
[メイン] 池野楓 : 「世界の危機を救ってほしいのだー!」
[メイン] 池野楓 : 大げさに、そう語る。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「世界の危機…ですか」
[メイン] 池野楓 : 「そう、というのもね」
[メイン] 池野楓 : 「君が体験したあの事件は……」
[メイン] 池野楓 : 「FHっていう、まぁ、これもざっくり言っちゃうと……悪の組織の仕業でね!」
[メイン] 池野楓 : ──────実際には、「レネゲイドの公表」が彼らの大義名分なわけなのだが。
[メイン] 池野楓 : それは、今話すことじゃない。
[メイン]
深月フェリシア :
FHという言葉を聞いて顔が曇る。
…何も言わないけどよ。
[メイン]
池野楓 :
「FHから、この世界の"日常"を、私達と一緒に守ってほしいなー!って」
………なんだろうな、嘘吐いているわけじゃないけど、ちょっぴり罪悪感はある。
[メイン] 池野楓 : フェリシアの暗い表情を少し一瞥し、すぐに話題を逸らすように。
[メイン] 池野楓 : 「おっと、そういえばね」
[メイン] 池野楓 : 「綾瀬真花ちゃん」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「綾瀬ちゃん……!?どうしたんですか?」
[メイン]
池野楓 :
「……………」
じーっと、ぐだ子を見る、真剣な眼差しで。
[メイン] 池野楓 : 溜めに、溜めて。
[メイン] 池野楓 : 「………無事だよ!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「良かった……」
[メイン] 池野楓 : 「オーヴァードの覚醒も無し、だから……」
[メイン] 池野楓 : 「ちょーっと、記憶を弄らせてもらったよ」
[メイン] 池野楓 : 「あの壮絶な事件の記憶を抜き取って、何も無かったことにした」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「……まあない方がいいですよね。あんな事故の記憶」
少し釈然としないものを感じるが綾瀬ちゃんにとってはその方が私はいいと思った。
[メイン] 池野楓 : ぐだ子に頷き。
[メイン] 池野楓 : 「理解が早くて助かるよ」
[メイン] 池野楓 : 「まぁ、でも……」
[メイン] 池野楓 : ─────楓の、ノイマンとしての直観が働く。
[メイン] 池野楓 : 「まだ"何か"あるか分からないからさ」
[メイン]
池野楓 :
「……そうだねぇ……」
クリスの方を向き
[メイン] 池野楓 : 「クリス、ちょーっとぐだ子ちゃんの学校に入学して、ぐだ子ちゃんのこと守ってくれない?」
[メイン] 雪音クリス : 「………え?」
[メイン]
池野楓 :
私達の誰かがぐだ子ちゃんに着くよりも。
一番最初に出会ったクリスについてもらった方が、多分安心するだろう。
[メイン]
池野楓 :
「支部長命令、ね?」
にっこりと笑う。
[メイン] 雪音クリス : 「……わかった、まあ良案ではある」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「なんかありがたいですけど…大変ですね…」
正義の味方といっていたがどうやら上下の関係の世知辛さは世の大多数の組織と大差ないようだ
[メイン]
池野楓 :
────それにクリスは、世話好きだ。姉御肌っていうべきなんだろうか。
イリーガルだからまぁ、ぶっちゃけ命令していい立場じゃないけど……。
クリスなら、きっと飲んでくれるはずだ。何せ、クリスは賢い。
[メイン] 池野楓 : 「まぁ、ね」
[メイン]
雪音クリス :
……この面子だと頭の楓は勿論。《羅刹》が漏れ出る可能性のあるフェリシアもアウト。
[メイン] 池野楓 : ぐだ子の方を向き
[メイン] 池野楓 : 「未知っていうのは、何よりも恐ろしい」
[メイン] 雪音クリス : 千代はまともだが……直接戦うタイプじゃねぇ。あたししかいねぇか
[メイン] 池野楓 : ……ん、ちゃんと察してくれたみたいだね、クリス。
[メイン] 池野楓 : そうさ、私は非戦闘員なのさー。
[メイン] 池野楓 : 「この事件に関与しているFHエージェントの正体も、その目的も掴めていない今は……」
[メイン] 池野楓 : 「何事も慎重に、ね」
[メイン] 雪音クリス : 「……人材不足は100も承知なんだがよ、“矢島”の事もある。もう一人くらいこっちに回せないか?」
[メイン] 池野楓 : 「ふむ」
[メイン] 池野楓 : ちらりと、千代の方を向く。
[メイン] 池野楓 : ……ふむ、ふむ。
[メイン] 池野楓 : 覚醒したてのぐだ子ちゃんに、オーヴァードとしてまだ日の浅い千代ちゃん。
[メイン] 佐倉千代 : 「(うん?今私の方を見たような…?)」
[メイン] 池野楓 : 現状の境遇が似ているからこそ……もしかしたら、お互いに心の支えになるかもしんないねぇ。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
(矢島…?)
友人と似たような名前を聞いたがまあ別人だろう
[メイン]
池野楓 :
ていうか、うん、フェリシアに千代ちゃんのお世話は無理だ、やめておこう。
FHが絡んでいるわけだからね。
[メイン] 池野楓 : フェリシアは、間違いなく突っ込む。
[メイン] 池野楓 : だから、よし。
[メイン] 池野楓 : 「じゃあ千代ちゃん!」
[メイン] 池野楓 : 「クリスと一緒に、ぐだ子ちゃんの学校に潜伏、してみないかい!?」
[メイン]
佐倉千代 :
「は、はい!?」
急に呼ばれて戸惑う
[メイン]
佐倉千代 :
「えっと…構わないですけど、私で務まるでしょうか?」
「その…あまり詳しくないし…」
[メイン] 池野楓 : 「大丈夫大丈夫!」
[メイン] 池野楓 : 「クリスにUGNとしての仕事の在り方を学びつつ、ぐだ子ちゃんに先輩として指導もしてみる、これっていい経験になるんじゃないかな?」
[メイン]
深月フェリシア :
あー千代が潜入するのか
む?…ってことは……オレが教育係として認められてなかったってことか?
[メイン] 池野楓 : フェリシアに、めんごめんご、と言わんばかりの目線。
[メイン] 深月フェリシア : (やーきーにーくーだーかーらーなー!)
[メイン] 深月フェリシア : 口パクしてそれに返す。
[メイン] 池野楓 : 視線をわざと逸らす。
[メイン] 池野楓 : ピィ~♪ピィ~♪(口笛)
[メイン] 雪音クリス : 「……ブレねぇなぁ」
[メイン]
佐倉千代 :
「経験…」
「(確かに今後のことや、野崎くんの漫画のネタにもなるかもしれない)」
[メイン] 深月フェリシア : ぽかすかと楓を叩きつつ。
[メイン] 深月フェリシア : 「でもいいんじゃねーの、クリスは良い奴でオレが認めるくらいつえーんだからな!」
[メイン]
池野楓 :
いで。いで。
《羅刹》のパンチは痛いよ。これガチで。
[メイン] 池野楓 : ノイマンをもっと大事にしろ!
[メイン]
深月フェリシア :
痛そうな顔に気づかずに。
キュマイラパンチはボコスカと言うくらいの威力だが。
[メイン]
池野楓 :
「……さて」
改めて視線をぐだ子の方へ戻し。
[メイン] 池野楓 : 「ぐだ子ちゃんは、どうかな?」
[メイン] 池野楓 : 「私達と一緒に世界を救ってみるか、それとも、日常に戻りたいか」
[メイン] 池野楓 : どっちの選択を選ぶにせよ、クリスと、あと千代ちゃんの護衛はつけるけどね。
[メイン] 佐倉千代 : 「(悩んでる間に決定になってる!?)」
[メイン] 雪音クリス : 「……一応言っとくと、オススメは日常コースだ」雑誌で表情を隠し、深く椅子に座り込む
[メイン] 池野楓 : めんごめんご、と千代にジェスチャーで詫びつつ。
[メイン] 池野楓 : 「……まぁねぇ」
[メイン] 池野楓 : ──────正直、私も無理強いは、したくはないね、こんな仕事。
[メイン]
深月フェリシア :
…日常コースね、オレにはんなもんもう残ってねえけど。
……こっちの道しかなかったんだから。
[メイン] 深月フェリシア : …選べるってだけで、知り合ったばかりのあいつの事を羨ましく思えてくる。
[メイン] 雪音クリス : (楓が言えねぇなら、あたしから言っておかねぇとな……)
[メイン] 池野楓 : ……はは、クリスは手厳しいなぁ。
[メイン] 深月フェリシア : 少し睨みつけるような目をぐだ子に送りつつ。
[メイン] 池野楓 : 全く、不安にさせちゃダメだっていうのに~。
[メイン] 池野楓 : って、うぉ~いフェリシア~。
[メイン] 池野楓 : フェリシアの視線を切るように、前に立つ。
[メイン] 池野楓 : 「私はあくまで、ぐだ子ちゃんの意志を尊重したいな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そうですか……じゃあ言います」
[メイン]
池野楓 :
「…………」
ぐだ子の目を見る。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「2人も護衛を付けてくれることには感謝しています。病院に運んでくれたことも感謝してます」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「でも…申し訳ないですけど…世界は救いたくないです」
[メイン] 池野楓 : 「……ん、そっか」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「私は別に世界の危機となんか戦いたくない。オーヴァード?って超能力者になってもガチャが大好きなただの女の子として生きたいんです……」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
彼女たちが言っている言葉の細かい意味は分からなかった
でもなんとなくわかったことがある。
私は昨日までの私ではなくなったこと。
そして、多分もう二度と昨日までの私に戻れないということに
[メイン]
池野楓 :
「うん、うん」
頷く。優しく。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
だけど、だからといって昨日までの私と違うことをする必要なんてない
なんで私が世界の危機なんて救わないといけないのだ
私はただのガチャとなすびと友達と遊ぶのが好きなだけの女の子だ
私だけしかいないならともかく他になんとかしてくれそうな人がいるなら世界の危機なんて私は関わりたくもない。
悪い人たちではなさそうだけど…今日いきなり出会ったよくわかりもしない人たちと一緒に戦うなんて…私は…やりたくない。
[メイン] 池野楓 : 「おーけー」
[メイン] 池野楓 : まぁ、至極当たり前だね。
[メイン] 雪音クリス : 雑誌を閉じ、机に置く
[メイン] 池野楓 : 世界を救うだなんてカッコ良さそうな字面並べたけど。
[メイン] 池野楓 : 結局は、ね。
[メイン] 池野楓 : 少年兵になれっていうお誘いだ。
[メイン] 池野楓 : 断って当然よ、当然。
[メイン] 池野楓 : それに、ぐだ子ちゃんには大切なお友達がいる。
[メイン] 池野楓 : "選択肢"を選べなかった私とは違う。
[メイン] 池野楓 : 親友であるゆずがジャームになって、この道を進むしかなかった私とは、違う。
[メイン] 池野楓 : この子は、戻れる。
[メイン] 池野楓 : 「わかったよ」
[メイン] 池野楓 : 「でも、しばらくは監視の対象になっちゃうけど……ごめんね?」
[メイン] 雪音クリス : 「……おい、楓。フラれたからってセンチ入ってんじゃねーぞ?」からかうような声色を作り声をかける
[メイン] 池野楓 : 「全部終われば、ぐだ子ちゃんは日常へ帰れるよ」
[メイン]
池野楓 :
「……なんだよ~うるさいね~」
クリスにへらへら笑いながら。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「それぐらいは大丈夫です……自分勝手な選択だったかもしれませんけど……ごめんなさい」
[メイン] 池野楓 : 「うんうん、大丈夫!私達は"日常の守護者"だからさ」
[メイン] 雪音クリス : 「変な気い回してんじゃねえよ、寧ろ……」
[メイン] 池野楓 : 「全部の事件が終われば……ちゃんと、ぐだ子も記憶処理を施して」
[メイン] 池野楓 : 「普通の女の子に戻れるよ」
[メイン] 雪音クリス : 「お前がそっちを選んでくれて……安心してる」矢島の件もあるしな
[メイン] 池野楓 : にっこりと笑う、安心させるように。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「まあ…それぐらいはしょうがないですね」
ちょっと不安な言葉を聞いたがまあ必要代価と思っておこう
[メイン]
池野楓 :
「……よ~しお前ら~!全力でぐだ子ちゃんを守れよ~!」
クリス達の方を向き
[メイン]
佐倉千代 :
「(ハッキリ自分の意志を持ってるんだなぁ…)」
私は流されることが多いから…と少し羨ましく思う
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「当分よろしくお願いします」
クリスと千代に向かってお辞儀する
[メイン] 佐倉千代 : 「(だったら、なおさらこの子の日常を守らないと!)」
[メイン] 佐倉千代 : 「はい!よろしくお願いします!」
[メイン] 雪音クリス : 「……ま、何も起こらず取り越し苦労って線が大きいから、心配とかしなくていいぜ」
[メイン] 佐倉千代 : 「クリスさんもよろしくお願いしますね」
[メイン] 雪音クリス : 「サポート頼んだぜ、千代」
[メイン] 佐倉千代 : 「はい!任せて下さい」
[メイン]
深月フェリシア :
「……あー、オレはそっち手伝わねえけどよ
言いたいことがある」
[メイン] 深月フェリシア : 楓から乗り出すようにして、ぐだ子に向かい。
[メイン] 深月フェリシア : 「お前の力は確かに人を救ったしいい事だけどよ」
[メイン] 深月フェリシア : 「万能じゃない」
[メイン]
深月フェリシア :
「……使った分の返しはお前に降り掛かってくる
だから…あんまり使いすぎるなよ」
[メイン]
深月フェリシア :
……使い過ぎれば、侵蝕が高まる。
そうなればどうなるか。
……理性を失う化け物と化す。
[メイン]
深月フェリシア :
"ジャーム"
オレが一番嫌いな物だ。
……だからこそ言う口を止めることは出来なかった。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「気を遣ってくれたんですね…確かにこんなのをポンポン使ったら何かまずそうな気がしますし乱用はやめておきます」
彼女の態度はぶっきらぼうだったけど言葉からは確かな気づかいを感じた
[メイン] 深月フェリシア : 「……おう、ありがとよ」
[メイン]
池野楓 :
……良かった。
フェリシアも、ちゃんと成長してるね。
[メイン] 池野楓 : 他人を気遣えるようになって。支部長として誇らしいよ。
[メイン] 深月フェリシア : それだけ言って、また1歩後ろに行く。
[メイン] 池野楓 : 「……さて、私達は、私達の仕事だね」
[メイン] 池野楓 : そう言い、病室を出る。
[メイン] 深月フェリシア : へーい、と言ってそれに続く。
[メイン]
雪音クリス :
「楓、このメモを……って先行ったか……」
病室から去り後を追う
[メイン] 池野楓 : 日常と、非日常の狭間に、彼女はいる。
[メイン] 池野楓 : だから、私は、私達は、何として彼女を守らないと─────。
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] GM : trigger 「転校生」 登場:ぐだ子、クリス、千代
[メイン] 雪音クリス : 39+1d10 登場/リザレクト (39+1D10) > 39+7[7] > 46
[メイン] 佐倉千代 : 39+1d10 登場/リザレクト (39+1D10) > 39+2[2] > 41
[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 39 → 46
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 40+1d10 登場/リザレクト (40+1D10) > 40+7[7] > 47
[メイン] system : [ 佐倉千代 ] 侵蝕率 : 39 → 41
[雑談] system : [ 藤丸ぐだ子 ] 侵蝕率 : 40 → 47
[メイン] GM :
[メイン] GM : 事件から数日後、記憶処理によってバス事故でのオーヴァード達の活躍は隠蔽され、事故に巻き込まれた生徒たちは「気付いたら病院にいた」と全員証言することになった。
[メイン] GM : 事故現場でのことは何も覚えていない。
[メイン] 綾瀬 真花 : 「へー、こんな時期に転校生なんて珍しいね」
[メイン] 綾瀬 真花 : 一日だけ入院してすぐに退院した真花は、もうすっかり元気になっていた。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「ねー」
(どうなるかと思ったが綾瀬さんが元気そうで安心だよ)
[メイン] 綾瀬 真花 : 「ねね、クリスちゃんに千代ちゃんだっけ? 学校の案内とかもうしてもらった?」
[メイン] 綾瀬 真花 : 気安く声をかける。
[メイン] 雪音クリス : 「いや、その辺まだピンと来てねぇんだよな……綾瀬、藤丸と一緒に案内してくれねぇか?」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「お安い御用だよ! 千代ちゃんもどうかな?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「私ももちろんいいよ」
[メイン]
佐倉千代 :
「あっはい。よろしくお願いします」
「(確かこの子が記憶を消去されてるんだよね…元気そうで良かった)」
[メイン] 矢神 秀人 : 「はっ……姦しいったらありゃしねぇな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「おうなんだワカメ、どうした?」
[メイン] 矢神 秀人 : そう、溜息をついて声を掛けてくるのは矢神秀人。
[メイン] 矢神 秀人 : 「ワカメじゃねぇってんだよ!! それより、ぐだ子、お前待ってろつったろ」
[メイン] 雪音クリス : 「おう、デートでもすっぽかされたのか。ワカメ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ちげーよ!!!!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「つか初対面なのに気安くないこの女?」
[メイン] 佐倉千代 : 「(確かにワカメみたいな髪型だけど…)」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「えーだっていつまでたっても来ないしさあ…あとはまあせっかくだし綾瀬さんと仲良くしたかったって言うか…」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「この人は矢神君。感じ悪いけどなんだかんだで色々手伝ってくれるツンデレ男子だよ」
[メイン] 雪音クリス : 「なるほど」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ツンもデレもねぇだろうが」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「見ての通り無自覚だから勘弁してあげてほしい」
[メイン] 矢神 秀人 : 「だから、そういうのじゃなくてだなぁ!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そういうこと(藁)」
[メイン]
佐倉千代 :
「なるほど」
「(御子柴くんみたいな人なのかな)」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……んなことより、お前らいいのかよ、ほら」
[メイン] 雪音クリス : 「ん?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「体調とか」
[メイン] 矢神 秀人 : そう、真花とぐだ子に声をかける、目を逸らしながら。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「バス事故に遭ったのを気遣ってくれているのか…やっぱりお前はツンデレだよ」
[メイン]
綾瀬 真花 :
「こういう子なんだよ」
うんうんと頷く。
[メイン]
雪音クリス :
「仲良し三人組って奴か……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「!! だ、だっておまえ! あれだけの事故だぞ、そりゃ、まぁ……」
[メイン]
佐倉千代 :
「ふむふむ」
漫画みたいなやりとりだなぁと眺める
[メイン] 矢神 秀人 : 「ちげーから!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ただの友達であってだなぁ!!」
[メイン] 雪音クリス : 「どこがだよ、どこがちげーのか全然わかんねーんだよ。」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まあワカメ、お前の気持ちもよくわかるよ。私もあれで生きてたの信じられないもん」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……まぁ、無事ならいいだろ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「じゃあな」
[メイン] 矢神 秀人 : そういって、席に戻っていく、机の引き出しからは学校案内のパンフレットが飛び出していたが、急いでしまっていた。
[メイン] 雪音クリス : 「じゃあなワカメ、見舞い行き損ねたからってガックリしてんなよ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「女の子がいっぱいいる空間に耐え切れなくなったか…あいつもまだまだ甘いな」
[メイン] 佐倉千代 : 「話のネタになるのでメモしておこうっと」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「まぁ照れ屋さんだからね。でもまぁ、おせっかいなところあるし、私達が体調不良だったら代わりに案内してくれるつもりだったんだろうね」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「メモ!?」
[メイン] 佐倉千代 : 「あはは…知り合いに漫画家がいて…」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「へーすごいなぁ」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「漫画家!?」
[メイン] 矢神 秀人 : へー、そうなんだって顔をしているが、視線は明後日の方を向いてる。
[メイン] 雪音クリス : 「わざわざメモ取るって事は……普段から手伝ってんのか?」
[メイン] 佐倉千代 : 「はい。私はべた塗りが専門ですけどね」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「それでもすごいなぁ…」
UGN?だったか秘密結社に所属しながら漫画家のアシスタントもしていたのか…
[メイン] 綾瀬 真花 : 「すごいなぁ! あ、私も実はトーンなら貼れるよ! 手伝えることあるかな!?」
[メイン] 佐倉千代 : 「あーえっと、こっちに来てからは離れちゃったのでしばらくお休みにしてもらってます」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「そっかぁ……じゃ、何かあったら気軽に声かけてね! 手伝うから!」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「はー当分参加できなくなっちゃったんだ悲しいね…」
あの事故がなければ彼女はアシスタント出来てたと思うと少し胸が痛む
[メイン] 佐倉千代 : 「はい。こっちの生活が落ち着いたらぜひ」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「やったー! そうだ、クリスちゃんも……」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「……」
[メイン] 綾瀬 真花 : じっと、クリスの顔を見る、難しそうな顔で。
[メイン] 雪音クリス : 「……あたしの顔になんか付いてるか?」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「ンー」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「ねぇ、クリスちゃん、前にどっかであわなかった?」
[メイン] 綾瀬 真花 : 唐突に、そんな事を聞いてきた。記憶は操作されているはずなのに。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「え、そうなの?クリスちゃん」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「うん、なんか、初対面じゃない気がするんだけど……気のせいかなぁ?」
[メイン]
雪音クリス :
「……ああ、そりゃぁ」
[メイン] 佐倉千代 : あわわ!どうしようといった顔でクリスとぐだ子の顔を交互に見つめる
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「多分前世の縁とかそう言うアレなんじゃない?」
適当にごまかす
[メイン] 雪音クリス : 「海外の映画のヒロイン、アレに似てるって言われんだよ!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ああーなるほど……クリスちゃん可愛いもんね」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「なるほど~」
[メイン] 綾瀬 真花 : あんまり納得してない顔。
[メイン] 綾瀬 真花 : しかし。
[メイン] 綾瀬 真花 : 「あ、チャイムなっちゃった!?」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「ごめん、案内は放課後で!」
[メイン] 雪音クリス : 「っと……おう、よろしくな〜」
[メイン] 綾瀬 真花 : そういって、席に戻っていく。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「時間が立つのは早いもんだね」
[メイン] 佐倉千代 : 「はい。それじゃまた放課後に!」
[メイン] 雪音クリス : 「……参ったな、ちょいと心臓が止まったぞ」椅子に落ちるように座る
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「ワカメ…せっかくだし放課後お前も来いよ。このままだとクリスちゃんに綾瀬ちゃん取られるぞ」
こっそり矢神に耳打ちする
[メイン]
佐倉千代 :
「私もびっくりしました」
「(記憶操作って意外といい加減なのかな?)」
[メイン] 雪音クリス : 「オメーは何吹き込んでんだ……っ!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「いや、だって初対面なのに前会った気がするとか運命的な感じしない?」
[メイン] 雪音クリス : 「メルヘンすぎんだろうが……考え混んでるみたいだから、邪魔してやんな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まあそれもそうか」
[メイン]
矢神 秀人 :
「うるせーな……関係ねぇだろ、それより、授業ちゃんとうけろよ、補習とかになってもしらねーぞ」
それだけいって、矢神も授業に集中する……と、みせかけて机の下でスマホいじっている。ソシャゲ中。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「考え込んでたんじゃなくてスマホだったか私もまだまだ甘かった」
[メイン]
雪音クリス :
「真面目にやれよ、お前ら……」
呆れ顔で苦笑い
[メイン] 佐倉千代 : 「(本当に漫画みたい…)」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まあ、なんだろう。こんな感じの私たちだけど二人ともこれからよろしくね」
[メイン]
佐倉千代 :
「うん!」
「(楓さんに潜伏してくれっていわれた時はどうなるかと思ったけど、意外と楽しいかも)」
[メイン] 雪音クリス : 「……コレが学校かぁ」
[メイン]
雪音クリス :
パパとママがいなくなったばかりの頃は
マトモな人生が送れるようになるなんて少しも思ってなかったのにな……
そんなあたしが、仮初だとしても、日常生活が味わえるとは……
[メイン] 雪音クリス : この任務をあたしに振ったのは…そういうことか?楓。
[メイン] 雪音クリス : ……また、借りが増えちまったな。
[メイン] 雪音クリス : “ありがとよ”
[メイン] 雪音クリス : 小さく呟き、クリスは束の間の学校生活へと没頭していった
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
なんというか…2人の演技を助けるためにそれっぽいことやっていたら
思ったよりあっという間に打ち解けてしまった感がある。
秘密結社の構成員と言ってもここで見る二人は私たち普通の学生と変わらないように見える。
彼女たちが所属する結社に所属しないという選択をした以上……いつか忘れて別れることになるんだろうが
その時まではもうちょっと仲良くしたいなと…私は単純にそう思い、
席へと戻った
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] 雪音クリス : 『UGN的日常のスタート』登場:自由
[メイン] 雪音クリス : 54+1d10 登場/リザレクト (54+1D10) > 54+8[8] > 62
[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 54 → 62
[雑談] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率B : 0 → 1
[メイン] 池野楓 : 45+1d10 登場/リザレクト (45+1D10) > 45+4[4] > 49
[メイン] system : [ 池野楓 ] 侵蝕率 : 45 → 49
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 47+1d10 登場/リザレクト (47+1D10) > 47+7[7] > 54
[メイン] system : [ 藤丸ぐだ子 ] 侵蝕率 : 47 → 54
[メイン] 雪音クリス : 「……で、あたしらはレポートの為に色々探るわけだけどよ」
[調達] system : [ 藤丸ぐだ子 ] 財産点 : 16 → 14
[メイン] 雪音クリス : 「藤丸、手伝ってくれなくても別に良いんだぜ?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ありがとう。でもクリスちゃんにはあの時助けられたしあのバス事故は普通に生きる分にも怖いから私にできる範囲なら手伝うよ」
[メイン] 雪音クリス : 「……ん、センキュー。そろそろ楓が来るから、合流したら調査開始だ」
[メイン] 池野楓 : 「お、いたいた」
[メイン] 池野楓 : 向こう側からやってくる、片手にはミルク味のソフトクリーム。
[メイン] 池野楓 : ……ふふん、いい顔してるね、クリス。
[メイン] 池野楓 : そうだよ、それが、"日常"だよ。
[メイン] 池野楓 : 温かいでしょ。
[メイン] 池野楓 : ぺろり。うん、美味いねこのソフトクリーム。
[メイン]
雪音クリス :
「…やっぱり仕組んでやがったか」
ったく……相変わらず頭じゃ敵わねぇな
[メイン]
池野楓 :
「ん~?何のことやら~」
ニヤニヤしながら。
[メイン]
池野楓 :
「……さて、そろそろお仕事の時間だよ」
ソフトクリームを舐めながら。
[メイン] 池野楓 : 真剣な表情に。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「こんにちは、楓さん。なんかクリスちゃんがあのバス炎上について調査したいって言ってるんで私も助けてもらった恩返しと単純に気になるんで手伝おうかと思って来たんですけど…大丈夫だったでしょうか?」
[メイン]
池野楓 :
「オフコ~ス!」
ぐだ子にグッジョブサイン。
[メイン]
池野楓 :
いやぁ~、ぐだ子ちゃんはほんっと、いい子だねぇ~。
芯がしっかりしてる!
[メイン2] system : [ 深月フェリシア ] 侵蝕率 : 37 → 45
[メイン] 池野楓 : ニコニコしながら、クリスの方を向き。
[メイン] 池野楓 : 「それじゃあ、教えて貰えるかな」
[メイン] 池野楓 : 「矢神くんについて」
[メイン2] system : [ 佐倉千代 ] 侵蝕率 : 41 → 46
[メイン]
池野楓 :
楓の口から唐突に飛び出た人物名。
必要であろうという、楓の直観の下、発言。
[メイン] 雪音クリス : 「(……後から気付いたけど、矢島、じゃねえんだよな)」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「あいつですか? 別に大丈夫ですけど……もしかしてあいつもオーヴァードとかそういうことなんででしょうか?」
[メイン] 池野楓 : ……あ、なんか耳元真っ赤だ。
[メイン] 池野楓 : 「ん~?いや、そこはまだ分からないね」
[メイン] 池野楓 : 「ただの直観さ、それ以上でもそれ以下でもないよ」
[メイン] 池野楓 : 「まぁ、これがね、《ノイマン》なんだよ」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「へー…なるほど…」
直観。何の根拠もない話だと聞いて少し安心する。なんとなくだけどオーヴァードにはならない方がいい気がするから
[メイン] 池野楓 : ぐだ子ににこにこ笑いながら。
[メイン] 雪音クリス : 3dx+1 (3DX10+1) > 7[3,3,7]+1 > 8
[メイン] 池野楓 : 「大丈夫、ぐだ子ちゃんが信じてる相手なのだとしたら、そんな悪い奴じゃないだろうさ」
[メイン] 池野楓 : 私の直観だって、外れる時は外れるしね~。
[メイン]
雪音クリス :
「……コレが情報だ、楓」
カバンからノートに偽装した資料を取り出すと、手渡し、また席に着く
[メイン] 池野楓 : 「お、さんきゅ~! ……おお、綺麗に纏めてあるね、優秀優秀!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「いやあ…悪いかいいかのどっちかで言えば悪い奴だとは思いますけど…まあそこまで大したことができるやつではないですね」
[メイン] 池野楓 : 「うんうん、それなら私も信じるよ」
[メイン] 池野楓 : パラパラパラパラと、クリスのノートを高速でめくりながら。
[メイン]
GM :
「矢神について」 噂話、UGN 8
ぐだ子や真花と同級生のクラスメイト。男性。
これといった特徴は何もない生徒だが、どこか他者との間に壁がある。
何かと一人で抱え込む癖があるようだ。
[メイン] 池野楓 : 「ふむ」
[メイン] 池野楓 : 「よくいる男子学生だね」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まあ大体そんな感じのやつです。放っておくとなんかふさぎ込んでたりするんで時々声かけてやんないと心配なんですよ」
[メイン] 雪音クリス : 「よくいる……のか、なんかマーボとか、バイト代とか言ってたけどよ」
[メイン] 池野楓 : 「へぇ~?ぐだ子ちゃんは優しいね」
[メイン] 池野楓 : うんうんと、満足そうに頷きながら。
[メイン] 池野楓 : 「マーボ?ああ、ガチャのやつか」
[メイン] 池野楓 : 「クリスにも後で教えるよ、ソシャゲ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「優しいですか…そう言われるんならそうですね多分」
[メイン] 雪音クリス : 「そしゃげ……?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「バイト代をガチャにつぎ込むぐらいはあいつに限らずよくいるよクリスちゃん」
[メイン] 池野楓 : 「うん、だってぐだ子ちゃんはね、ちゃーんと人のことを見て、それでいて友達になれる、例えどんな人でも」
[メイン] 池野楓 : 「いかにも怪しげな私とだって、こーんな風にお喋りできちゃってるんだしね~」
[メイン] 雪音クリス : 「……ああ、そういえば……自然すぎて気付かなかったけど」
[メイン] 池野楓 : ……クリス、うん……色々教えてあげないとね。
[メイン] 池野楓 : なんていうか……胸が痛いねぇ。
[メイン] 池野楓 : 「クリスとこんな直ぐ仲良くなれちゃうのも流石だよね」
[メイン]
池野楓 :
「私の時なんか、ずっと警戒されてて、ねぇ?」
ニヤニヤしながらクリスを見る。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そうなんですか?」
[メイン] 雪音クリス : 「……あー」
[メイン]
池野楓 :
懐かしい記憶だよ、うんうん。
と、しみじみする楓。
[メイン] 雪音クリス : 「……荒れてたっつーのが平たい言い方だよな、やっぱ」昔の自分を思い返したのか、顔を顰めている
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「荒れてたのかー」
[メイン] 池野楓 : 「そうだよ~?もうねぇ、私を噛みつく勢いだったのさ!」
[メイン] 池野楓 : 「ノイマンいじめはやめておくれ~筋力では勝てないのさ…トホホ」
[メイン] 池野楓 : わざとらしく泣く演技をする。
[メイン] 池野楓 : 「……おっと、そういえば」
[メイン] 池野楓 : ぐだ子の方を向き
[メイン] 藤丸ぐだ子 : !
[メイン] 池野楓 : 「学校での綾瀬ちゃんの調子、どう?」
[メイン] 池野楓 : 「元気そうかな?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ええとですね…」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : なんか5DXだけだと不安だから援護の風使ってダイス4つ増やして調査したことにしていいかな?
[メイン] 池野楓 : 全然アリ!
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 援護の風使用
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 9dx>=10 綾瀬について 情報噂話 (9DX10>=10) > 9[1,3,6,6,7,7,8,8,9] > 9 > 失敗
[メイン] system : [ 藤丸ぐだ子 ] 侵蝕率 : 54 → 56
[メイン] 池野楓 : ゆけ!財産P!
[メイン] 藤丸ぐだ子 : ガチャ用資金を溶かす
[メイン] system : [ 藤丸ぐだ子 ] 財産点 : 14 → 13
[メイン] GM : OK
[メイン]
GM :
「綾瀬について」 噂話、UGN 10
ぐだ子や矢神のクラスメイトの女子。
明るく活発で優しい性格の少女。
オーヴァード適格者である可能性があり、FHは彼女を狙っている。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「元気でしたけど…なんか最近誰かに狙われているようでって言ってまして…なんかこわがってましたね」
[メイン]
池野楓 :
「………なるほどね、とすると……FHか」
顎に手をやり。
[メイン] 池野楓 : 狙うとしたら誰?
[メイン] 池野楓 : このN市で活動するFHエージェント達は
[メイン] 池野楓 : ただのオーヴァード適正の高い女子学生のためだけにテロ活動する、というのは、いない。少なくとも楓の脳内辞書では、そうだ。
[メイン] 池野楓 : とすると……。
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : 「シューラ・ヴァラについて」 裏社会、UGN 12
[メイン] GM : おk
[メイン] 池野楓 : (2+0)dx+1>=12 <情報:UGN> (2DX10+1>=12) > 6[2,6]+1 > 7 > 失敗
[メイン] 池野楓 : 財産P5消費、ぐあああ
[メイン] system : [ 池野楓 ] 財産P : 6 → 1
[メイン]
GM :
「シューラ・ヴァラについて」
ディアボロスによって覚醒を促されたFHエージェント。
あまり積極的にFHの活動に参加しているエージェントではないらしい。
ディアボロスとは何かの理由で協力体制のようだが、理由は不明。
[メイン] 池野楓 : 「──────────。」
[メイン] 池野楓 : 「わかんないや」
[メイン] 雪音クリス : ずこーっ
[メイン] 池野楓 : へらへらと、ぐだ子、クリスに笑う。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「残念ですけど…まあ情報これだけだと仕方ないですよね」
[メイン] 雪音クリス : 「わかんねぇなら、溜めて言うんじゃねぇよ……」椅子から地面に転がっている
[メイン] 池野楓 : 「いやぁ~あはは、シューラ・ヴァラっていうFHエージェントがいてねぇ、ちょーっとこの事件に関わってんのかな~って思ったんだけどさ」
[メイン] 池野楓 : 「私の直観によると」
[メイン] 池野楓 : 「FHの活動には消極的なんだとさ」
[メイン] 池野楓 : 「そんな奴がバス爆発させるかな~?ってねぇ」
[メイン] 池野楓 : …………………。
[メイン] 池野楓 : まぁ、私の"予感"は、また違うマップを描いているわけだけど。
[メイン] 池野楓 : ちょっと、嫌な未来なんだよね。
[メイン] 池野楓 : そんなことペラペラ話してもしょうがないっしょ。
[メイン]
池野楓 :
それにぐだ子ちゃんは、この通り日常に溢れた日々を送っている。
うん、不安にさせるようなことは言うべきじゃあないね。
[メイン] 池野楓 : こういうのを何とかするのが、UGNの仕事。
[メイン] 池野楓 : エージェントの仕事。支部長の仕事。
[メイン] 池野楓 : 最悪、私がなんとかしますかねぇ……。
[メイン] 池野楓 : 少なくとも……ぐだ子ちゃんのみならず
[メイン] 池野楓 : クリスに、千代ちゃんにも毒になるかもしれない。
[メイン] 池野楓 : 「ま、そういうことで」
[メイン]
池野楓 :
「今日は解散にしましょうや」
へらへら笑いながら
[メイン] 雪音クリス : 「……はぁ、これだから頭の硬ぇノイマンは」ボソりと呟くと、メモへとなにかを書き込み小さく畳むと……
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「そうですね…今のところ私にできることは気を付けて生活するしかなさそうですし」
[メイン] 雪音クリス : 楓のポケットにメモを放り、席を立つ
[メイン] 雪音クリス : 「ま、今日はこれ以上探っても怪しいだろうしな」大きく伸びをして
[メイン]
池野楓 :
聞き捨てならぬ言葉を~……!
……おっとぉ……?
……………ふむ。
[メイン] 池野楓 : 「そゆこと、それじゃぐだ子ちゃん」
[メイン] 池野楓 : 「クリスのこと、今後もよろしくぅ!」
[メイン] 池野楓 : 冗談めかすように。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ああ、そうですね。クリスちゃん。せっかくだし護衛ついでに一緒に帰らない?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「この街の案内もしたいしさ」
[メイン] 雪音クリス : 「……ああ、今日はよろしく」
[メイン] 雪音クリス : 「楓も、また後でな」
[メイン]
池野楓 :
「あいよ~」
ニヤニヤしながら、手を振る。
[メイン] 池野楓 : 踵を返し、ポッケに手を入れ、そのまま歩いていく。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「またね~~~楓さん。じゃあ行こうかクリスちゃん」
[メイン] 雪音クリス : 「ん……じゃ、案内頼んだぜ。藤丸」
[メイン] 雪音クリス : 「あたし、この辺詳しくねぇんだよな」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「うんじゃあまずはおいしいデザートがあるお店でも教えてあげるよ」
そう言って夕焼けの街をクリスちゃんを連れて私は歩き出していった
[メイン] 雪音クリス :
[メイン] 雪音クリス : メモには走り書きでこのような事が記されている
[メイン] 雪音クリス : 『答え合わせが必要だ、こっちも察しはついてる、一人で動くな。』
[メイン]
雪音クリス :
・ピーマン・タマネギ
・キャベツ・焼肉用のタレ
・肉xxxg
[メイン]
雪音クリス :
慌てて書いたせいか。
買い物用メモの裏側に書き込んだらしい
[メイン] 雪音クリス :
[メイン] GM :
[メイン] GM : trigger 「遭遇」 登場:最初ぐだ子だけ
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 56+1d10 登場/リザレクト (56+1D10) > 56+10[10] > 66
[メイン] GM :
[メイン] system : [ 藤丸ぐだ子 ] 侵蝕率 : 56 → 66
[メイン] GM : 丁度、一人になったタイミングだった。夕暮れ時。
[メイン] GM : あのバス事故の時のように、雨が降っていた。
[メイン] GM : その時、突然。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : !
[メイン] オールバックの男 : 「藤丸君だね」
[メイン] オールバックの男 : 傘を差した、白いスーツにオールバックの男が、微笑みながら声をかけてきた。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「誰だ!?(^^)誰だ!?(^^)」
[メイン] オールバックの男 : 「失礼、私の名前は春日恭二」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「は、はあ……」
[メイン] 春日 恭二 : 「シューラ・ヴァラとの取引により、君を迎えにきた」
[メイン] 春日 恭二 : 「『力』については、もう自覚はあるかね?」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「シューラ・ヴァラ……!?」
さっき楓さんが言っていたFHエージェント…つまり目の前の不審者は…
[メイン] 春日 恭二 : 「彼は匿名希望だそうなのでね、仔細は語れない」
[メイン] 春日 恭二 : 「まぁ、君の未来を憂う人物とだけ語っておこうか」
[メイン] 春日 恭二 : 「悪い話じゃあない、君はUGNとはもう関りがあるようだね?」
[メイン] 春日 恭二 : 「我々FHの事はどうせ『悪の組織』とでも紹介されているんじゃないかな?」
[メイン] 春日 恭二 : 雨の中、逆光で視線が隠された眼鏡を軽く掛けなおして、春日は笑った。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
誰だかわからないが勝手に憂えてもらっても大きなお世話だ
いや、今考えるべきはそんなことじゃない
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
まともに生きていたければ目の前の男から一秒でも早く逃げたほうがいい
本能が直感していた
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「……わ、私、怪しい勧誘は結構です」
そう言って私は不審者から背を向けて逃げ出した
[メイン] 春日 恭二 : 「君はそのままだと殺されるぞ」
[メイン] 春日 恭二 : そう、その背に声を投げかけた。
[メイン] 春日 恭二 : 「少し、私の話を聞かないかね? UGNについて、少し教えてあげよう」
[メイン] 春日 恭二 : 「興味はないかね? 君の命に関わる事だ」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「……わかったよ」
いったん足を止め、振り向く
奴の言葉を信じたわけではない
なんとなくだがこいつはあのバス事故にかかわりがある気がする
そう考えなおした私は言葉だけでもきこうと思い奴に向き直った
[メイン] 春日 恭二 : 「賢明だね」
[メイン] 春日 恭二 : そういって、ボイスレコーダーのようなものを軽く投げて寄越す。
[メイン] 春日 恭二 : 「それの表示をまず見て欲しい、何、怪しいものじゃあない。軽く手に取ってデジタル計を見てくれるだけでいい」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
手に取った瞬間…爆死するかもしれない
そう思った私は恐る恐る手に取った
[メイン] 春日 恭二 : そこには、66%と数字が表示されていた。
[メイン] 春日 恭二 : 「それが君の侵蝕率だ。どれだけオーヴァードとしての力が活性化されているかの目安とでも思ってくれ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「へ、へ~……」
[メイン] 春日 恭二 : 「それが100を越えて一定時間が経過したら、UGNは君を捕縛し、凍結……つまりは無理矢理コールドスリープ状態にする」
[メイン] 春日 恭二 : 「君に拒否権はない」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
フェリシアさんが言ってたことが頭によぎる
彼女はそれについて言ってたのか…
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……そう」
[メイン] 春日 恭二 : 「君は既に身元が割れていて、監視までついている。そのままでは遠からず凍結になるだろう」
[メイン] 春日 恭二 : 「UGNは日常を守る組織と聞いていたはずだ、それはある意味で間違っていない。だがね」
[メイン] 春日 恭二 : 「彼等が守る日常は『彼等の尺度で人と認めた者だけ』だ」
[メイン] 春日 恭二 : 「その数字が100%を越えて一定時間が経過したら、その尺度には収まらなくなる。つまりはだ」
[メイン] 春日 恭二 : 「彼等の胸先三寸で、君の日常はズタズタにされるってことだ」
[メイン] 春日 恭二 : 「……だが、我々FHは違う。そんなつまらない数字でオーヴァードの身柄を強制的に拘束などはしない。自由だ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そう……」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : だから勧誘しに来たってことか…
[メイン] 春日 恭二 : 「君と綾瀬真花はオーヴァードとしての適性が高い。つまりは、一度覚醒してしまえば侵蝕率はかなりあがりやすいといっていい」
[メイン] 春日 恭二 : 「そして、覚醒は最早時間の問題だ。人類は既に8割がレネゲイドウィルスに感染している。発症のタイミングがわからないだけだ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「私だけじゃなく綾瀬さんも……」
[メイン] 春日 恭二 : 「シューラ・ヴァラは私に君達二人の保護を求めている」
[メイン] 春日 恭二 : 「その見返りとして、私は彼の活動区であるこの街に介入する権利を一度だけ『買った』のだ」
[メイン] 春日 恭二 : 「……まぁ、私のやり方は彼も気に入らなかったようだがね」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……買ったって何をしたのさ?」
[メイン] 春日 恭二 : 「例のバス事故さ」
[メイン] 春日 恭二 : にやりと笑った。
[メイン] 春日 恭二 : 「死者はでなかったろう? 君の力によって」
[メイン] 春日 恭二 : 「手荒な方法だが、一番手っ取り早かったんでね」
[メイン] 春日 恭二 : 「シューラ・ヴァラは御冠のようだったが、まぁ取り引きは取り引きだ、『悪魔と取り引き』をする以上は多少は我慢して貰わなければね」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……なんでそんなことをしたの……痛かったんだよ? 死ぬかもしれないと思ったんだよ? なんでそんなこと平気で言えるの?」
[メイン] 春日 恭二 : 「歯医者と大差ないと思いたまえ、痛くてもなんでも治療は治療さ」
[メイン] 春日 恭二 : 「本当に殺されるよりはマシじゃないかね? UGNは本当に殺すぞ」
[メイン] 春日 恭二 : 「凍結は未来への希望であると宣いながらね」
[メイン] 春日 恭二 : 「治療法が確立どころか、研究もロクに進んでいない病気の患者をそうして何人も彼等は凍結施設に放り込んできた」
[メイン] 春日 恭二 : 「入って出たものは無論まだ誰もいない」
[メイン] 春日 恭二 : 「氷の棺さ」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
腹立たしいことに目の前の男が嘘を言っている気はしなかった
男なりに本当のことの側面を言っているのだろう
でも、だからと言って目の前の男に自分と綾瀬さんの運命をゆだねる気にはなれない
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「歯医者って言ったよね? 私は治療してなんて頼んだ覚えないよ? 何で勝手にそんなことしたの?」
[メイン] 春日 恭二 : 「じゃあ君は放っておいたら死ぬ怪我人や病人を『頼まれていないから』といって見過ごすかね?」
[メイン] 春日 恭二 : 「あのバス事故の現場でそれが出来たかね?」
[メイン] 春日 恭二 : 「私なりの『善意』だよ。君達が無自覚に覚醒し、侵蝕率が徒にあがって100%になってからUGNに捕捉されれば、向こうも監視なんて手ぬるいことはいわないだろう」
[メイン] 春日 恭二 : 「だったら、先にさっさと覚醒させて、『現状の自覚』を促す方が良いとは思わないかね? 遅かれ早かれ、君や綾瀬君は覚醒する運命だったのだから」
[メイン] 春日 恭二 : 「君の力の性質はある程度わかっていた、手段こそ手荒だったが、死者がでないことはわかっていたのだよ。君がいたからね」
[メイン] 春日 恭二 : 「君がいなければ……あのバス事故は私も強行はしなかった。手間の方が勝るからね」
[メイン] 春日 恭二 : 「『大事な一回』は『とっておき』で使わなければ勿体ないじゃないか」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「善意ね……なるほど」
確かにあの時無自覚に力を振り回した私は目の前の男と変わらないのかもしれない。
でも…あんなことを善意などと抜かした目の前の男に私は…ムカついた
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
この男をこのままにしてはいけない
善悪とかじゃない…単純にムカついたからだ
結果的に人が死なないからバス事故を起こしたけど善意だから許してくれってなんだそれ
[メイン] 春日 恭二 : 「断言するが」
[メイン] 春日 恭二 : 「あそこで『抱擁』のエフェクトを躊躇いなく使う君に、UGNに居場所はない」
[メイン] 春日 恭二 : 「君と私は『同類』だ」
[メイン] 春日 恭二 : 「あのエフェクトは低くない確率で蘇生した相手を覚醒させる。覚醒したらUGNの基準では統計で5割がジャーム化……つまりは凍結対象になるとデータが出ている」
[メイン] 春日 恭二 : 「『助けたという結果』をあの組織は重要視しない」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「だろうね…貴方と私は同類な気がする。善意とかわがままとかで好き勝手なことをやる人間だ」
[メイン] 春日 恭二 : 「共感して貰えたようで嬉しいよ」
[メイン] 春日 恭二 : にやりと、春日は口元を歪めた。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「だから……こうするよ!」
声なき声でここに春日恭二なる怪しい奴がいるとクリスちゃんたちに知らせながら春日に殴りかかる
[メイン] 春日 恭二 : 「おっと」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ちぇっ、外したか」
[メイン] 春日 恭二 : 軽く、一歩後ろに下がるだけで、春日はその拳を躱し。
[メイン]
??? :
「……ヒュー、やっぱりやるじゃん、お前」
遠方の高台に、赤い衣を纏った射手が一人
[メイン] 池野楓 : 49+1d10 登場/リザレクト (49+1D10) > 49+3[3] > 52
[メイン] 春日 恭二 : 「おや?」
[メイン] system : [ 池野楓 ] 侵蝕率 : 49 → 52
[メイン] 深月フェリシア : 45+1d10 登場/リザレクト (45+1D10) > 45+1[1] > 46
[メイン] system : [ 深月フェリシア ] 侵蝕率 : 45 → 46
[メイン] 雪音クリス : 62+1d10 登場/リザレクト (62+1D10) > 62+3[3] > 65
[メイン] 佐倉千代 : 46+1d10 登場/リザレクト (46+1D10) > 46+9[9] > 55
[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 62 → 65
[メイン] system : [ 佐倉千代 ] 侵蝕率 : 46 → 55
[メイン]
池野楓 :
「───────やぁやぁディアボロスさん」
飄々と、それでいて、冷たく。
[メイン] 深月フェリシア : ───声が聞こえた。
[メイン] 春日 恭二 : 「これはこれは、大勢でお出ましだ」
[メイン]
深月フェリシア :
この声は、まさしくあいつのもの。
何が起こってんだ……?
[メイン]
雪音クリス :
「まっさか、ディアボロス相手に素手で殴りかかるなんてな!」
[メイン] 池野楓 : かつ、かつ、と靴音を慣らしながら。
[メイン] 佐倉千代 : 「空耳かもしれないけど、声が聞こえた!」
[メイン] 深月フェリシア : 「オイぐだ子、何が─────」
[メイン] 池野楓 : 夜風にコートが揺らめく。
[メイン] 春日 恭二 : 「ようこそ、UGN諸君。晴天とはいかないが、まぁお互い『日陰者同士』だ」
[メイン] 春日 恭二 : 「雨天がせいぜい似合いだろう」
[メイン]
深月フェリシア :
足をかけて走る…が。
そこに居たのは…。
[メイン] 春日 恭二 : 「そういう意味では、『良い天気』といえるだろうね」
[メイン] 深月フェリシア : 「……”ディアボロス”……」
[メイン] 深月フェリシア : 傘を落とす。
[メイン] 春日 恭二 : フェリシアの言葉に、嬉しそうに微笑む。
[メイン] 春日 恭二 : 「覚えていてくれたとは光栄だ」
[メイン] 池野楓 : 「……フェリシア、抑えてね」
[メイン]
雪音クリス :
テロリスト相手にハナから問答無用。
レッドテンペストを構え、照準を定める
[メイン] 佐倉千代 : フェリシアさんの言葉を聞いて、あの人が…と春日の方を見る
[メイン] 池野楓 : ……さーて、予想は的中っと。
[メイン] 池野楓 : 「いいよクリス」
[メイン]
深月フェリシア :
傘が跳ねて、ぱしゃ、と音がする。……しかし聞こえない。
……
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「こいつだよ…あのバス事故を起こした奴。自分から言ってくれた。そんで私は私にケガをさせておいて善意だとか偉そうにぬかしたこいつの態度に腹を立てて殴り掛かったんだ」
[メイン] 深月フェリシア : ……『フェリシア、抑えてね』
[メイン] 深月フェリシア : 「っ、ぁ……」
[メイン] 春日 恭二 : 「『傭兵(マーセナリィ)』君、元気そうで何よりだよ」
[メイン]
池野楓 :
対話不能。
これまでに何度も、何度も何度も試みたことはある。
だがそれでも、ディアボロスは曲がらない、折れない。
[メイン] 池野楓 : 「ふふ、さすがぐだ子ちゃんだ」
[メイン] 深月フェリシア : 持った大槌を握るが、”我慢”する。
[メイン] 池野楓 : まぁ、なんだろう。
[メイン] 池野楓 : ごちゃごちゃ言ってるけど。
[メイン] 池野楓 : 聞く必要無いからね。
[メイン] 深月フェリシア : 「……そう、だよ!!お前を取り逃した傭兵だ!」
[メイン] 雪音クリス : 「ああ、全部聞いてた。お陰で随分と……狙いが絞れた」銃爪を引いた
[メイン] 池野楓 : 私がまず考えるべきは……。
[メイン] 池野楓 : とりあえずは、この状況の打破。
[メイン] 春日 恭二 : 銃弾は当然音速を超える。故に、音が響いた時には既に春日にその凶弾は届いている。
[メイン] 春日 恭二 : しかし。
[メイン] 深月フェリシア : ぶっ潰してや……『抑えてね』
[メイン] 深月フェリシア : 「……ぐ、が、ぅ……」
[メイン]
雪音クリス :
火薬が炸裂する轟音に合わせ、空気の壁を叩き割りながら突き進む鉛玉……しかし、その破壊力は…
[メイン] 池野楓 : フェリシアは駄目。頭に血が上っている。
[メイン] 池野楓 : 「……うん、いい子だよ、フェリシア」
[メイン] 春日 恭二 : 「『日常の守護者』が先に手出しとは恐れ入る」
[メイン] 春日 恭二 : 指先、中指と人差し指の間に。
[メイン]
深月フェリシア :
……フェリシアは突っ走ることはない。
……代わりに、ハンマーを握ることもない。
[メイン] 春日 恭二 : ……弾頭が挟まれている。
[メイン] 池野楓 : 真っ直ぐ、春日の動向を観察する。
[メイン] 雪音クリス : 「……カッコつけたな?バカめ」
[メイン] 雪音クリス : 《水晶の剣》
[メイン] 深月フェリシア : 「ぅぁ……」
[メイン] 雪音クリス : 弾頭にコーティングされた水晶を一気に炸裂させる
[メイン] 春日 恭二 : 「カッコつけ? 違うね」
[メイン] 春日 恭二 : ワーディングが展開され、次の刹那。
[メイン]
池野楓 :
言うは易く行うは難し。
……うん、本当に良い子だよ、フェリシア。
[メイン] 池野楓 : 「……おっと」
[メイン] 春日 恭二 : クリスの目前に、春日がいた。
[メイン] 春日 恭二 : 「これは『余裕』というのさ」
[メイン]
深月フェリシア :
……オレは、オレは……
クソ、くそぉ……我慢、しないと……でも……
オレは、あいつを……
[メイン]
雪音クリス :
「………マンガで見たぜ、それ」
アンタと同じ眼鏡だった……と皮肉を続けようとして
[メイン] 深月フェリシア : 思考がぐちゃぐちゃになったまま、頭を抱えて唸る。
[メイン] 春日 恭二 : 炸裂した弾頭ごと、拳を振るい、銃口に叩き込む。
[メイン] 春日 恭二 : 当然、春日の腕も消し飛び、なくなるが。
[メイン] 春日 恭二 : 「支部長君、良いエージェントを飼っているじゃあないか」
[メイン] 春日 恭二 : 「ワーディングなしでの攻撃、実にFH向けだ」
[メイン] 春日 恭二 : 「うちに引き取らせないかね?」
[メイン] 池野楓 : フン、と鼻で笑う。
[メイン] 池野楓 : 「やってみれば?」
[メイン] 春日 恭二 : そう笑った時には……既にその消し飛んだ腕は傷一つなく再生し、五指を揃えて眼鏡を軽く直していた。
[メイン]
雪音クリス :
「がァッ……!?」
銃口越しに拳を受け止め、後方へと一気に吹き飛ばされた
[メイン] 深月フェリシア : ああ、すぐ目の前にいる!!ハンマーを握って、ぶん殴るべきだ!!
[メイン] 池野楓 : 「私の教えの方が強い自信、あるから」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「クリスちゃん…!大丈夫!?」
[メイン] 雪音クリス : 「……は、ははっ。この程度なんでもねぇよ」
[メイン] 深月フェリシア : 「っ、ぁぁ…クソ!」
[メイン] 池野楓 : 後方へ下がるクリスを横目で見て、その無事を確認。
[メイン] 佐倉千代 : あっちこっちで色々起こっているのでオロオロしている
[メイン] 池野楓 : 「…………フェリシア」
[メイン] 池野楓 : 《アドヴァイス》
[メイン] system : [ 池野楓 ] 侵蝕率 : 52 → 56
[メイン] 池野楓 : 「相手にするな」
[メイン] 深月フェリシア : ハンマーを振りかぶり、”ディアボロス”に振ろうと……
[メイン] 深月フェリシア : ぴた。
[メイン] 雪音クリス : 「普段から、こんな暴れ馬振り回してんだ、パンチなんざチャチで……相手してらんねーよ」衝撃で抜けた歯を明後日の方向に吐き飛ばす
[メイン]
深月フェリシア :
その動きは止まる。
……楓の助言によるものだ。
[メイン] 雪音クリス : 「……いい判断だな、ありゃあ個人でかかって勝てる相手じゃねぇ」
[メイン] 深月フェリシア : 「……でも!」
[メイン] 池野楓 : ……うん、やっぱりいい子だよ。
[メイン] 池野楓 : 「……分かってるさ」
[メイン] 池野楓 : 「憎いよね」
[メイン] 池野楓 : 「殺してやりたいよね」
[メイン] 池野楓 : 「でも、駄目だよ」
[メイン] 深月フェリシア : 「っ、ぐぅ……」
[メイン] 深月フェリシア : 駄目だよ、その言葉が脳を飛び交って。
[メイン] 深月フェリシア : 「…………」
[メイン] 池野楓 : 「さて、ディアボロス」
[メイン] 深月フェリシア : ハンマーを、下ろす。
[メイン] 池野楓 : 「お引き取り願えるかな」
[メイン] 雪音クリス : 「……気持ちは痛いほどわかる、が。今は楓に従え。アイツは生半可な相手じゃねぇ」
[メイン] 池野楓 : ───少なくとも、アレだ。
[メイン] 池野楓 : ぐだ子ちゃんがいるこの場所での戦闘は避けたい。
[メイン]
深月フェリシア :
クリスの言葉が聞こえているのか、わからない。
…反応もせずに俯いて。
[メイン] 池野楓 : それにディアボロスだって、言う程アホじゃないっしょ。
[メイン] 春日 恭二 : 「勿論だ。私も手荒な真似は本意ではない」
[メイン] 春日 恭二 : 「効率的なら、それを選ぶことも辞さないだけでね」
[メイン] 池野楓 : 5人のオーヴァード相手に、まさかこのまま戦うなんて選択肢、取りませんよねぇ。
[メイン] 深月フェリシア : ……なんで、こいつはこんなに冷静なんだ?
[メイン] 春日 恭二 : 「お互い『オーヴァード同士』だ、本来我々は仲間なんだ」
[メイン] 深月フェリシア : …オレはこいつをぶっ潰したいのに、その気持ちがあいつ以下だって言われてるようで。
[メイン] 春日 恭二 : 「仲良くしたいところだ、理解は余りされないがね」
[メイン] 池野楓 : 「そりゃあ、ね」
[メイン] 池野楓 : 「"人間"を仲間外れにするんだから」
[メイン] 深月フェリシア : 「……そんなの……おかしい……お前らが勝手に奪ってくんだろ…」
[メイン] 春日 恭二 : 「ふふ、それは違う、『傭兵』君」
[メイン] 春日 恭二 : 「奪うのではない、『区別』だよ、これは」
[メイン] 深月フェリシア : 「……あ…?」
[メイン] 雪音クリス : 「……」
[メイン] 春日 恭二 : 「君達もやっていることだ、尺度が少しばかり違うだけでね」
[メイン] 雪音クリス : 「嗚呼、やっぱり言ったか……」
[メイン] 春日 恭二 : 「我々は少なくとも、大義名分と偽善を振りかざして凍結などはしない。そんな『奪い方』はしない」
[メイン] 春日 恭二 : 「純然たる力で『区別』するだけだ、無論、それで虐げるわけじゃあない」
[メイン] 深月フェリシア : 「…う、ぁ……そ、れは……」
[メイン] 雪音クリス : 「あたしらは少なくとも、助かるから、お前が救ったんだから別に良いだの言い訳ほざく。そんな『助け方』はしねぇよ」
[メイン] 春日 恭二 : 「そうだね、それはその通りだ」
[メイン] 春日 恭二 : ニコニコと笑って。
[メイン] 春日 恭二 : 「君達は『仕方ない』といって一人を殺して九人を助ける方が得意であるからね」
[メイン] 深月フェリシア : 俺は……俺も……同じことをしてるのか……?
[メイン] 深月フェリシア : ”あいつら”になっちまってるのか…?
[メイン] 春日 恭二 : 「大した『助け方』だ、私にはとても真似できそうにない」
[メイン] 雪音クリス : 「お前らもな、世界を変えるだのほざいて回って、結局やる事は弱い物イジメじゃねえか」
[メイン] 池野楓 : ……よく言うよ。
[メイン] 雪音クリス : 「大した『革命』だ。あたしらにはとてもできない」
[メイン] 深月フェリシア : 「っ、ぐぅ……そんな、でも……オレが……奪われたのも……変わんないだろ…!」
[メイン] 春日 恭二 : 「ふふ、まぁ、木を見て森を見られては返す言葉はないが、それはこちらも同じと言われればそうだ。そこは『見解の相違』と思っておこう」
[メイン] 池野楓 : 「……フェリシア、落ち着いて」
[メイン] 春日 恭二 : 「私はUGNという組織については敵意を抱いているが、君達には違うということは覚えていてくれると嬉しいよ」
[メイン]
深月フェリシア :
じゃあ、じゃあ……誰を信じればいいんだよ…
どうなったら、父ちゃんや母ちゃんがいなくならずに済んだんだよ…
[メイン] 深月フェリシア : 「ぅ、ぁ……か、えで……」
[メイン]
池野楓 :
さーて……口車に乗り過ぎたかな。
ちょっとばかしみんな……血が登り過ぎている。
[メイン] 雪音クリス : ……マズイな、全く隙が見えねぇ
[メイン]
池野楓 :
「私を信じて」
フェリシアに笑みを見せる。
[メイン] 春日 恭二 : フェリシアの様子を見て、にこりと笑って。
[メイン] 深月フェリシア : 「……ぅ、うん…」
[メイン] 深月フェリシア : その笑みに、縋り付くように。
[メイン] 春日 恭二 : 「『傭兵』君、いずれ君も『気付く』だろう」
[メイン] 春日 恭二 : 「私はいつでも君を迎える準備がある」
[メイン] 春日 恭二 : 「それを忘れないでいてくれると嬉しい」
[メイン]
深月フェリシア :
オレが、信じるのは……信じられるのは……
……楓しか、いない……
[メイン] 深月フェリシア : ………よな…?
[メイン] 池野楓 : 「なんていうか、アレだよ、みんな」
[メイン] 池野楓 : 「大切な奴いない奴が、言いそうなセリフじゃん、これ」
[メイン] 深月フェリシア : ディアボロスの勧誘が、頭の中にこびりついて離れない。
[メイン] 池野楓 : 「まぁ、そんなもんだよ、ディアボロスは」
[メイン] 池野楓 : 「今一度胸に手を当てて考えてほしいな」
[メイン] 池野楓 : 「何のために、私達は戦ってるのか」
[メイン] 池野楓 : 「思い出してほしいな」
[メイン] 池野楓 : ね?と笑みを見せる。
[メイン] 春日 恭二 : 楓の言葉に、「ほう」と目を細める。
[メイン] 雪音クリス : 「……はっ、ちょっと熱くなってただけだ。もう頭が冷えたよ」
[メイン] 春日 恭二 : なるほど、これは……手強い。
[メイン] 深月フェリシア : ……言われたとおりに、胸に手を当てて。
[メイン] 春日 恭二 : 彼女たちの『日常の守護者』は、『此処』にいるわけか。
[メイン]
深月フェリシア :
……オレは…なんのために。
…………復讐だよな…あいつらへの…。
[メイン] 深月フェリシア : ……でも
[メイン]
雪音クリス :
「……楓、やっぱりお前は」
今までの混沌とした場の空気は鳴りを収め、静謐な時が戻り始めた
頭を埋め尽くす怒りは、声が届いた途端。自分を固める決意へ変わる
[メイン]
深月フェリシア :
……楓だって、オレの仲間…
それに千代だって……オレがこんなありさまだったら、なんていわれるか……
[メイン] 池野楓 : ……それでこそだよ、クリス、フェリシア。
[メイン] 池野楓 : それでも守りたいものがあるなら
[メイン]
深月フェリシア :
頭を埋め尽くしていた赤色が、静まっていく…ような。
……今だけは、今は……落ち着ける……
[メイン] 池野楓 : 守り抜こうじゃないのさ。
[メイン]
雪音クリス :
──凄えよ
言葉。ただそれだけで。
悪魔の弁舌、場の雰囲気を掌握する圧力を打ち砕いた。
……こんなのが相手じゃ敵わねぇわけだよな……
[メイン] 深月フェリシア : …ハンマーを握らなくていいから…。
[メイン] 池野楓 : 「さて、そういうわけだからさ」
[メイン] 深月フェリシア : 「……クソ、オレは…行かねえからな!」
[メイン] 深月フェリシア : ディアボロスに言い切る。
[メイン]
池野楓 :
「まずは、お引き取り願えるかな?」
春日に、淡々と、そう語る。
[メイン] 春日 恭二 : 「ふふ、潮時のようだ……出来れば御名前を頂戴できるかな?」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
みんなが言っていることは私には難しくてよくわからなかった…
でも…なんだかつらそうにしてたフェリシアさんが立ち直ってくれて良かったと私は思った。
[メイン] 深月フェリシア : あれだけ頭の中を埋め尽くしていた”ディアボロス”の言葉が、パッと晴れて。
[メイン]
池野楓 :
「───────"メイプルトリック"」
飄々と、そう名乗る。
夜風にコートがゆらめっく。
[メイン] 春日 恭二 : 「ありがとう……私はオーヴァードは皆本質的に仲間であると思っている、だが、『メイプルトリック』」
[メイン]
池野楓 :
興味の集中が向かってくれるのなら、御の字だ。
この悪魔の魔の手が直接、私を殺すためだけに来るのなら、それだけで守れる命はごまんとある。
[メイン] 春日 恭二 : 「どうやら君は『敵』なようだ」
[メイン] 池野楓 : 「そうだね」
[メイン] 池野楓 : 「敵、だね」
[メイン] 春日 恭二 : 楽しそうに薄笑いを浮かべて、背を向け。
[メイン] 春日 恭二 : 「また会おう、UGN」
[メイン] 池野楓 : 同じく、踵を返し。
[メイン] 池野楓 : 「次は無いよ、FH」
[メイン] 春日 恭二 : 「それは――」
[メイン] 春日 恭二 : 「――『楽しみ』だ」
[メイン] 春日 恭二 : その言葉を残して、春日の姿が消え。
[メイン] 春日 恭二 : ワーディングが解除された。
[メイン] 雪音クリス : 「……はぁぁ、ヤバかった……!!」
[メイン] 池野楓 : 「……みんな、よく耐えてくれたね、ありがとう」
[メイン] 池野楓 : 「ぐだ子ちゃんに千代ちゃんも、大丈夫だった?」
[メイン]
深月フェリシア :
その白が、なくなって。
雨が残るのを見て。
[メイン]
佐倉千代 :
なんだか良くわからないけど帰ってくれた
みんな無事で…ってクリスさんがケガしてたような…大丈夫かな
[メイン] 深月フェリシア : 「っ、はぁ……はぁ……クソ、クソ……」
[メイン] 雪音クリス : 「なんだありゃ……仕込み含めてあっさり見切られたぞ……」
[メイン] 佐倉千代 : 「あっ…はい、私は何ともないです」
[メイン]
池野楓 :
「うん、それなら良かった」
笑みを見せ。
[メイン] 池野楓 : 「クリスも無事で良かったよ」
[メイン] 池野楓 : 「ディアボロスは……うん、やっぱり、『強敵』だからさ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「だ、大丈夫です。思わず殴りかかっちゃったけど…あいつめっちゃ強かったんですね…怪我しなくてよかった…」
[メイン] 雪音クリス : 「あんなパンチへでもねぇって言ったろ?寧ろ……反動の方がキツイか」
[メイン] 池野楓 : ……オーヴァードになり立ての2人がいる今は、交戦すべきじゃない。
[メイン] 深月フェリシア : 「……我慢、我慢……」
[メイン] 深月フェリシア : ぶつぶつと、繰り返すように。
[メイン]
池野楓 :
「ふふ」
余裕そうな表情のクリスを見て、にこにこ笑いつつ
[メイン] 池野楓 : 「……フェリシアも、本当に頑張ったね」
[メイン] 池野楓 : 「私を信じてくれてありがとう」
[メイン] 池野楓 : にっこり笑う。
[メイン] 深月フェリシア : 「…っ、うあ……うん」
[メイン] 深月フェリシア : 「…信じて、よかった……」
[メイン]
深月フェリシア :
オレに残ってるものはなんにもない。
……だからこそ、オレを気にかけてくれる楓の言葉は……
[メイン] 深月フェリシア : ”信じられた”んだ。
[メイン]
佐倉千代 :
「(フェリシアさん…さっきの人がいるとき、すっごくこわい顔になってた。…でも今はいつもと同じ感じだ)」
チラッと顔をのぞき見る
[メイン] 深月フェリシア : 「……? 千代……」
[メイン] 深月フェリシア : 「…ありがと」
[メイン]
深月フェリシア :
……そうだ、千代だって…オレのことを気にかけてくれてるんだから。
…みんなを、信じるべきなんだ…
[メイン] 深月フェリシア : 「……そうだよな、みんな、悪い」
[メイン] 雪音クリス : 「いや、しかし割と揺れてたなお前……コレで焼肉食い放題とか言われたら、落ちるかと思ったよ」悪餓鬼のような笑顔で
[メイン] 深月フェリシア : 「は、はぁ!?そんなこと……そんなこと……」
[メイン] 深月フェリシア : 「…多分、ない」
[メイン] 雪音クリス : 「ま、お前じゃ。FHでも暴れ倒して追い出されんのがオチだろうがな!」
[メイン] 池野楓 : 「……うぉ~い?フェリシアさ~ん??」
[メイン] 池野楓 : 「焼肉食い放題で堕ちたら私の出る幕ないっしょ~!?」
[メイン] 池野楓 : ここ最近ずっとお財布事情がキツいのに!!
[メイン] 深月フェリシア : 「……でも落ちなかったろ」
[メイン] 池野楓 : にへらと笑い。
[メイン] 池野楓 : 「まぁね~」
[メイン] 雪音クリス : 「……ま、考え過ぎてたんだよ。お前もあたしも」
[メイン]
深月フェリシア :
「……だからその、みんながいてくれたから…
……ありがと……」
[メイン] 深月フェリシア : 全員に、ぺこりと頭を下げて。
[メイン] 池野楓 : やっばいねーこれ。
[メイン] 池野楓 : あーーー。
[メイン] 雪音クリス : 「……おい、頭上げろよ気まずいなぁ!」
[メイン] 池野楓 : なんか涙出てきちゃいそう。
[メイン] 佐倉千代 : 「わわっそんな!助け合ってこそですよ」
[メイン] 池野楓 : 上を向く楓。
[メイン] 池野楓 : はーーーーー、フェリシアがねぇ、こーんな成長してくれて……
[メイン] 池野楓 : はぁ~~~~~~~~~~~~~~。
[メイン] 深月フェリシア : 「…ぅ、ぐ……うん」
[メイン]
雪音クリス :
「見ろ、楓を。色々と限界だ」
なんだこいつ……フェシリアの親か?
[メイン] 深月フェリシア : 二人の言葉に頭を上げて。
[メイン] 深月フェリシア : 「……上向いてどうしたんだよ?……雨、止んだけどさ」
[メイン] 池野楓 : 「………」
[メイン] 深月フェリシア : そんな楓の気持ちも考えずに、とぼけた態度で。
[メイン] 池野楓 : 「天気予報中~」
[メイン] 池野楓 : そのまま、4人に背中を向け。
[メイン] 池野楓 : 歩いていく。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「あ、その楓さん。いや皆さん」
[メイン] 深月フェリシア : 「…おい待てよ!誤魔化すな……ん?」
[メイン] 池野楓 : ぴたりと足を止める、背中を向けたまま。
[メイン] 深月フェリシア : 追いかけるようとするが、足が止まる。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「あの、ありがとうございます、助けに来てくれて。私だけだったら多分殺されてそうな気がしました」
そう言って頭を下げる
[メイン] 池野楓 : 「……にしし」
[メイン] 池野楓 : 「カッコイイっしょ」
[メイン] 池野楓 : そう言い、また歩き始める。
[メイン]
雪音クリス :
「……かっこいいよ、お前は」
小声で呟いて、後を追う
[メイン] 佐倉千代 : 「来てくれって聞こえましたからね」
[メイン] 深月フェリシア : 「……おう、頼まれたからには仕事するのが傭兵だからな」
[メイン] 深月フェリシア : そして後を追う。
[メイン]
深月フェリシア :
……もう、大丈夫だ。
オレは迷わない、だって…みんながいるからな。
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] GM : trigger 「偽りの記憶」 登場:ぐだ子
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 66+1d10 登場/リザレクト (66+1D10) > 66+8[8] > 74
[メイン] GM :
[メイン] system : [ 藤丸ぐだ子 ] 侵蝕率 : 66 → 74
[メイン] GM : 放課後、マック。
[メイン] GM : またあいにくの雨、バスは一台壊れたので待ち時間が長い。
[メイン] GM : そんなマックの二階席で、真花は溜息をついていた。
[メイン] 綾瀬 真花 : 「うーん」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「どうしたの綾瀬ちゃん」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「いや……やっぱりなんだけど」
[メイン] 綾瀬 真花 : 小首をかしげて。
[メイン] 綾瀬 真花 : 「私、絶対、クリスちゃんと前会ってると思うんだよね」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「なんで隠すのかな~?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「うーん…恥ずかしいんじゃないかな?」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「……」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「なんか前会った時はあんま覚えて欲しくない時期だったとかそう言うアレじゃない? なんかおしゃれに失敗していたとか」
[メイン] 綾瀬 真花 : 釈然としない顔で。
[メイン] 綾瀬 真花 : 「……バス事故で会った気がするんだよね、あの時、確かぐだ子もいたよね?」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「……なんか隠してない?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「えっ隠してないよ。でもバス事故の時とかに偶然会ったとかならまあなんかそんな感じの記憶になるのかもね」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「いや、でも……う、ううん、頭が……」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「あそこにクリスちゃんも乗っていたりしてたのかな…? あんまり覚えてないけど」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「な、なにか、思い出せ……う、ぐ、あ……」
[メイン] 綾瀬 真花 : 脂汗を浮かべて、額に手を当て。
[メイン] 綾瀬 真花 : 机に突っ伏す。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「わわわ…!」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「ああ、ぐぅう……く、くるし……」
[メイン] 綾瀬 真花 : 明らかに尋常な様子ではない、徐々に、その体から……甘い芳香のような香りが染み出し始める。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
(もしかしてこれが覚醒って……奴!?)
あの男の言葉が頭をよぎる
[メイン] GM : 直後。
[メイン] GM : ワーディングが展開され、店の客が全員意識を失い。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : !?
[メイン] GM : 真花も意識を失った。
[メイン] 矢神 秀人 : 「……間一髪か」
[メイン] 矢神 秀人 : そこに現れたのは……不機嫌そうな顔をした……矢神秀人。
[メイン] 矢神 秀人 : 「……薄々そうじゃねぇかと思ってたんだけど、ぐだ子、お前もか」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ワカメ、お前ここにいたの!? というか今綾瀬さんが大変で…」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……お前もか?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「分かってる」
[メイン] 矢神 秀人 : そういうと、綾瀬に近づいてきて、軽く抱き上げてしまう。簡単に。
[メイン] 矢神 秀人 : ひょろひょろで体育はいつも下から数えたほうが早い矢神が、いともたやすく。
[メイン] 矢神 秀人 : 「……こいつ結構重いじゃねぇか、体重誤魔化してたな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「お前…いつの間にそんなムキムキに……女子の体重のことは思っても言わないでやるのが情けだぞ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「気絶してんだからいいだろ。それより、ぐだ子、頼みがある」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「な、なに?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「どうせお前UGNだろ、誤魔化してくれねぇか」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「誤魔化し…?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「綾瀬は覚醒すると『手遅れ』だ、『こっち』で引き取る」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「こっちって……どっちだよ。まさかFHとか…言わないよな?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 矢神 秀人 : それには、答えず。
[メイン] 矢神 秀人 : 「……綾瀬は覚醒したら多分侵蝕率が100%を越える、覚醒させないようにするか、さっさと覚醒させて早めに訓練させて抑えるしかない」
[メイン] 矢神 秀人 : 「だけど、見ての通り半端な記憶操作じゃもう覚醒を留めるのは限界だ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「もういっそ『覚醒』させて、事情を説明したほうが良いと僕は思ってる」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……そうなの? 私、目覚めたばっかでよくわかんないけど……綾瀬ちゃんそんな状態なんだ…」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ああ……お前は運がよかったから『そっち』で大丈夫そうだけどな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ディアボロスの奴、雑な仕事しやがって」
[メイン] 矢神 秀人 : 舌打ちをして、憎々しげに言葉を吐き捨てる。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「!」
忘れもしないあの男のコードネーム
なぜそれを彼が口にできるのか…もう頭のでは嫌な予感がビシビシとしてきた
[メイン] 矢神 秀人 : 「……とりあえず、僕と綾瀬はもう『そっち』にはいけない、選択の余地はない」
[メイン] 矢神 秀人 : 「綾瀬は記憶を派手に消したらなんとかなるかもしれないけど」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……それはもう、綾瀬じゃないだろ」
[メイン] 矢神 秀人 : 記憶操作は、手段はどうあれ脳を弄るという事だ。大幅に記憶を弄れば、人格には確実に影響が出る。
[メイン] 矢神 秀人 : 当分覚醒しないレベルまで無理に記憶を弄れば、そこにいる綾瀬は恐らく、もう矢神やぐだ子の知る綾瀬ではないだろう。
[メイン] 矢神 秀人 : 憐れな記憶喪失の少女が一人、出来上がるだけだ。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そう…だろうね」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お前はまだ間に合う。博打に勝った」
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕らは負けた」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……悪いけどお別れだ」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「ちょっと待てよワカメ…まだあきらめちゃだめだよ。記憶操作もダメだろうけど善意でバスを爆発させるようなあんな男がいるところに運ぶのはもっと駄目だよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「もうアイツに頼るつもりはない」
[メイン] 矢神 秀人 : 「一度は頼ったが、こんな雑な仕事をする奴は信頼できない。僕一人でやる、ディボロスの好きにはさせない」
[メイン] 矢神 秀人 : 「これで結構僕も強いからな」
[メイン] 矢神 秀人 : ふん、と鼻を鳴らす。
[メイン] 矢神 秀人 : 「……アイツには、FH所属のオーヴァードが一人増えたって手柄だけで満足してもらうさ。それでもガタガタ抜かすならぶん殴るだけだ」
[メイン] 矢神 秀人 : バス事故の件は、矢神に相談していなかったのだろう。彼とディアボロスの間にも対立があるようだ。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「全部……一人で抱え込むつもりってこと……?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「他に手段はない」
[メイン] 矢神 秀人 : 「じゃあ……『仕方ない』だろ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「一人で考えているからそうなるんだろ……それこそUGNとかも巻き込んで考えればどうにか…なるかもしれないだろ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 首を左右に振る。
[メイン] 矢神 秀人 : 「いったろ、僕は博打に負けてる」
[メイン] 矢神 秀人 : 「『そっち』には行けない」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ガチャ運悪かったもんな……お前」
[メイン] 矢神 秀人 : 「今言うのかよそれ」
[メイン] 矢神 秀人 : くすりと、いつものように笑った。
[メイン] 矢神 秀人 : 『日常』を、惜しむかのように。
[メイン] 矢神 秀人 : 「まぁ、大爆死だよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕の侵蝕率は恒常的に三桁を越えてる」
[メイン] 矢神 秀人 : 「UGNに相談なんてしたら、その足で冷凍庫にぶち込まれておしまいさ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「で、綾瀬は記憶を派手に弄られることになる」
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕に選択肢はないんだ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……私もどうしたらいいかわかんないよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「なら、僕の言う通りにしとけ」
[メイン] 矢神 秀人 : 真面目な顔で、矢神はぐだ子の目を見て。
[メイン] 矢神 秀人 : 「ぐだ子、お前は運が良かった。UGNに捕まらないで、まだあいつらとつるんでられるってことは……『日常』にまだ留まれるってことだ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お前は無理矢理僕に綾瀬を奪われたってアイツらに言え、あとはこっちでなんとかする」
[メイン] 矢神 秀人 : 「『こっち』にお前は来るな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……このままお前に綾瀬ちゃんを渡したら綾瀬ちゃんは覚醒して…どうなるんだ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「UGNに面が割れてる以上、もうここにはいられない。一緒に転校だな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「あとは訓練させて、力の制御ができるようにする。その後はまぁ……あれだな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「綾瀬と相談だな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「とりあえず今は綾瀬自身の身の安全が最優先だ、それを確保してから、次の事は考えるよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「今のままじゃあ確実に命か人格のどっちかがヤバいんだ、まずはそれを切り抜けてからだ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……なるほどね。いい案だと思うけど……私とはもう会えなくなるね」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……なぁ、ぐだ子」
[メイン] 矢神 秀人 : 「もし、もしだ。もし、UGNが嫌になったら……そっちの『日常』にどうしてもいられなくなったら」
[メイン] 矢神 秀人 : 紙切れを渡す。
[メイン] 矢神 秀人 : 「ここに連絡しろ。力になる」
[メイン] 矢神 秀人 : 「今は一回別れるだけだ、どうせまた会える」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お互い死ぬわけじゃないんだ、生きてりゃいつか会えるだろ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……今はそれで勘弁してくれないか?」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「……わかったよ」
私はどうにかして奴を引き留めたかった
でも…今の私では何も思いつかなかった
綾瀬ちゃんの記憶か人格を犠牲にするかもしれない賭けをあいつにさせることに納得させられそうな案が全く思い浮かばなかった
[メイン] 藤丸ぐだ子 : その紙を受け取る以外に、私ができることが思いつかなかった
[メイン] 矢神 秀人 : 「……そろそろ勘付かれるな、さっきああいったけど、スマホはしばらく繋がるから」
[メイン] 矢神 秀人 : 「まぁ前みたいに気軽に連絡して来いよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「落ち着いたらこっちの連絡先も教えるよ、綾瀬だってきっと会いたがるだろうからな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「でも今は……悪いけど、ここまでだ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「じゃあな、ぐだ子」
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 : 「元気でな」
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「またな…秀人」
[メイン] 矢神 秀人 : それだけいって、矢神は綾瀬と共に姿を消した。比喩でなく、本当に。
[メイン] 矢神 秀人 : それはもう彼が「人間」の枠に収まらない存在であることを示唆していた。
[メイン] 矢神 秀人 : 『日常』の外側の住民であることを。
[メイン] GM :
[メイン] GM : ワーディングが解除されたことで喧騒が戻る。
[メイン] GM : 『日常』が、戻ってくる。
[メイン] GM : そこに、ぐだ子は一人だけ……取り残されていた。
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] 池野楓 : シーン 「渦中」 登場:任意
[メイン] 池野楓 : 56+1d10 登場/リザレクト (56+1D10) > 56+4[4] > 60
[メイン] system : [ 池野楓 ] 侵蝕率 : 56 → 60
[メイン] 深月フェリシア : 46+1d10 登場/リザレクト (46+1D10) > 46+8[8] > 54
[メイン] system : [ 深月フェリシア ] 侵蝕率 : 46 → 54
[メイン] 雪音クリス : 65+1d10 登場/リザレクト (65+1D10) > 65+6[6] > 71
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 74+1d10 登場/リザレクト (74+1D10) > 74+3[3] > 77
[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 65 → 71
[メイン] system : [ 藤丸ぐだ子 ] 侵蝕率 : 74 → 77
[メイン] 佐倉千代 : 55+1d10 登場/リザレクト (55+1D10) > 55+6[6] > 61
[メイン] system : [ 佐倉千代 ] 侵蝕率 : 55 → 61
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : ──────楓の直観が、働く。
[メイン] 池野楓 : ……動いたね、"何か"が。
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : あるファミレス店にて。
[メイン] 池野楓 : ぐだ子、クリス、フェリシア、千代は楓に呼ばれた。
[メイン] 池野楓 : 「お~い、こっちこっち~」
[メイン] 池野楓 : 視線を向けると、パフェを頬張る楓が、多人数席に座っていた
[メイン] 池野楓 : スプーンをくるくると回し、居場所アピール。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「あっ……はい」
気が重そうな表情で向かう
[メイン] 雪音クリス : 「待たせたな、で何の……先に頼んでたのかよ…」
[メイン] 池野楓 : 「いや~何も頼まないと店員さんに睨まれちゃうからね~」
[メイン] 池野楓 : 「あ、ドリンクバーいる?」
[メイン] 池野楓 : へらへらと笑いながら。
[メイン] 雪音クリス : 「……ま、そりゃそうか。いる、後ナポリタン」
[メイン] 深月フェリシア : 「………おう」
[メイン] 佐倉千代 : 「私はチーズケーキにしようかな」
[メイン] 深月フェリシア : そのままどかっと、席に座り。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「……もらいます」
何かを飲んでないと頭が落ち着きそうになかった
[メイン]
池野楓 :
「りょーかーい ……さーてと」
呼び出しボタンを押し、パフェを一旦横へズラし、テーブルへ両肘をつける。
そのまま、じっと、ぐだ子の方を見る。
[メイン] 池野楓 : 表情は飄々としたまま。
[メイン] 池野楓 : 「ぐだ子ちゃん」
[メイン] 池野楓 : 「"何か"あったでしょ?」
[メイン] 池野楓 : 楓の、いつもの直観。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「……シューラ・ヴァラ……いえ、私の友人のワカメ、矢神秀人が綾瀬ちゃんを連れ去りました」
[メイン]
池野楓 :
「────────そっか」
何とも言えない表情に。
[メイン] 池野楓 : 「理由は?」
[メイン] 池野楓 : 矢神が、絢瀬を連れ去った目的を、明確化。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「理由はもう綾瀬ちゃんの侵蝕を抑えるには選択肢が二つしかないからだそうです」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「覚醒させて訓練するか、人格が変わるほどの記憶処理か……って。……あいつはそれで覚醒させることを選びました」
[メイン] 池野楓 : 「ふぅん」
[メイン] 池野楓 : ………。
[メイン] 池野楓 : ……なんだ、これ。
[メイン] 池野楓 : この感覚……。
[メイン] 池野楓 : ……そっか、これって………
[メイン] 池野楓 : 私が、オーヴァードになる道を選んだ時と、同じ──────。
[メイン] 池野楓 : 「……UGNとしては、それはちょっと見過ごせないよね?」
[メイン] 池野楓 : クリス、フェリシア、千代の方へ視線を送る。
[メイン] 池野楓 : 「FHの戦力が増えるのは、好ましくない」
[メイン] 池野楓 : 「だから、我々が取るべき選択肢は……」
[メイン] 池野楓 : 「前者」
[メイン] 池野楓 : 淡々と、そう語る。
[メイン] 雪音クリス : 「……50%の確率で制御不能の化け物になる」
[メイン] 深月フェリシア : 「……………」
[メイン]
池野楓 :
「もしかしたら、それ以上かも」
クリスの方を向き
[メイン] 雪音クリス : 「これが事実である限り、到底受け入れられるもんじゃない」
[メイン] 池野楓 : 「高確率でジャーム、だね」
[メイン] 池野楓 : 楓の大親友だった、友の姿。
[メイン]
雪音クリス :
「……ま、どっちもそうだけどさ」
記憶消去は消去で……ああ、まったく。
[メイン] 池野楓 : 飯塚ゆずの顔が、脳裏を過る。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「もしそうなったら…綾瀬ちゃんは……冷凍庫に入れられるんですか?」
[メイン] 池野楓 : もう見ることのできない、あの笑顔。
[メイン] 雪音クリス : 救いようがねぇ、なんだこりゃ……
[メイン]
池野楓 :
「んーん」
首を横に振る。
[メイン] 池野楓 : 「幸い、まだ覚醒はしてないみたいだから」
[メイン] 池野楓 : 「強引な記憶操作を使えば、このまま一般人として日常を過ごせるかな」
[メイン] 池野楓 : 「……その代わり、ぐだ子ちゃんとの思い出は、消えちゃうかもだけど」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「やっぱり……あいつが言っていた通りなんですね」
[メイン] 池野楓 : 「……そういうことになっちゃうねぇ」
[メイン] 池野楓 : 「なんていうか」
[メイン] 池野楓 : 「綾瀬ちゃん、可哀想だよね」
[メイン] 池野楓 : ぐだ子の方を、じっと見ながら。
[メイン] 池野楓 : 選択肢が、無いのだ。
[メイン] 池野楓 : 自分で選べない。
[メイン] 池野楓 : ぐだ子は、オーヴァードになるか、それとも一般時人として暮らすか、選べた。
[メイン] 池野楓 : だが綾瀬は違う。
[メイン] 池野楓 : 自分の意志では選ぶことができない。
[メイン] 池野楓 : 決定的で、残酷な違いが、ここにある。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そう……ですね」
[メイン] 池野楓 : 「ねぇ、ぐだ子ちゃんは、どうしてみたい?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……本当のことを言いますと。私自身は、どっちでもいいんですよ」
[メイン] 池野楓 : 「……ほう」
[メイン]
雪音クリス :
「……」
ジュースのコップをストローで音を立てながら空にしていく
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「でも、もし綾瀬さんがおかしなことになったら……あいつはもう二度と帰ってこない気がしたんです……」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「だから……私、あいつが綾瀬ちゃんをさらいに来た時……止められませんでした。どうにかしてあいつを納得させらそうな案を思いつかなかったんです」
[メイン] 深月フェリシア : 「じゃあ、そのまま見過ごしていいのか?」
[メイン] 池野楓 : パフェの中を、スプーンでぐちゅぐちゅとかき混ぜながら、視線をフェリシアの方へ。
[メイン]
深月フェリシア :
ぼぉっと、話を聞いていたが。
目線をぐだ子に合わせて。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……でも、今思い返せばあいつも楓さんと同じこと思っていたのかもしれません。あいつ、他に選択肢がない、仕方ないって言ってましたから」
[メイン] 池野楓 : 「じゃあこう考えてみよっか」
[メイン] 池野楓 : 「綾瀬ちゃんは、無事、オーヴァードとして覚醒しました」
[メイン] 池野楓 : 「ジャームにはなりませんでした」
[メイン] 池野楓 : 「未知の力が手に入って」
[メイン] 池野楓 : 「それで、気が付けば」
[メイン] 池野楓 : 「自分はテロリスト組織にいました、そしてさらに、もう二度と元の日常には帰れません、表社会は歩けません」
[メイン] 池野楓 : 「そんな綾瀬ちゃんは、矢神くんにどう思うかなぁ」
[メイン] 池野楓 : イチゴパフェを、パクリと。
[メイン]
雪音クリス :
「……最悪の寝起きドッキリだな」
よそ見をしながら、ボソリと呟く
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……恐らく……いい感情は抱かないと思います」
[メイン] 池野楓 : 「だよね」
[メイン] 池野楓 : 「じゃあ、どうすればいいと思う?どうすれば、そんな感情、抱かないようになると思う?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「私の時と同じように……UGNの方で面倒を見てくれれば……超能力者に覚醒しても……覚醒する前の日常をなんとか維持できますかね?」
[メイン] 池野楓 : 「──────ん~……」
[メイン] 池野楓 : 「それは、状況次第だね」
[メイン] 池野楓 : 「矢神くんが取ろうとしている手段が何かまではまだ直観できてないけど」
[メイン] 池野楓 : 楓の想定にある、ある落とし穴。
[メイン] 池野楓 : 《不死者》
[メイン] 池野楓 : それに綾瀬がなってしまうと、もう、どうしようもない。
[メイン] 池野楓 : UGNのジャームの判断基準は100%を越えるか否かという、たったそれだけの確認方法。
[メイン] 池野楓 : いくら衝動本能を抑えきれていようが、侵蝕率100%以上での安定体は、ジャームだ。
[メイン] 池野楓 : 「だからそうだね……」
[メイン] 池野楓 : クリス、千代に目配せ。
[メイン] 池野楓 : 「もっとよーく調べてみよっか、ね?」
[メイン] 池野楓 : ぐだ子、クリス、千代に笑みを見せる。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「調べるって……どうするんですか?」
[メイン] 雪音クリス : 「……そーだよ、なにすっかわからねぇ」
[メイン]
池野楓 :
「簡単だよ~、私達が今、確認すべき点は全部で3つ!」
三本指を立てる。
[メイン] 池野楓 : 「まずは、綾瀬ちゃんの覚醒後の侵蝕率がどうなるかの予測、これは綾瀬ちゃんを直接調べれば分かるはずだよ、もしくは矢神くんに聞いてもいいかもね、彼なら知っているかも」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「あいつは…100%を超えるかもしれないと言ってました」
[メイン] 池野楓 : ─────なるほどね。
[メイン] 池野楓 : じゃ、《不死者》か。
[メイン] 池野楓 : 立てていた3本の指を降ろし、1本に。
[メイン] 池野楓 : 「じゃあ、綾瀬ちゃんは覚醒したら、どう転ぼうが、テロリストの仲間入りだ」
[メイン] 池野楓 : 「覚悟も無く、そーんな人生になってしまう綾瀬ちゃんにさ」
[メイン] 池野楓 : 「どうしたいか、聞くべきなんじゃないかな?」
[メイン] 池野楓 : 「選択肢を与えてあげるべきなんじゃないかな?」
[メイン] 池野楓 : もちろんリスクはあるさ。
[メイン] 池野楓 : そんな事実を突きつけられたら。
[メイン] 池野楓 : 不安によって侵蝕率上昇が始まるかもしれない。
[メイン] 池野楓 : そうして、自我を失ったジャームになるかもしれない。
[メイン] 池野楓 : ──────賭け、だね。
[メイン] 池野楓 : でも、まぁ、もし私が綾瀬ちゃんなら……。
[メイン] 池野楓 : 意識が飛んで、気が付けばテロリストの仲間入り!なーんてことになったら
[メイン] 池野楓 : それこそねぇ、自暴自棄になるさ。
[メイン] 池野楓 : 真っ直ぐと、ぐだ子を見つめる。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「でも……綾瀬ちゃん。意識を失っていたんですよ。どうすれば…彼女にどっちにするか選択肢を与えられるんですか?」
[メイン] 雪音クリス : 「んなもん、叩き起こして……って、唐突にエフェクトが漏れるレベルだったか……」
[メイン] 雪音クリス : 「……手段に心当たりが無いわけじゃ無いが。お前が“そう”とは限らねえしな」
[メイン] 池野楓 : イチゴパフェをパクり。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「心当たりあるの? クリスちゃん」
[メイン] 池野楓 : 視線をクリスとぐだ子、双方に。
[メイン] 雪音クリス : 「ん……まあな。お前があの現場で披露した力……あの中の一つには、ちょいと不思議な特性を持つタイプがある」
[メイン] 雪音クリス : 「“メモリーダイバー”相手の脳にアクセスして、記憶うんたらにかんしょーして、記憶を疑似的に再現する……らしい」
[メイン] 雪音クリス : 「それをお前が使えれば……話くらいはできっかもな」
[メイン] 池野楓 : ─────へぇ。さすがクリスだね。
[メイン] 池野楓 : 「答え合わせすると、ね」
[メイン]
池野楓 :
「持ってるよ、ぐだ子ちゃんは」
にっこりと笑う。
[メイン] 雪音クリス : 「!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そうだったんですか……もっと早く知っていれば……」
[メイン] 深月フェリシア : 「……そうなのか…」
[メイン] 池野楓 : 「《記憶探索者》、それに……《声無き声》まで持っている」
[メイン] 池野楓 : 「ぐだ子ちゃん、矢神くんを悲しませたくないのなら……」
[メイン] 池野楓 : 「腕の見せ所なんじゃない~?」
[メイン] 池野楓 : ニヤニヤと笑いながら。
[メイン]
深月フェリシア :
そういう”優しい奇跡”もあるんだな。
………ただもし、オレや楓のように。
選択肢が奪われるんじゃなくて、それ以外が出来るなら。
[メイン] 雪音クリス : 「……ああ、ここでバシッと決めりゃあ。アイツに一生デカい面できるぜ?」
[メイン] 池野楓 : 「そーそ、ひょっとしたら矢神くん、ぐだ子ちゃんのこと、ねぇ?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そうですね……あいつも多分、本当は無理やりに覚醒させるなんてやりたくないでしょうし」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「私が…やるしかないですね」
[メイン] 池野楓 : にっこりと笑い。
[メイン] 池野楓 : 「でも、ぐだ子ちゃんはまだオーヴァードなりたてホヤホヤだからね~」
[メイン] 池野楓 : 「クリス、あと千代ちゃん」
[メイン] 池野楓 : 2人に目線を。
[メイン] 池野楓 : 「バックアップ、頼めるかな?」
[メイン] 佐倉千代 : 話しについて行けず黙ってチーズケーキを食べていたが、声をかけられはっと我に返る
[メイン]
池野楓 :
「あはは、ごめんね~!モグモグタイム中に」
千代にけらけらと笑いながら。
[メイン] 佐倉千代 : 「わかりました。私も真花さんと約束していることがあるので、悲しい選択肢以外があるならそっちを選びたいです」
[メイン] 池野楓 : 千代に笑顔で頷く。
[メイン] 佐倉千代 : 「だから、頑張ります!」
[メイン]
雪音クリス :
「こっちも支部長命令なら喜んで」
「……って前に一つ質問だ、お前ら二人はどこ行く気だよ?」フェリシアと楓に視線を繋げ
[メイン] 池野楓 : 「うんうん、感心!」
[メイン]
池野楓 :
「……ん~?」
クリスの方を向き。
[メイン]
池野楓 :
「そんなのは、ねぇ?」
フェリシアに視線を送り。
[メイン] 深月フェリシア : 「あ?……オレはお前らと同じだよ」
[メイン] 深月フェリシア : その視線を見て、にぃっと笑い。
[メイン] 深月フェリシア : 「ある奴に言いたい事があるから、言いに行くのさ」
[メイン] 池野楓 : 「そゆこと~」
[メイン] 池野楓 : 飄々としながら。
[メイン]
深月フェリシア :
……まだ、ちゃんと返してねえからな。
”ディアボロス”。
[メイン] 池野楓 : ─────ちゃーんとフェリシアに、決別させないとね。
[メイン] 雪音クリス : 「……無敵のクリス様がワンパンでぶっ飛ばされた相手に、たった二人で余裕綽々ってか?」
[メイン] 池野楓 : 「まぁ……勝算は……」
[メイン] 深月フェリシア : 「オレが何度も取り逃してきたのはな」
[メイン] 深月フェリシア : 「オレ一人で戦ってきたからだ」
[メイン] 池野楓 : フェリシアに、ニッコリと笑い。
[メイン] 池野楓 : 「……っていう、感じ?」
[メイン] 雪音クリス : 「……へぇ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「一人だと…よい手が浮かびませんからね」
[メイン] 雪音クリス : 「二人で十分ってか?」
[メイン] 深月フェリシア : へっ、と笑いかけて。
[メイン] 池野楓 : テーブルに肘を乗せ、クリスをじっと見る。
[メイン] 雪音クリス : 机の下できつく拳を握る
[メイン] 池野楓 : 「クリス」
[メイン] 雪音クリス : 「……んだよ」
[メイン] 池野楓 : 「今、ぐだ子ちゃんは、立ち向かおうとしてるんだよ、とても大きな壁に」
[メイン] 雪音クリス : 「………」
[メイン] 池野楓 : 「ちょっとね、危険度が、高いのさ」
[メイン]
深月フェリシア :
「……オレも悔しいけどな、壁にぶつかってそのまま潰されそうになったんだよ」
……”ディアボロス”のことだ。
[メイン]
池野楓 :
私でも、まだどうなるか予測できていない。
綾瀬が万が一ジャームと化してしまった場合、矢神の逆鱗に触れてしまった場合。
[メイン] 池野楓 : 「だから、先輩が守ってあげないといけないのさ」
[メイン] 池野楓 : にっこりと、クリスに笑う。
[メイン]
深月フェリシア :
「……だけど、コイツがいたからな
戻ってこれたんだ、オレはまだUGNでいられてるんだ」
[メイン] 深月フェリシア : ちら、と楓を見て。
[メイン] 池野楓 : かー、言うこと言うね~フェリシア~。
[メイン] 池野楓 : 何回私を感動させちゃうんだい?
[メイン] 雪音クリス : 「……お熱いね」
[メイン] 池野楓 : 「分かるよ、アイツに太刀打ちできなかったのは、悔しいだろうね」
[メイン] 池野楓 : 「でもね、今はアイツは、この任務では"敵"ではない」
[メイン] 池野楓 : 「どちらかというと……」
[メイン] 池野楓 : 「障害物」
[メイン]
池野楓 :
「そんな障害物を退けるのは、年長者のお仕事とUGNの相場が決まっているのさ」
ふふん、と。
[メイン]
雪音クリス :
「……ハッハ、じゃあ。なんだ?」
「たった二人で命懸けで挑むのは危険じゃねえってか?」
「それとも……あたしなんざいなくても、お前ら二人で大丈夫って意味か?」
[メイン] 池野楓 : ………おっとぉ。
[メイン] 池野楓 : 「……まぁ、ね」
[メイン] 池野楓 : 「危険だよ」
[メイン] 深月フェリシア : 「んだよ、そんなことわかってるよ」
[メイン]
深月フェリシア :
実際、オレは強い。
楓の天才的なサポートだってあれば、それこそ力を最大限にまで引き出せるだろう。
[メイン] 深月フェリシア : ……それでも”危険”だ
[メイン] 池野楓 : 「………まさかだけどクリス」
[メイン] 池野楓 : 「一緒に来たいって、言いたいわけじゃないよねぇ?」
[メイン] 池野楓 : 「ぐだ子ちゃんの保護、私、命令したよね?」
[メイン] 池野楓 : じっと、クリスの目を見つめる。
[メイン] 池野楓 : 無表情で、淡々と。
[メイン] 池野楓 : ……私は、できれば、クリスには、"日常"を見てほしかった。
[メイン] 池野楓 : だから、"アイツ"の姿は、クリスにとっては……あんまり良くない。
[メイン] 池野楓 : "ノイズ"だ。
[メイン]
雪音クリス :
「……お前が、善意で言ってるのはわかってんだよ。頭に血が登っても、見失う程バカじゃねえさ……けどな」
「幾ら妙案があろうが、幾らフェリシアが強いやつだろうが……」
「あんな化け物に挑む奴を放っておいて、ただ任務に従ってろ!?」
「なんて了見だよ、そりゃあ!?」
目には涙を浮かべ、やりきれなさと自らの暴走を自覚する滑稽さ。
幾つもの表情は滲んで混ざり、泣き顔を作って感情を表現する。
[メイン] 池野楓 : 「…………………。」
[メイン] 池野楓 : …………はは、そりゃ、そっか。
[メイン] 池野楓 : 私がクリスのことを大事にしているように。
[メイン] 深月フェリシア : 「……なんだよ、オレみたいじゃねえか」
[メイン] 池野楓 : クリスも、私らのこと、大事にしてる。
[メイン] 池野楓 : だから、危険な場所には、行かせられない。
[メイン]
池野楓 :
うん、これは、当然だ。
私がクリスの立場でも、きっとそうしている。
[メイン] 深月フェリシア : 「それくらい、お前もムカついてんだな」
[メイン]
池野楓 :
「………はぁ」
溜息を一つ。だが表情は、柔らかい。
[メイン]
池野楓 :
「しょうがないね~クリスは~」
へらへらと笑いながら。
[メイン] 池野楓 : 「まぁ、うん、そうだよ、アイツと戦うって点で、ぶっちゃけ不穏さはあった」
[メイン]
深月フェリシア :
頭に血が上ってる時のオレはきっと今のアイツみたいにキレてんだろうな。
……なら、気持ちもわかる。
[メイン]
雪音クリス :
「しょうがないとは、なんだよ……」
少し震えて
[メイン] 深月フェリシア : 痛いくらいな。
[メイン] 池野楓 : 「だからそうだね、クリスがいてくれると助かるのもまた、事実だ」
[メイン]
池野楓 :
「ほ~ら泣くなよクリス~、パフェ頼んじゃうから!あ、すみませーん!イチゴパフェくださーい!」
店員へ。
[メイン] 深月フェリシア : 「…ありがとよ、クリス」
[メイン]
雪音クリス :
「だ、誰が泣くか……!だれが……」
顔を隠し、涙を拭う
[メイン] 池野楓 : 可愛い奴め。
[メイン] 池野楓 : そのまま視線を千代に。
[メイン] 池野楓 : 「……そーゆーわけなんだけど、ぐだ子ちゃんの保護……」
[メイン] 池野楓 : 「千代ちゃんにお願いしちゃっても、いいかな……?」
[メイン]
深月フェリシア :
「しょーじき、オレは無理かもって思ってたから
お前がいてくれるなら、百人力ならぬ千人力ただな!」
[メイン]
佐倉千代 :
「…うぇ!?」
あのクリスさんが涙を流す姿を見て、呆気にとられていたが現実に引き戻される
[メイン] 池野楓 : いや~……私ダメな支部長ですな。
[メイン] 池野楓 : 新人ちゃんに無茶振りとか。鬼か!
[メイン] 佐倉千代 : 「…できる限りは頑張ってみます…不安ですが」
[メイン] 池野楓 : こんな現場、"支部長"に見られたら怒られちゃうよ~。
[メイン]
池野楓 :
「……うん、ありがとう、千代ちゃん」
笑顔を見せる。
[メイン]
池野楓 :
いい子だね、ほんと。
みんな、みーんないい子。
[メイン] 池野楓 : あったかいや。
[メイン]
雪音クリス :
「…ごめん。千代、ぐだ子。あたしは」
先輩失格だ
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「大丈夫だよ、私もそうそう簡単にやられるほど弱くはないと思うし…あの男は強そうだったから不安になるのもわかるよ」
[メイン] 佐倉千代 : 「やりたいことがあるならそっちを優先するべきですよ。ぐだ子さんの話を聞く限りでは矢神くんも好戦的ではないみたいだから、なんとかなります。きっと!」
[メイン] 雪音クリス : 「……ありがとな」
[メイン] 池野楓 : うんうん、とぐだ子と千代の話を、満足げな表情で頷きながら聞き。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「あっでも聞かせてもらえるかな……クリスちゃん。綾瀬ちゃんね……気絶する前にあなたの事を思い出そうとしてたんだよ。
たぶん助けに来てくれたクリスちゃんのこと忘れたくなかったんだと思う…もし綾瀬ちゃんが迷ってたら……クリスちゃんは記憶思い出してくれた方がいい? 忘れてくれた方がいい?」
[メイン] 池野楓 : 店員から受け取ったイチゴパフェを、クリスの前へ、ススッ、と移動。
[メイン]
雪音クリス :
「あたしの事なんざいいんだよ。
元から碌な奴じゃないし……場合によっちゃ、すぐ学校からも消える。だから……」
「あたしからは、好きにしてくれ。としか言えねえな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「わかった。もし綾瀬ちゃんが迷ってたらそう伝えるよ」
[メイン]
雪音クリス :
「……ああ、後……悪かったって伝えておいてくれ」勝手に日常に邪魔した挙句、いざって時には助けにも行かない。
こんなもんじゃ詫びとも言えないが……
[メイン] 池野楓 : わはは、クリスの方が先輩なのに、まるでぐだ子ちゃんの方が先輩だ。
[メイン] 池野楓 : にやにやと見ながら心の中でそう呟く。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「わかった。それも伝えておくよ」
[メイン]
雪音クリス :
「……センキューな、あたしにほんとはこんな事言う資格は無いが……」
「矢神と綾瀬の事、頼んだぜ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「うん、任せてね。ただ私は……うまく言えないけど。クリスちゃんが悪かったところなんてないと思うよ。バス事故に関して悪いのは…あの春日ってやつだもん」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「それにクリスちゃんと千代ちゃんと一緒にいたときの綾瀬ちゃん楽しそうだったし」
[メイン] 佐倉千代 : その言葉にうんうんとうなずく
[メイン] 雪音クリス : 「……そうかな、だといいんだが」
[メイン] 池野楓 : へぇ……?
[メイン] 池野楓 : さらにニヤニヤする楓。
[メイン] 池野楓 : いいなー、今度フェリシアにも学校潜伏任務与えちゃおっかなー。
[メイン] 雪音クリス : とか考えてそうだな……
[メイン] 深月フェリシア : 何ニヤニヤしてんだよ、と楓の脇腹を突く。
[メイン]
深月フェリシア :
《羅刹》
無意識的に発動している。
[メイン] 池野楓 : 「ぐほっ!?」
[メイン] 池野楓 : 超痛ぇ!
[メイン] 雪音クリス : 「……楓、お前。肝心な時はかっこいいのにな」残念な物を見る目で見つめる
[メイン] 池野楓 : テーブルにうつ伏せになる楓氏。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「あっ、そうだ……この状況で聞きづらいんですけど……最後に聞かないといけなかったことがあるんです」
[メイン]
池野楓 :
「……むむ?」
ゆっくりと顔を上げる。
[メイン] 深月フェリシア : 「あ、悪ぃ…… ?」
[メイン] 深月フェリシア : さすがにテーブルに突っ伏すほどの威力が出たことに謝りつつ、ぐだ子に視線を移す
[メイン] 雪音クリス : 「………ああ、ここの支払いなら受け持つぞ?」素っ頓狂な答えが送られる
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「いえ、違うんです。もし綾瀬ちゃんが覚醒して……侵蝕率が100以上になってテロリストの仲間になるしかなくても……大人しくしている分には見逃すって……できますかね?」
[メイン] 池野楓 : 「………………」
[メイン] 池野楓 : 「今のは、聞こえなかったことにするよ」
[メイン] 池野楓 : ぐだ子にウインクをし、会計表をレジへ持っていく。
[メイン] 深月フェリシア : …そういう事にするのか、んだよ……
[メイン] 深月フェリシア : 楓もやっぱり優しいな。
[メイン] 深月フェリシア : 下手くそな口笛を吹きつつ、手を頭の上で組み楓を追いかける
[メイン] 雪音クリス : 「って、おい!ここは迷惑かけたしあたしが……!」楓を慌てて追いかけ……る前に振り返って
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
今の質問は綾瀬ちゃんと話す際の交渉材料として聞きたかったというのはある
でも……私が本当に聞きたかったのは綾瀬ちゃんのことではなかった。
だから……たぶんあのウィンクの意味はそういうことなのだろう
[メイン]
雪音クリス :
「……ぐだ子、あたしはこっちに行く」
「お前と千代で……そっちの奴らを守ってくれ」
「……頼むまでもないんだろうけどさ!」
顔を赤くして、また走っていく
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「わかったよ。クリスちゃんも気を付けてね。本当に強そうだったから」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「じゃあ千代ちゃん。行こうか。不安だけど……千代ちゃんがそばにいるならなんとかなりそうだよ」
[メイン]
佐倉千代 :
「う、うん!」
私も正直不安しかない。だけど一緒に行くことが出来るのが私だけなんだから、しっかりしないと!
[メイン] 佐倉千代 : 「頑張ろうね!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「うん、ありがとう」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : そう言って私たちは矢神秀人の所へ向かった
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : 能動調査
[メイン] 池野楓 : ・"ディアボロス"の居場所について <情報:UGN>
[メイン] 春日 恭二 : 調べる必要はない。
[メイン] 春日 恭二 : 私は逃げも隠れもしない。
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : はは。そうですかい。
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : シーン 「決意」 登場:楓、フェリシア、クリス
[メイン] 深月フェリシア : 54+1d10 登場/リザレクト (54+1D10) > 54+5[5] > 59
[メイン] 池野楓 : 60+1d10 登場/リザレクト (60+1D10) > 60+7[7] > 67
[メイン] system : [ 池野楓 ] 侵蝕率 : 60 → 67
[メイン] system : [ 深月フェリシア ] 侵蝕率 : 54 → 59
[メイン] 雪音クリス : 71+1d10 登場/リザレクト (71+1D10) > 71+6[6] > 77
[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 71 → 77
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : 時刻は夕方。
[メイン] 池野楓 : 楓、フェリシア、クリスは人気の少ない路地裏へと足を運んだ。
[メイン] 池野楓 : この場所は、この任務で初めて"ディアボロス"と出会った場所。
[メイン]
池野楓 :
かつ、かつ、と靴音を響かせながら、進む。
コートを揺らめかせながら。
[メイン] 深月フェリシア : ああ、だがあの時と違うことがある。
[メイン] 深月フェリシア : ……ここに雨は降っちゃいない。
[メイン] 深月フェリシア : オレのハンマーは、鈍らない。
[メイン]
池野楓 :
『また会おう、UGN』
『次はないよ、FH』
[メイン] 池野楓 : 「─────やぁやぁ、"ディアボロス"さん」
[メイン] 深月フェリシア : がらがらと、大槌を地面にこすりながらもそれを軽々しく持ち直し。
[メイン] 雪音クリス : ……いい天気だ
[メイン] 雪音クリス : レッドテンペストを二挺担ぎ、戦場へブーツの音を立て立ち止まる
[メイン] 春日 恭二 : 「おや、今日は三人かね」
[メイン] 春日 恭二 : 丁度顔が上半分ほど隠れる物陰に、男はいた。
[メイン] 春日 恭二 : 真っ白なスーツ。神経質に撫でつけられたオールバック。
[メイン] 春日 恭二 : 逆光で眼鏡の奥の眼光は伺えない。
[メイン]
雪音クリス :
「ああ、三人だよ。無敵の三人だ」
日の光に応えるように、銀髪と真っ赤な砲身が輝きを増す
[メイン] 春日 恭二 : 不気味な笑みだけが、口元に張り付いている。
[メイン]
池野楓 :
楓もまた、飄々とした表情。
笑みが浮かび上がっている。
[メイン] 深月フェリシア : 「ああ、言いたい事を言うのに沢山いる必要はないからな」
[メイン] 春日 恭二 : 「エージェントが揃い踏みとなると、これからやることは『一般人』には見せたくないといったところか」
[メイン] 春日 恭二 : 「お優しいことだ」
[メイン] 池野楓 : 「────ご名答」
[メイン] 深月フェリシア : 「お前らとは違うからな」
[メイン] 春日 恭二 : 「ふむ」
[メイン] 春日 恭二 : 眼鏡を軽く掛けなおす。
[メイン] 池野楓 : …………さぁて……。
[メイン] 春日 恭二 : 「どうしたんだい『傭兵』君、らしくないじゃないか」
[メイン] 池野楓 : フェリシアの方へ、視線を向ける。
[メイン]
雪音クリス :
「……」
慎重に間合いを図っている
[メイン]
深月フェリシア :
……もう、迷わない。
コイツと向かい合っても、オレに躊躇も何もない。
”我慢”なんてする必要はねえ。
[メイン] 春日 恭二 : 「小鹿のように震えていた先日から比べると、まるで別人のようだ」
[メイン] 池野楓 : 見せちゃえ。
[メイン] 春日 恭二 : 「何か良い事でもあったのかい?」
[メイン] 雪音クリス : やっちまいな
[メイン] 深月フェリシア : 「……ああ、とってもとってもいいことさ!」
[メイン] 深月フェリシア : 「今日がお前をぶっ潰せるんだからな!」
[メイン] 春日 恭二 : 「ほう?」
[メイン] 春日 恭二 : 笑みが――深くなる。
[メイン] 深月フェリシア : ハンマーを振りかざし、見えない眼に啖呵を切る様に。
[メイン] 深月フェリシア : 「オレはもう、お前らにつかねえ!」
[メイン] 春日 恭二 : 吊りあがった口角を隠そうともせず、男はフェリシアを見て。
[メイン] 池野楓 : ──────ふふ、よく言えたよ、フェリシア。
[メイン] 雪音クリス : 「……フェリシア、お前……」
[メイン] 春日 恭二 : 「良い子だ」
[メイン] 春日 恭二 : 極濃のワーディングを発する。
[メイン] 雪音クリス : 緊張に満ちた顔は、少し安らかな笑みを作る
[メイン]
深月フェリシア :
「だってそっちには、楓もクリスも、千代もぐだ子も」
「オレの”日常”がねえからな!」
[メイン] 池野楓 : 「そういうことさ、"ディアボロス"さん」
[メイン] 春日 恭二 : 血色の、圧力すら感じさせるワーディング。レネゲイドをたっぷりと含んだ、日常を冒涜する害意。
[メイン] 春日 恭二 : そう、フェリシアはこれを知っている。
[メイン] 春日 恭二 : 『これから痛めつけられる』、その合図。
[メイン]
深月フェリシア :
そのワーディングにたなびく金色の髪。
何度も何度も食らってきた、この瘴気。
[メイン] 深月フェリシア : それでも。
[メイン] 池野楓 : ……ピリピリと、神経が走る。
[メイン] 深月フェリシア : 『今日はぶっ潰す』
[メイン] 深月フェリシア : その合図に塗り替えるために。
[メイン] 池野楓 : それでも、表情は飄々と。視線は真っ直ぐ、ディアボロスへ。
[メイン] 深月フェリシア : それを受けても臆することはなく、その場に立っている。
[メイン] 春日 恭二 : 「――素晴らしい」
[メイン]
雪音クリス :
皮膚に電撃が走るかのように、緊張感が全身を巡り、胸の中に最後に落ちる。
心は重く、冷静に
[メイン] 春日 恭二 : 男は、感嘆の声を上げた。
[メイン] 池野楓 : 「でしょ~」
[メイン] 池野楓 : 「うち自慢の部下ですから」
[メイン] 池野楓 : にっこりと笑う。
[メイン] 春日 恭二 : 「『メイプルトリック』、君の手腕を評価しよう」
[メイン] 春日 恭二 : 「そちらのお嬢さんも、まるで浮足立っていない」
[メイン] 深月フェリシア : 「そうだ、なにせ」
[メイン] 池野楓 : 視線をちらりと、クリスに。
[メイン] 春日 恭二 : クリスにも一瞥を向けて、嬉しそうに声を上げる。
[メイン] 深月フェリシア : 「オレの自慢の上司だからな」
[メイン] 池野楓 : ……うぇへへ、フェリシアの奴~。
[メイン] 深月フェリシア : へへ、と笑いながら。
[メイン] 池野楓 : 「クリス、リベンジマッチだよ」
[メイン] 池野楓 : 「アイツは、この件に関しては……邪魔者」
[メイン] 池野楓 : 「ぐだ子ちゃん達の元へ近づけちゃいけない」
[メイン] 池野楓 : にっこりと笑い。
[メイン] 池野楓 : 「思いっきりやっちゃえ」
[メイン] 雪音クリス : 「わーってるよ……こっから先は、血生臭い白スーツはお断り。ドレスコードだ、“ディアボロス”」
[メイン] 深月フェリシア : 「……オレも、やってやるさ」
[メイン]
深月フェリシア :
オレは傭兵だ。
今までは金すりゃくれれば誰かについていくし、オレの嫌なモノ全部ぶっ潰すだけでいいと思っていた。
[メイン] 深月フェリシア : でも……今回は、違う。
[メイン] 深月フェリシア : ”任務の邪魔者を排除する”、その意識でこいつをぶっ潰す。
[メイン] 深月フェリシア : 雇い主あってこその、傭兵だからな。
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 春日 恭二 : 「……若者の成長とは、かくも迅速なものなのだな」
[メイン] 春日 恭二 : 「いいだろう」
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 春日 恭二 : 「ドレスコードは悪いが破らせてもらおう、何せ私は」
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 春日 恭二 : 「テロリストなのでね」
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 春日 恭二 : 戦闘開始、セットアップ
[メイン] 雪音クリス : ない!
[メイン] 深月フェリシア : なにも
[メイン]
池野楓 :
ピュアノイマンながらも《常勝の天才》は
──────ない。
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 池野楓 : 常に勝つ?そんなことは、起こりえない。
[メイン] 池野楓 : でも、それでも、勝つために私達は進む。
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 春日 恭二 : 「さぁて、ルーキー狩りを楽しもう。自慢じゃないが、私の趣味でね」
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 春日 恭二 : コンボ「悪意の肉薄」
[メイン] 春日 恭二 : クイックダッシュ+フルパワーアタック
[メイン] 春日 恭二 : エンゲージ
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 春日 恭二 : 一足、それだけで物陰にいた春日……いいや、ディアボロスの姿が消え。
[メイン] 春日 恭二 : 目前に現れる。凶笑を湛えたまま。
[メイン] 池野楓 : ………流石に速いね……!
[メイン] 深月フェリシア : ……知ってる、こいつのいつものやり方だ…!
[メイン] 深月フェリシア : それにもまた、動じることもなく
[メイン] 深月フェリシア : 立つ。
[メイン] 池野楓 : そうさ、フェリシア。
[メイン] 池野楓 : 堂々と。
[メイン] 雪音クリス : ……また、距離を詰められた
[メイン] 池野楓 : 気圧に押し負けんな!
[メイン] 雪音クリス : ……武器の射程を把握されたか、一度全力で離れないと
[メイン] 春日 恭二 : 「遅い」
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 春日 恭二 : 加速する刻
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 春日 恭二 : マイナーで破壊の爪。
[メイン] 春日 恭二 : メジャーでコンボ「悪魔の宴」 範囲攻撃 回数2回
[メイン] 春日 恭二 : 12dx+5@7 命中 (12DX7+5) > 10[1,1,1,3,3,3,3,6,7,7,10,10]+10[4,5,5,7]+10[10]+6[6]+5 > 41
[メイン] 池野楓 : (1+0)dx+1 ドッジ (1DX10+1) > 9[9]+1 > 10
[メイン] 雪音クリス : 3dx ドッジ!! (3DX10) > 10[6,6,10]+2[2] > 12
[メイン] 深月フェリシア : (6+0)dx=>41 〈回避〉 (6DX10>=41) > 9[2,7,7,9,9,9] > 9 > 失敗
[メイン]
春日 恭二 :
20+5d10
ダメージが1点でも入ると重圧 (20+5D10) > 20+28[4,1,9,9,5] > 48
[メイン] 雪音クリス : 距離を取ろう──と考えた刹那
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 池野楓 : 「……ぐ、ほぁッッ……!?」
[メイン] 深月フェリシア : 「………っ!?」
[メイン] system : [ 池野楓 ] HP : 28 → 0
[メイン]
深月フェリシア :
……でも。
わかってても…追いつけねえ…!
[メイン] 雪音クリス : 悪魔の放った一撃を真っ向から受け、吹き飛ばされ……ず。地面に深く叩きつけられる
[メイン] 池野楓 : 67+1d10 登場/リザレクト (67+1D10) > 67+2[2] > 69
[メイン] system : [ 池野楓 ] HP : 0 → 2
[メイン] system : [ 深月フェリシア ] HP : 33 → 0
[メイン] 深月フェリシア : 59+1d10 登場/リザレクト (59+1D10) > 59+3[3] > 62
[メイン] system : [ 深月フェリシア ] 侵蝕率 : 59 → 62
[メイン] system : [ 雪音クリス ] HP : 25 → 0
[メイン] system : [ 深月フェリシア ] HP : 0 → 3
[メイン] 雪音クリス : 77+1d10 登場/リザレクト (77+1D10) > 77+4[4] > 81
[メイン] 池野楓 : 常人では即死を免れない一撃。
[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 77 → 81
[メイン] 池野楓 : 骨は折れ
[メイン] 池野楓 : 内臓は破裂。
[メイン] 池野楓 : ─────だが、オーヴァードは、立つ。
[メイン] 池野楓 : 「……へへ、目覚ましコールありがとよっと」
[メイン] 池野楓 : 口から流れる血を拭い取る。
[メイン]
深月フェリシア :
殴られる、削られる。
体は負傷する。
とっくに怪我なんて、人間が耐えられるものを越えている。
[メイン]
深月フェリシア :
…が。
目はその白を、障害を睨みつけたまま。
[メイン] 深月フェリシア : 立つ。
[メイン] 雪音クリス : 神経に走る激痛は常人を数度死に至らしめるほど激しい筈……だが、この技を放った物が化け物ならば
[メイン] 雪音クリス : こちらとて当然そうなのだ
[メイン] 雪音クリス : 《リザレクション》オーヴァード独自の再生能力が機能する限り、何度も立ち上がる
[メイン] 池野楓 : 「……さぁて2人とも~」
[メイン] 池野楓 : 「反撃の時間さ」
[メイン] 池野楓 : ニヤリ。
[メイン] 深月フェリシア : 「へ、任されたからな」
[メイン] 深月フェリシア : ……その怪我も、残っていても痛みをこらえて。
[メイン] 春日 恭二 : 悪魔のように禍々しく変異した右腕。それについた血を舐めとり、ディアボロスは静かに笑う。
[メイン] 雪音クリス : 「……じゃ、まずは頼むぜ」
[メイン] 雪音クリス : 「あたしら自慢のリーダー様よ」
[メイン] 春日 恭二 : 「なるほど、言うだけのことはある。私の一撃に耐えきるとは」
[メイン] 池野楓 : 「……死ねませんからねぇ、お互い」
[メイン] 深月フェリシア : 「……同じの食らってるからな」
[メイン] 雪音クリス : 「一撃もらうのには、慣れっこなんだよォ!!」
[メイン] 池野楓 : 「ただ、今ので……うん……なるほどね」
[メイン]
池野楓 :
メジャー:コンボ「楓Trick」:《弱点看破》《アドヴァイス》《智将の眼力》《戦場の魔術師》
対象:3体 射程:視界
[メイン] system : [ 池野楓 ] 侵蝕率 : 67 → 82
[メイン] 池野楓 : 効果:ラウンド間、攻撃力+24、次のメジャーアクションダイス+9、C値-1
[メイン]
池野楓 :
「"弱点"は分かったよ」
へらへらと、笑う。
[メイン]
池野楓 :
2人に、淡々と告げる。
ディアボロスの呼吸法、癖、戦略、戦術、全て、洗いざらいに。
[メイン] 池野楓 : 全て、楓の"直観"によるもの。
[メイン]
池野楓 :
「……信じてね」
フェリシアとクリスにウインク。
[メイン] 雪音クリス : 「ハッハ」
[メイン] 雪音クリス : 「いつもの事だ、今更言うなよ!!」
[メイン] 深月フェリシア : 「”わかってるよ”」
[メイン] 池野楓 : にっこりと笑い。
[メイン] 深月フェリシア : あいつの直感が外れたことなんて、ほとんど見たことねえからな。
[メイン] 池野楓 : 「よ~し、やっておしまい!」
[メイン] 池野楓 : ディアボロスへ、指を差す。
[メイン] 雪音クリス : 「やってやらァァ!!」
[メイン] 雪音クリス : マイナーでジェネシフト
[メイン] 雪音クリス : 81+4d10 ジェネシフト (81+4D10) > 81+23[6,10,1,6] > 104
[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 81 → 104
[メイン]
雪音クリス :
メジャーアクション
《物質合成》《セレリティ》《水晶の剣》
[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 104 → 118
[メイン]
雪音クリス :
レネゲイドの高まりに身を任せ、戦闘態勢へと完全移行。
まず、なすべき事は……大物を振り回す為の、距離の確保!
[メイン]
雪音クリス :
1回目のメジャーアクション。
《離脱》を行い、春日から14m下がる
[メイン]
雪音クリス :
両手に担ったガトリングガン。
無から顕現したとも思えるその武器の出どころは……ずっと所持していた対物ライフル。
オーヴァード専用、対オーヴァード専用ライフル
[メイン] 雪音クリス : “レッドテンペスト”それを強化し続け、束ね……さらに強化した暴れ馬
[メイン] 雪音クリス : 「さあ、まずはあたしがお相手だ!!鉛玉が埋まってねぇ場所が分からねえほど叩き込んでやる!!」
[メイン] 雪音クリス : 2回目のメジャーアクション……の前にSロイスだ
[メイン]
雪音クリス :
ロイスを取得
池野楓
○感謝/隔意
深月フェリシア
○庇護/不安
”ディアボロス“
お前は/ぶっ飛ばす!!
[メイン]
雪音クリス :
ディアボロスをSロイスに変更。
タイタス
タイタス昇華!!
《セレリティ》を復活させる!
[メイン]
雪音クリス :
2回目のメジャーアクション
《セレリティ》
[メイン]
雪音クリス :
もう一度、二度メジャーアクションを行う。
[メイン]
雪音クリス :
一回目のメジャーアクション
《カスタマイズ》+《コンセントレイト》
[メイン] 春日 恭二 : 「素晴らしい反応速度だ……目で追うのがやっとか……!」
[メイン]
雪音クリス :
「こっからもっと忙しくなるぜぇ!」
両腕に構えた鉄の獣が唸りを上げる
[メイン] 雪音クリス : 18dx6+5 (18DX6+5) > 10[2,2,4,4,4,4,6,6,7,7,7,8,8,9,9,10,10,10]+10[2,2,2,2,4,4,5,5,6,6,7,9]+10[3,3,6,7]+10[2,9]+4[4]+5 > 49
[メイン]
雪音クリス :
伝えられたリズムを元にして、1、10、100、1000……数えるのもアホらしくなるような鉛玉の雨を水平方向に連射する。
“一発でダメなら、何発でも当たるまで撃つ”
一撃で倒されてから、考え直した必勝法だ!!!
[メイン] 春日 恭二 : 「くく……どうやらルーキー狩りは楽しめないな」
[メイン] 春日 恭二 : 「だが、強敵との死闘は楽しめそうだ!」
[メイン] 春日 恭二 : ガード
[メイン] 雪音クリス : 5d10+10+10+10+23+23+24 (5D10+10+10+10+23+23+24) > 25[3,3,9,6,4]+10+10+10+23+23+24 > 125
[メイン] 春日 恭二 : 1+3d10 イージス (1+3D10) > 1+15[1,10,4] > 16
[メイン] 春日 恭二 : 装甲10点で26点差っ引いて109点もらう
[メイン]
雪音クリス :
快調に叩き込まれる鉛玉、明らかに戦局に左右するクリティカルヒット……
だが、クリスの顔は青い
[メイン] 春日 恭二 : 「くはははは! 面白い、だが相当無茶をしているな!?」
[メイン] 春日 恭二 : 「その戦い方は好ましい! FHにきたまえ!!」
[メイン] 春日 恭二 : 「すぐに『そっち』にはいられなくなる!!」
[メイン] 雪音クリス : 「……ハッ」
[メイン]
雪音クリス :
「なに言ってやがる、あたしはもしも死ぬにしろ……このひだまりで死ぬ」
「生きるだけ、それだけの為に。このあったけぇ場所を手放せるかよォォ!!」
渇望を埋めてくれる場所、パパとママが殺されてから。ずっと埋まらなかった穴に、温かさをくれた……そんな人達の為なら
[メイン] 雪音クリス : 「あたしは、無敵になれんだよ!!何度でもなァァ!!!」
[メイン]
雪音クリス :
2回目のメジャーアクション
《カスタマイズ》+《コンセントレイト》
[メイン] 雪音クリス : 9dx7+5 (9DX7+5) > 10[3,3,3,4,4,4,9,10,10]+10[6,9,10]+4[1,4]+5 > 29
[メイン] 春日 恭二 : ガード
[メイン] 雪音クリス : 3d10+10+10+10+23+23+24 (3D10+10+10+10+23+23+24) > 17[9,7,1]+10+10+10+23+23+24 > 117
[メイン] 春日 恭二 : 「くはは、ははははは!!」
[メイン] 春日 恭二 : 「アーッハッハッハッハッハ!!」
[メイン] 雪音クリス : 勢いを増し気迫と共に膨れ上がる鉛の殺戮領域は、炸裂し続ける火薬の音と共に、冥府への道へと悪魔を押し返す
[メイン] 春日 恭二 : 全身に鉛の雨を受けるディアボロス、血と肉の海に沈みながらも、高速で即座に身体が次々と再生していく。不死身と呼ばれるFHエージェントの本領、桁違いの生命力。
[メイン] 春日 恭二 : UGNと違う彼は侵蝕率の増加など畏れる必要はない、レネゲイドの全てを身体の再生に回しそのうえでなお出力を上げることができる。
[メイン] 春日 恭二 : 怪物。UGNが侵蝕率100%を長時間越えたオーヴァードの存在を認めない理由。
[メイン]
池野楓 :
………ふふ。
最高だよクリス。
そう、そうだよ、日常は”ここ”にある。
[メイン] 雪音クリス : 「……これを食らって、嗤うかよ。化け物め」強引に身体を再構成しながら動き続ける、《セレリティ》モルフェウスという本来は肉体に干渉しないシンドロームを持って行う不可能を罷り通らせたのは……一重に申し子と呼べる程の適正から
[メイン]
雪音クリス :
……ならば、上述の通り。
その無茶によって成立した猛攻を凌いでみせた怪物が。目の前の悪魔だろう
[メイン]
池野楓 :
嬉しいよ、本当に。
私の誇れる部下だよ。
[メイン] 深月フェリシア : 「……ッ、はあ……やるじゃねえか、クリス!」
[メイン] 池野楓 : 「うん、いい歌だったよ」
[メイン] 春日 恭二 : すでに尋常なオーヴァードでも再生は難しいと思われる。だが。
[メイン] 春日 恭二 : しかし。
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 春日 恭二 : 透過 ダメージカット
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 春日 恭二 : 「『それはもう見た』」
[メイン]
池野楓 :
「…………」
……なるほどねぇ。
[メイン] 深月フェリシア : 「…………」
[メイン] 春日 恭二 : 銃弾でバラけた肉片が。
[メイン] 春日 恭二 : 血が。
[メイン] 深月フェリシア : あんなの、知らねえ…
[メイン] 春日 恭二 : クリスの身体にまるで弾丸のように襲い掛かる!
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 春日 恭二 : 自動触手、9点HPロス
[メイン] 春日 恭二 :
[メイン] 雪音クリス : 残念、殺される間もなく死に体なんだな これが
[メイン]
雪音クリス :
肉が、鉛が身を打ったと同時、クリスの身体が破裂する。内部から溢れるのは血と贓物……
ではない、身体を動かし続けた代償に、レッドテンペストを二挺纏めて放つ強引な無茶の引き換えに。身体の大半に無機物を合成して、負担を受ければ砂に変え……そんな無茶の結果がまろびでる
[メイン]
池野楓 :
ロイス取得 クリス
〇信頼/不安
[メイン] 池野楓 : クリスのロイス タイタスをSロイスへ昇華
[メイン] 池野楓 : WH:他のキャラクターに与えられるHPダメージを0にする。
[メイン] 池野楓 : WHとしてタイタス
[メイン] 池野楓 : 《自動触手》によるダメージを0に
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : 春日の攻撃始動直前に、喝。
[メイン] 池野楓 : 「──────クリス!その場から……飛べッッ!!」
[メイン]
池野楓 :
楓の"直観"。
その場に留まり続ければ、クリスに死が訪れる。
[メイン]
雪音クリス :
「ッ──!?」
一瞬、自分の死の瞬間を幻視して止まった足が、声を聞き再起動する。
悲鳴を上げる神経を気合でねじ伏せ、指示に従い一気に飛ぶッ!!
[メイン] 池野楓 : そうして、現れる『未来』。
[メイン] 池野楓 : 悪魔の肉片の嵐がその直後に巻き起こる。
[メイン] 池野楓 : しかしそこにはもう、既に誰もいない。
[メイン] 池野楓 : ……ふぅ、良かった。
[メイン] 池野楓 : 汗を拭う楓。
[メイン]
池野楓 :
「いい反応だよクリス」
グッジョブサイン。
[メイン] 深月フェリシア : 見たことない、オレでも躱すことが出来なかっただろうソレ。
[メイン] 深月フェリシア : それを、見抜き…消しきるなんて。
[メイン] 深月フェリシア : 「…流石だな!」
[メイン] 深月フェリシア : 二人に向かい、ニッと笑いかけて。
[メイン] 池野楓 : フェリシアの視線に気づき、振り返り。
[メイン] 池野楓 : ピースサインと共にニカッ、と笑って見せる。
[メイン] 池野楓 : ────とは言え……。
[メイン] 池野楓 : 今のは、本当に危なかった。
[メイン] 池野楓 : 1度目は避けることができた、でも……。
[メイン]
池野楓 :
2度目は、果たして……。
……"ディアボロス"のことだ、対策は、当然講じるだろう。
[メイン] 春日 恭二 : 全身に浴びた鉛玉、だがそれを重要臓器全ての位置を自身の意志でズラすことでかわし、尚且つ、飛び散った肉片と血を利用しての奇襲。
[メイン] 春日 恭二 : 全ていうなればマニュアル操作、瞬時にこれだけの動作を行えるのは一重に「慣れ」ているから。
[メイン] 春日 恭二 : 黎明期からFHに在籍するベテランFHエージェントの本領だが……それも不発に終わり。
[メイン] 春日 恭二 : 「くくく、ははははははは!」
[メイン] 春日 恭二 : 「面白い!」
[メイン]
池野楓 :
「………」
笑うディアボロスをじっと見て。
……やっぱり、火がどんどん点いちゃってるよ。
[メイン] 池野楓 : 「……フェリシア、次で決めないと」
[メイン] 深月フェリシア : 「ハ、そうかよ」
[メイン] 池野楓 : 「"危ない"」
[メイン] 深月フェリシア : 「ならもっと面白いもん、見せてやる」
[メイン] 雪音クリス : 「……そ、……いう……こと」
[メイン] 雪音クリス : 反動が、来る
[メイン] 深月フェリシア : その言葉に、頷き。
[メイン] 池野楓 : ────これ以上、"ディアボロス"を燃え上がらせてしまっては……。
[メイン]
池野楓 :
「……!クリス!」
咄嗟に駆け寄り、体を支える。
[メイン] 深月フェリシア : ……そうだ、だが。
[メイン] 春日 恭二 : 「くく、あちらは『弾切れ』か、無理もない」
[メイン] 深月フェリシア : オレが決めないと、クリスが守れねえ。
[メイン] 春日 恭二 : 「並のFHエージェントでは塵すら残らなかったろう……だが、相手が悪かったな」
[メイン] 深月フェリシア : 倒れ伏すクリスを横目で見るも、睨みつけるは”悪魔”。
[メイン] 雪音クリス : 肉と鉛の渦に打たれず、肉体の炸裂からは逃れたが……裏を返せば、体内は機動を補うための不純物と暴走に近いレネゲイドが渦巻いている
[メイン] 春日 恭二 : 「さて、『傭兵』君」
[メイン] 春日 恭二 : にこりと微笑んで。
[メイン] 春日 恭二 : 「続けようか。君と私の仲だ」
[メイン] 春日 恭二 : 「『昔』のように楽しもうじゃないか」
[メイン] 春日 恭二 : すっかり身体が再生したディアボロスが、ゆっくりと近づいてくる。
[メイン] 深月フェリシア : 「ああ……だが、その仲も」
[メイン] 雪音クリス : 深く倒れ込み、それでも……大切な暖かさを持つ二人の背に目を向けて
[メイン] 深月フェリシア : その余裕さにもまた、臆することなく。
[メイン] 深月フェリシア : 「これで終わりにする」
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 深月フェリシア : マイナー『変身』完全獣化+知性ある獣+スーパーランナー/侵蝕率9
[メイン] system : [ 深月フェリシア ] 侵蝕率 : 82 → 91
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 深月フェリシア : フェリシアの服装が変化する。
[メイン] 深月フェリシア : それは戦闘用服であり、自らが”獣”と化す合図。
[メイン] 深月フェリシア : 「ヴヴヴぅ………おらッ!」
[メイン]
深月フェリシア :
しかしただの獣ではなく。
理性を保ったまま大槌を持ち風を裂く。
[メイン] 深月フェリシア : 「…オレは一人じゃねえ、他にオレの仲間はいる」
[メイン] 深月フェリシア : 「だから、もう」
[メイン] 深月フェリシア : 「お前との”絆”はいらねえ」
[メイン] 春日 恭二 : 「ならば」
[メイン] 春日 恭二 : 「また『独り』にしてあげよう!!」
[メイン] 春日 恭二 : 「オーヴァードとして、真の強さに『導く』ためになぁ!!」
[メイン] 池野楓 : フェリシアの背中を、見守る。
[メイン] 池野楓 : やれるよ、フェリシアなら!
[メイン] 深月フェリシア : 「ンなモン、迷惑でしかねえよ!真の強さなんていらねえ、オレが日常を守れる分だけありゃいいのさ!」
[メイン] 雪音クリス : 熱く向ける視線
[メイン] 春日 恭二 : 「その分すら君にはない、また教えてあげよう」
[メイン] 雪音クリス : 意味はひとつ
[メイン] 春日 恭二 : 「その心と体に、恐怖として刻み付け、二度と忘れられないように!」
[メイン] 春日 恭二 : 「はははは!」
[メイン] 雪音クリス : “勝つのは、お前だ“
[メイン] 深月フェリシア : 二人の熱意の籠る視線を受け、悠々と立つ。
[メイン] 深月フェリシア : ”獣”は、恐れない。
[メイン] 深月フェリシア : メジャー『ウルトラグレートビッグハンマー』コンセントレイト:キュマイラ+怪獣撃/白兵/至近/単体/侵蝕率4/
[メイン] system : [ 深月フェリシア ] 侵蝕率 : 91 → 95
[メイン] 深月フェリシア : (6+0+3+9)dx7-3 対象:オレたちの障害物 (18DX7-3) > 10[1,2,2,3,3,5,5,6,6,7,7,7,8,10,10,10,10,10]+10[1,3,3,4,5,6,7,9,10]+10[3,6,10]+10[10]+4[4]-3 > 41
[メイン] 春日 恭二 : ガード
[メイン]
深月フェリシア :
自らの体よりも巨大なハンマーを振りかぶる。
こちらに向かう邪魔者を、ぶっ飛ばすために!
[メイン] 深月フェリシア : 5d10+8D10+20+24 (5D10+8D10+20+24) > 27[4,9,9,2,3]+41[6,1,1,7,9,6,5,6]+20+24 > 112
[メイン] 春日 恭二 : 「はははは、甘い、甘い!!」
[メイン]
深月フェリシア :
trick
楓のたくらみで理性を保っていられるフェリシアは、”悪魔”の弱点を狙い。
クリスの猛攻で守る盾を崩れかけた所を狙い。
[メイン] 深月フェリシア : 「うっせぇええええ!!!!」
[メイン] 春日 恭二 : 巨大な鉄槌、それを片手で受け止める。剛腕強力を誇るディアボロスは、無傷のまま、その右腕をフェリシアへと伸ばそうとするが。
[メイン] 春日 恭二 : そこで。
[メイン] 春日 恭二 : 「……!?」
[メイン] 春日 恭二 : 無傷のはずの、右腕が。
[メイン] 春日 恭二 : 「な!! なにぃ……!?」
[メイン] 春日 恭二 : 圧し折れる。
[メイン] 春日 恭二 : 「ば、バカな……完璧に再生した筈……!」
[メイン] 春日 恭二 : 「!?」
[メイン] 春日 恭二 : 圧し折れた腕、その骨に埋まっていたのは。
[メイン] 春日 恭二 : 一発の弾丸。
[メイン] 春日 恭二 : 「まさか……これを狙って……!?」
[メイン] 深月フェリシア : 「ははは!!!」
[メイン] 春日 恭二 : 僅か、ほんの僅か。
[メイン] 池野楓 : ニヤリ、と笑う。
[メイン] 雪音クリス : ……ハハッ、最初は無理だと思ったんだが
[メイン] 深月フェリシア : 楓の助言が、クリスの弾丸と共に貫いた。
[メイン] 春日 恭二 : だが、僅かな楔でも、しっかりと『弱点』……ウィークポイントを見極めれば。
[メイン] 雪音クリス : “言われた通り”やれるもんだな
[メイン] 深月フェリシア : なら、あとはそこをぶっ飛ばすだけだよなァ!!!
[メイン] 池野楓 : 「────"ディアボロス"くん」
[メイン] 池野楓 : 「これもプランです ……ってねぇ?」
[メイン] 池野楓 : にんまりと笑う。
[メイン] 春日 恭二 : 「『メイプルトリック』……!!」
[メイン] 春日 恭二 : 「貴様ぁあああああ!!!」
[メイン] 深月フェリシア : 「よそ見する暇はねえぜ!」
[メイン] 春日 恭二 : その顔から、一切の余裕が消える。
[メイン] 深月フェリシア : そのまま、圧を、圧を!
[メイン] 深月フェリシア : 受けた重圧を返すように。
[メイン] 春日 恭二 : 血走った目、咄嗟に両手で鉄槌を受け止めようとするが。
[メイン] 春日 恭二 : 「!?」
[メイン] 春日 恭二 : 今度は膝が、手首が、足が。
[メイン]
深月フェリシア :
一撃を、打ち込まんと!
体が動く!
[メイン] 春日 恭二 : 次々と、圧力に負けて圧し折れていく。
[メイン] 春日 恭二 : たった一筋の亀裂でも、時にその亀裂が砦をも崩壊させる。
[メイン]
雪音クリス :
《水晶の剣》
一度はいなされた奇襲を、最高のタイミングで起動する。
身血諸共水晶に変え、肉体の破砕を加速させんと侵蝕させた
[メイン] 春日 恭二 : オーヴァードと言えど、肉の身体を持ち、地に足をつけた生物である以上……完璧に計算された物理法則から逃れることは出来ない。
[メイン] 春日 恭二 : 「ぐ、が……!」
[メイン]
深月フェリシア :
「オレは一人じゃねえ!!」
「てめえが、てめえらがふんずけてきた絆の力が、これだァ!!!」
[メイン]
深月フェリシア :
最後の一押し、一撃を押し切るために!!
渾身の力で鉄槌を奮う!
[メイン]
深月フェリシア :
もう、独りになんてならねえ!
それをオレが、ぶっ飛ばして決めてみせる!
[メイン] 春日 恭二 : 「ば、馬鹿な……私が、この私が! たかが小娘共の企みに……膝を、折るなど……!」
[メイン] 春日 恭二 : 砦が、崩れる。
[メイン] 春日 恭二 : 渾身の力が込められた、意志ある獣の鉄槌。
[メイン] 春日 恭二 : 血と力のみで築かれた不屈の砦。しかし、その砦も。
[メイン] 春日 恭二 : 意志さえあれば。
[メイン] 春日 恭二 : 「認めぬ……認めぬぞ、このような結果は……!」
[メイン] 春日 恭二 : 「断じて、認め……!!」
[メイン] 深月フェリシア : 「認めるんだよ!!!」
[メイン]
深月フェリシア :
揺るがない意志は、貫く。
[メイン] 深月フェリシア : 相手の不屈の精神を、体をも。
[メイン] 池野楓 : 「……言ったよね、次はないよって」
[メイン] 池野楓 : 「大層な正義を掲げてるみたいだけど」
[メイン] 池野楓 : 「日常パワー、馬鹿にすんな」
[メイン] 池野楓 : 視線を、フェリシアの背中へ。
[メイン] 池野楓 : 「………決別の刻だよ」
[メイン] 深月フェリシア : その声に、振り向かずに頷き。
[メイン] 雪音クリス : (行け、“今”のお前は……誰にも負けない)
[メイン] 深月フェリシア : 「じゃあな、”ディアボロス”」
[メイン] 深月フェリシア : 「オレは”今”を生きる」
[メイン] 深月フェリシア : 思いを乗せたその一撃は、振り切った。
[メイン] 深月フェリシア : 「オラァ!」
[メイン] 深月フェリシア : そして、文字通り。
[メイン] 深月フェリシア : ディアボロスを『ぶっ飛ばした』
[メイン]
深月フェリシア :
奮った力で、ディアボロスを押しつぶし。
返す威力でその体を吹き飛ばしていく。
[メイン] 春日 恭二 : 「ぐ、が、あぐ……」
[メイン] 春日 恭二 : 「ゆ、UGNの……ガキに、この私が……!!」
[メイン] 春日 恭二 : 「この私がぁああああ!!」
[メイン] 春日 恭二 : その断末魔が。
[メイン] 春日 恭二 : 地と鉄槌の間に消え。
[メイン] GM : 最期に残ったのは……放射状に広がった、真っ赤な血痕だけだった。
[メイン] GM :
[メイン] 池野楓 : 後ろの街を見返し。
[メイン] 池野楓 : ────あとは、頑張ってね。
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 深月フェリシア : ………姿は見えない。
[メイン] 深月フェリシア : 今までは、奴が消えるなんて状況なんざ、訪れていなかった。
[メイン] 深月フェリシア : だから。
[メイン] 深月フェリシア : オレは…踏ん切りが付けられるな。
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 雪音クリス : ……融解寸前の神経に、この静寂が心地いい
[メイン]
雪音クリス :
もっと、ここで倒れていたい……
十分過ぎるほど頑張った……
[メイン] 雪音クリス : 緊張が溶けて、押し込んでいた弱音が溢れ出し……微睡の淵へクリスの手を引く
[メイン] 雪音クリス : ───ああ、でも。
[メイン]
雪音クリス :
今からでも、間に合うかもしれないから。
何か、力になれるかもしれないのなら
[メイン] 雪音クリス : 肉体に喝を入れ立ち上がり……やはり、崩れ落ちる
[メイン]
雪音クリス :
「……す、まん……二人とも」
遠くで始まっているであろう、もう一つの決戦へ挑んでいるだろう二人に
[メイン] 雪音クリス : 「お前たちも……か……って──」
[メイン] 雪音クリス : 疲労に脳が耐えられず、意識が白の中に消えていった
[メイン] 雪音クリス : ……最後に、クラスメイトの四人へ奇跡を願いながら
[メイン] 雪音クリス :
[メイン] 雪音クリス :
[メイン] 雪音クリス :
[メイン] 藤丸ぐだ子 : クライマックスシーン 「私のわがまま」 登場:藤丸ぐだ子、佐倉千代
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
77+1d10 登場/リザレクト
(77+1D10) > 77+10[10] > 87
[メイン] 佐倉千代 : 61+1d10 登場/リザレクト (61+1D10) > 61+6[6] > 67
[メイン] system : [ 藤丸ぐだ子 ] 侵蝕率 : 77 → 87
[メイン] system : [ 佐倉千代 ] 侵蝕率 : 61 → 67
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
スマホからワカメに電話を掛ける
あいつに…会おう
[メイン] 矢神 秀人 : すぐに、電話に彼は出た。
[メイン] 矢神 秀人 : 「んだよ、随分はええな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「あの後…UGNの人と相談した。そんで……お前に会うことにした。今から…あの日の待ち合わせ場所で会えないか?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「断ったら…勝手に追いかけてお前に会いに行く」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「わかった、待ってるよ」
[メイン] 矢神 秀人 : それだけいって、電話は切れた。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「ありがとう」
切れた電話に向かってそう言った
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「じゃあ、ついてきてね千代ちゃん」
[メイン] 佐倉千代 : 「…矢神くんと連絡がついたんだね」
[メイン] 佐倉千代 : 「うん。行こう!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「うん…絶対来ると思う」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
あの日、奴を待っていた待ち合わせ場所に向かう
もしあの日奴を待ち続けていたら…こうならなかったと思うと運命とは不思議なものだと考えながら
[メイン]
佐倉千代 :
向かう途中に3人の方は大丈夫だろうかと、少し不安がよぎる
でもすぐに考え直す。大丈夫だよね。私よりもずっと強いんだし
私は私のやるべきことをやらなくちゃ!
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 矢神 秀人 : 何でもないように、矢神はそこにいた。
[メイン] 矢神 秀人 : 「よう」
[メイン] 矢神 秀人 : いつものように、軽く片手をあげて。
[メイン] 矢神 秀人 : 「なんだ? 転校生も一緒か? あー、つーことは……そういうことか」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「おう、また会えてうれしいぞ」
同じく片手を挙げて
[メイン] 矢神 秀人 : 苦笑を漏らして、千代に一瞥をくれて。
[メイン] 佐倉千代 : 「こ、こんにちは!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「おう。アンタも大変だな」
[メイン] 矢神 秀人 : そう、気安く言った。
[メイン]
佐倉千代 :
「そんなことないよ」
少し緊張しながらも、ニッコリと笑いかける
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まあそういうわけだから変に隠し事はしなくていい。お前の事全部言っちまった。すまん(Thanks.)」
[メイン] 佐倉千代 : 「うん。だから悩み事があるなら私も聞くよ!」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「一応さ…お前の隠し事を暴露したかったわけじゃなくて…相談したんだよ。綾瀬ちゃんをどうにかする方法がないかって」
[メイン] 矢神 秀人 : 「あるならまぁ僕も聞きたいもんだけど」
[メイン] 矢神 秀人 : 「一応、僕はこの業界じゃお前らより『先輩』だぜ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……調べ、考え、悩んだ末の決断だ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そうだろうな……見事にお前の言う通り、記憶処理か覚醒のどっちかしかないって言われたよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「だろ」
[メイン] 矢神 秀人 : どこか疲れた様子で、笑った。
[メイン]
佐倉千代 :
「でもそれで諦めて思考放棄はダメだよ」
「矢神くんや私たちが知らない選択肢もあるかもしれないよ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そう千代ちゃんの言う通り……相談したおかげで気づいた選択肢があったんだ」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「綾瀬ちゃんの意志に任せるって言う選択がね」
[メイン] 佐倉千代 : ぐだ子さんの隣でうんうんとうなずく
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「お前…このまま綾瀬ちゃんを覚醒させると嫌われるぞ。頼みもしてないのに無理やり超能力者にしてテロリスト組織に入れるなんて、矢神くんひどいっ!て」
[メイン] 矢神 秀人 : 「でも凍結させたらその恨み言すら聞けないぞ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ああ、彼女が意識のない状態では……お前の方法を取るしかないと私も思うよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「じゃあ、やっぱこれしかないじゃねーか」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「でもさ……私なら……彼女に聞けるかもしれないんだ。どっちにしたいかって?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 矢神 秀人 : それを聞いて、矢神は溜息をついて。
[メイン] 矢神 秀人 : 「エフェクトかなんかで聞こうってか?」
[メイン] 矢神 秀人 : まるで予測していたかのように、そう言った。
[メイン] 矢神 秀人 : 「転校生も同じ考えか?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「メモリーダイバーって奴らしい。エフェクトなのかどうかはわからないが……できるかもしれないということだ」
[メイン] 佐倉千代 : 「私にはやれることは少ないから…ぐだ子さん任せになるけど、そうだよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……は~」
[メイン] 矢神 秀人 : 大きく溜息をついて、額を片手で覆ってから。
[メイン] 矢神 秀人 : 「ぐだ子、ちょっとこっちこい」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「わかったよ」
近づく
[メイン] 矢神 秀人 : デコピンをくれる。強めに。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「痛い!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ばーか」
[メイン] 矢神 秀人 : 呆れたといった様子で、そういった。
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕がそういうこと考えてないとでも思ったのか?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……ダメなの?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「綾瀬に聞いたら、綾瀬は『テロ組織の仲間になるか、殺されるか、記憶消されるか、冷蔵庫放り込まれるか』を……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……『自分で選ばなきゃならなくなる』んだぞ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「誰のせいにもできなくなる」
[メイン] 矢神 秀人 : 「誰にも八つ当たりできなくなる」
[メイン] 矢神 秀人 : 「誰も怨めなくなる」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……僕はそんな残酷な仕打ちを友人にしたいとは思わないね」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……だったらお前が嫌われてもいいの?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「それでアイツが生き残るなら安いもんだ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「FHに来る以外は実質的に『今の綾瀬が死ぬ』のと何も変わらないんだぞ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……選択肢はない」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……つまり選択肢を与えないことがお前の優しさって奴なんだな……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「わがままだよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕は綾瀬に、友達に死んでほしくないだけだ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「この我儘を通す為なら、コイツの自己意志なんて喜んでゴミ箱に捨ててやるさ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……だいたい、ただでさえ弱ってるだろう所に付きつける選択じゃねえよ」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「……」
そんなにこいつ…綾瀬ちゃんの事大事に思っているんだな。
[メイン]
佐倉千代 :
「(話し込んでるけど…説得は上手く行ったのかな?)」
2人の方をのぞき見る
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
……嫌われてほしくないと思った。
友人がそんなに大事に思っている人に嫌われるなんてことあってほしくないと私は思った
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そうだな…お前は嫌われてでも綾瀬ちゃんに死んでほしくないんだろうな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「でも私…いやだよ。友達がそんなに大事に思っている人から嫌われるなんて」
[メイン] 矢神 秀人 : 「他に方法はない、それに……嫌われると決まったわけじゃないだろ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「覚醒させてくれてありがとうって……泣いて喜んで……感謝してくれると思う?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「それに覚醒って……本当にうまくいくの? それこそ覚醒した瞬間に暴走してお前が殺されるかもしれないんだぞ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「だからどうした」
[メイン] 矢神 秀人 : 「別に感謝なんかされなくていい」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ただ、間違いなく死ぬくらいなら、分の悪い博打でもやるしかないだろ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「博打か…いつも爆死しているくせにそんなもんやろうとするなよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「100%の保証がある良い方法があるなら僕だってそれを選ぶ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「好きでこんなクソみたいな博打をするわけじゃない」
[メイン] 矢神 秀人 : 「それしかないから……『仕方ない』だけだ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「他の方法は全て綾瀬の実質的な死を招く」
[メイン] 矢神 秀人 : 「しかも確実に、だ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「これが50%と70%くらいなら僕も少しは考えたろう」
[メイン] 矢神 秀人 : 「だが0%と1%しかないなら、1%を選ぶしかない」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……それだけの話だ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そうか……0%と1%か……わかったよ。だったら私がやる」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「私の方が…ガチャ運いいからな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……やるって、何をだ?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「綾瀬ちゃんの覚醒だよ。本当は彼女の同意取ろうと思ったけどお前がそれ以外の方法は嫌とか抜かしたから…私は覚醒させることにした」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「私がやるんならお前は…博打しなくていいだろ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……お前、それをする意味がわかってんのか!?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お前はUGNに一枚噛んでんだろ!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「一般人を故意に覚醒させるなんてやったら、それだけだって捕まるぞ!?」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「そっかぁ……勝手に覚醒したって勘違いしてくれることを願うしかないな」
まあ……多分無理めな気がするけど
[メイン] 矢神 秀人 : 「バカ野郎!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 真っ赤な顔で食って掛かり、ぐだ子の肩を強くつかむ。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「なにすんだよワカメ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕はな、今更何したってジャームだ! FHエージェントだ!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「今更UGNの御機嫌なんて伺う必要はない!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「だけど、お前は違うだろうが!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「まだ『そっち』にいれるだろうが!!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕がやればノーリスクなんだよ!! なのにどうしてお前がそれをやるなんて話になるんだ、馬鹿ぐだ子!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「知らねえよ…最初から『そっち』になんていた覚えねえもん」
[メイン] 矢神 秀人 : 「嘘吐くんじゃねぇ!! しつこいくらい聞かされたろう、どうせ!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「なにをだよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お前はまだ『オーヴァード』であって『ジャーム』じゃないってことだよ!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕はもうテロリスト扱いだ! 『ジャーム』だ、理性のない怪物ってレッテル貼られて、もうこれは覆らない!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「でもお前は違うだろうが!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「知らねえよそんなもん。私にとってはお前はジャームとかテロリストじゃなくてただのワカメで私の友達だよ。私と同じ…ただの高校生だ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お前以外が認めないんだよ!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「UGNが諸手振って認めてくれるなら、僕だってこんなクソみたいなことするかよ!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「やらせねぇからな!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「だったら…止めてみせろよ。私、お前が綾瀬ちゃんを隠している場所なんてすぐ見つけてやるからな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「もう決めた。私がやる。お前にはやらせない」
[メイン] 矢神 秀人 : 「経験もない素人で、エージェントですらないお前がやるのは合理で見ても論理で見てもありえねぇんだよ!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「できるさ…私が記憶を再現できるってのは知っているだろ? お前の記憶を見させてもらう」
[メイン] 矢神 秀人 : 「動画勢じゃねーか!!!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「さすがに引いてないキャラのエピソードは動画に頼るしかないからな…」
[メイン] 矢神 秀人 : 「見て出来るなら誰も苦労しないつってんだよ!!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「動画見て大工だのガラス職人になれるなら技術者は全員失職してんだよ!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「少なくとも道具はある…春日って奴が言っていた。私の血には人をオーヴァードにする力があるってな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「やっぱりバカほど乱暴な方法じゃねーか!!!!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「メスがあるから手術出来ますつってんのと同じだからなそれ!!!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「はあ……どうしたもんか……真面目な話として…確率はお前から見てどれくらいだ。今さっき私が言った方法は? 『先輩』なんだろ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「覚醒しない確率の方が高い」
[メイン] 矢神 秀人 : 「だいたいそんなにほいほい覚醒するならバス事故の時に山ほど覚醒者が出てるだろうが」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……後、何度も言っているが、お前がそれをやったらお前が捕まる」
[メイン] 矢神 秀人 : 「UGNは国家公認の秘密結社だ。レネゲイドに関わる事なら裁判なしでの殺人すら容認されている」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……その法を犯せば、当然お前は無事じゃ済まない」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ぐだ子、考え直せ。お前がやろうとしてることは……僕を心配してくれるのはわかるけどな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「どれもハイリスクローリターンだ、僕が1%ならお前は0.1%だ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「立場も力も違う……対等な条件じゃねえんだ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そんなことはどうでもいいが…綾瀬ちゃんの覚醒の確率が私がやる方が低いってのは問題だな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……なあ、ワカメ。記憶改変されてたときの綾瀬ちゃんってお前から見て綾瀬ちゃんだったか? 私は綾瀬ちゃんだと思った」
[メイン] 矢神 秀人 : 「あれくらいなら問題ないだろう、僕から見ても綾瀬は綾瀬だった」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「あれぐらいなら問題ないってことか。よかったよ。流石にそこまでダメだって言われたら無理やりでも私のやり方で覚醒させないといけなくなった」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「綾瀬ちゃんの覚醒自体はお前がやるが、私が綾瀬ちゃんの記憶をいじって私がやったと思わせるってのはどうだ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「は?」
[メイン] 矢神 秀人 : 小首をかしげる。
[メイン] 矢神 秀人 : 「それ、怨まれる先がかわるだけだろ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「何の意味があるんだよ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「お前が嫌われないで済むだろ。私がやりたいことはそれだけだ。それに私の能力なら…心を落ち着かせることもできる。暴走する確率…減るんじゃないか?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「もしかしたら…覚醒してもお前が言うところのレッテルを張られないで済むかもしれない程度に侵蝕率が収まるかもしれない」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……博打すんなら……少しでも確率あげたいだろ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「じゃあ一つだけ約束しろ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「なんだ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「しくじったら、四の五の言わず全部僕に任せろ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「それでいいなら、一枚噛ませてやる」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そんなことでいいのか。どのみちしくじったらどうしようもないだろうし、それでいいよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「そんなことでも確認しないとお前勝手なことするだろ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「よくわかってんな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「友達だからな」
[メイン] 矢神 秀人 : 溜息をついてから。
[メイン] 矢神 秀人 : 「おい、転校生」
[メイン] 佐倉千代 : 「は、はい!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お前『どっち』だ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「話くらい聞いてたよな?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「結構デカイ声だしちまったし」
[メイン] 佐倉千代 : 「…まぁ途中からは聞こえてたけど」
[メイン] 矢神 秀人 : 「じゃあ全部忘れろ」
[メイン] 矢神 秀人 : いうなり、ワーディングを展開して、犬でも捕まえるみたいにぐだ子を小脇に抱える。
[メイン] 佐倉千代 : 「いやだよ」
[メイン] 佐倉千代 : 「知り合って数日だけど、私もぐだ子さんや真花さんとは友達だし」
[メイン] 佐倉千代 : 「矢神くんとも友達になりたいからね」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「よかったな。ワカメ」
[メイン] 矢神 秀人 : 少し困ったように、眉尻を下げてから、視線を逸らして。
[メイン] 矢神 秀人 : 「う、うるせーな……僕は別にそんな……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「いや、それはいい」
[メイン] 矢神 秀人 : 「転校生、じゃあどうすんだ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕とぐだ子はこれから『共謀』するわけだが、これは立派なUGN規定違反だ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「これ以上関われば、犯罪者の片棒担ぐことになる」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……引くなら今だぞ」
[メイン]
佐倉千代 :
「…確かにそれはちょっといやだけど」
「でも友達が困ってるならさ、手を貸したくなるよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 矢神 秀人 : 大きく、それはもう大きく溜息をついて。
[メイン] 矢神 秀人 : 「しょうがねぇ奴らだ」
[メイン] 矢神 秀人 : 千代も小脇に抱えた。
[メイン] 佐倉千代 : 「わわっ!?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「うわ、重いなお前ら……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「綾瀬の方が少し軽……いや、そうでもなかったな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「お前な…私ならともかく千代ちゃんをそんな抱え方すんなよ。無理やり連れ去られたって言い訳できるようにしてくれてるのはわかるけどさ」
[メイン] 佐倉千代 : 「私は小柄なんだけど!矢神くんが力ないだけじゃないの?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「わかってんなら文句いうな、いいか、お前らはこれから僕に誘拐されて、脅されて仕方なく僕に協力するんだ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「うむ、その通りだよ千代ちゃん。ワカメが非力なだけだな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「体重計にこのままのってやってもいいんだぞ!? んなことより口裏あわせろ、ここは譲らないからな」
[メイン] 佐倉千代 : 「前から思ってたけど、矢神くんはちょっとデリカシーないからそういうとこ直した方がいいよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「!?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「🌈……まあこれから気を付ければいいさ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……う、うるせぇ!! んなことより、わかったな!?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕の計画に一枚噛む以上、最低限の指示には従え!! いいな!?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「わかっている。私たちはいま怖いワカメに体重という乙女の秘密と引き換えに従っている。それでいいよね千代ちゃん」
[メイン]
佐倉千代 :
「うん!」
力強くうなずく
[メイン] 矢神 秀人 : 「よし……乙女の秘密とやらはしらねぇけど、腹は決まったな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「いくぞ」
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 : 矢神のアジトは普通に矢神のアパートだった。彼は親元を離れて一人暮らしである。
[メイン] 矢神 秀人 : シューラ・ヴァラが矢神であるということはまだUGN上層部には知れていないため、普通に潜伏できていた。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「アジトって言うからどんなもんかと思ったら……ただのお前んちか…ちょっと残念だな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「うるせぇ、安上がりだろうが」
[メイン]
佐倉千代 :
「そうだね」
キョロキョロと見回す
[メイン] 矢神 秀人 : 「棚のもん勝手に触るなよ……ほら、ここだ」
[メイン] 綾瀬 真花 : ベッドに、綾瀬真花は寝かされていた。何かしらのエフェクト効果で休ませているようだ。レネゲイドにずっと触れさせることで、緩やかに覚醒させるつもりだったのだろう。
[メイン] 綾瀬 真花 : 時間はかかるが、確実な方法だった。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「綾瀬ちゃん…」
彼女の姿を見て緊張した。
今から私たちが彼女の運命を決めるのだ
[メイン] 矢神 秀人 : 「……そろそろ良さそうだな、もしかしたら、綾瀬も待っててくれたのかもな」
[メイン] 矢神 秀人 : ベッド脇についている計測器を見て、矢神がつぶやく。
[メイン] 矢神 秀人 : 「これだけレネゲイドが活性化してるなら、こっちからRCで励起してやれば高い確率で覚醒する」
[メイン] 矢神 秀人 : 「励起には『αトランス』という覚醒用の薬を使う。FH謹製のもんだ、安全性については保障できないが」
[メイン] 矢神 秀人 : ぐだ子をみて。
[メイン] 矢神 秀人 : 「……お前の血でやるよりはマシだ、これでいいな?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……そっちの方が確率高いってんなら…そうするしかないよな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「確率は保障する、ジュースに雑に混ぜて飲ませるだけでも効果がある薬だからな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「大昔、コイツを町中のジュースに混ぜてバラ撒こうとしたバカもいたらしい」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「こわっ……」
[メイン]
佐倉千代 :
「…うわ~」
「(聞かなかったことにしよう)」
[メイン] 矢神 秀人 : 「まぁ、そんな杜撰でバカげた計画は当然失敗したけどな。どこのどいつがやったのか知らないが、全くアホだよな」
[メイン] 矢神 秀人 : 呆れたように笑ってから、αトランスを棚からとって。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「やるんだな…?」
[メイン] 佐倉千代 : ドキドキしながら見つめる
[メイン] 矢神 秀人 : 「ああ、投与とRCは僕がやる」
[メイン] 矢神 秀人 : 「エフェクト干渉はお前がやれ、ただ、記憶は弄るな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「誰がやったかなんて、口頭でお前が言えば済む事だからな」
[メイン] 矢神 秀人 : 出来る限り、脳に関わる部分は弄りたくない、矢神は記憶処理と言う行為自体に否定的な考えをもっていた。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……一つ聞きたいが……彼女思い出したいことがあったらしい。それ、思い出させるのはどうだ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「逆に記憶を戻すって事か」
[メイン] 矢神 秀人 : 「わかった、任せる。覚醒したらどっちみち全部説明しなきゃなんだしな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ただ、難しそうならやるなよ。エフェクト越しとはいえ、脳を弄るんだからな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「エージェントどころかイリーガルですらないお前がやるのは本来危険なことだ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「わかったよ。無理そうなら諦める」
[メイン] 矢神 秀人 : 「それでいい、転校生」
[メイン] 佐倉千代 : 「なに?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お前はこれ持ってろ」
[メイン] 矢神 秀人 : そういって、棚から取り出した銃を持たせる。
[メイン] 佐倉千代 : 「…!?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「最悪三人全員暴走する」
[メイン] 矢神 秀人 : 「その時はそれで何とかしろ、殺してもいい」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……物騒なことを言うなぁ……まあそんぐらいは覚悟するけどさ」
[メイン] 佐倉千代 : 「わかった。…けど成功するって私は信じてるよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「無論、失敗させる気は僕もない」
[メイン]
佐倉千代 :
「それなら良かった」
「(それに銃なんて触ったこともないから撃てないしね)」
[メイン] 矢神 秀人 : 「だが、万一はある。計画に加担した以上、自分の身は自分で守れ」
[メイン]
佐倉千代 :
「うん」
真剣な顔でうなずく
[メイン] 矢神 秀人 : 「いい返事だ」
[メイン] 矢神 秀人 : にやりと笑ってから、真面目な顔になり。
[メイン] 矢神 秀人 : 「……よし、掛かるぞ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ガチャの時間か……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「命が掛かったガチャだな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「しかも一回きりだ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「出来れば引きたくないな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……確定チケットとか欲しいよなぁ……」
[メイン] 矢神 秀人 : 鼻で笑う。
[メイン] 矢神 秀人 : 「あったら苦労しねぇよ」
[メイン] 矢神 秀人 : そういって、綾瀬を抱き上げ。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ま、ないものねだりしてもしょうがない。確率はあげたんだ。幸運の女神っぽい千代ちゃんもついている。きっと当たりを引けるさ。安心して引け」
[メイン] 矢神 秀人 : 「最悪の可能性を考慮して、人気がない場所に移動する」
[メイン] 矢神 秀人 : 「最初の博打だ。移動中は当然隠密性はかなり薄れる、途中でUGNに遭遇したらアウトだ、言い訳は難しいぞ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そんなら大丈夫じゃねえの? あの春日って奴を倒しに行っているらしいからな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「そりゃ好都合だ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「少しはアイツも役立ったな」
[メイン]
矢神 秀人 :
「!?」
その瞬間、遠方でのワーディングを感知し。
[メイン] 矢神 秀人 : 「……なるほど、『あっち』にいるわけだな、好都合だ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ドンパチが終わる前に済ませる、急ぐぞ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ああ、確率テーブルが切り替わる前に引かんとな」
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 : 急ぎ、街はずれの公園にまで移動する、遊具無し、ボール遊び禁止、禁煙、犬の散歩禁止と、もう何をやっていいのか逆に書いたほうが良いような公園だ。
[メイン] 矢神 秀人 : やたら綺麗なトイレとベンチ以外何もない、だだっ広い公園、そこのベンチに綾瀬を寝かせて。矢神は頷いた。
[メイン] 矢神 秀人 : 「……覚悟は良いな、お前ら?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「もちろん」
[メイン]
佐倉千代 :
「いいよ」
銃を手に持つ
[メイン] 矢神 秀人 : 「……よし」
[メイン] 矢神 秀人 : 頷いて。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
ロイスを取得
雪音クリス
〇感服/隔意
佐倉千代
〇親近感/隔意
ディアボロス
親近感/〇ムカつく
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
ロイスを取得
綾瀬真花
〇どうなるかわからないけど…綾瀬ちゃんが綾瀬ちゃんでいられるよう頑張るよ/本当はこんなことするの……あいつのためなんだ…ごめんね
[雑談] system : [ 藤丸ぐだ子 ] ロイス : 2 → 6
[メイン] system : [ 雪音クリス ] ロイス : 4 → 5
[メイン]
佐倉千代 :
ロイスを取得
深月フェリシア
○信頼/脅威
藤丸ぐだ子
○友情/不安
綾瀬真花
○友情/恐怖
矢神秀人
○友情/デリカシーないよね
[メイン] system : [ 佐倉千代 ] ロイス : 2 → 6
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 : 判定は二回やる
[メイン] 藤丸ぐだ子 : わかった
[メイン] 矢神 秀人 : まず矢神のRC、ぐだ子もRCだ
[メイン] 矢神 秀人 : 目標値は矢神は20、ぐだ子は30だ
[メイン] 矢神 秀人 : どちらが失敗しても綾瀬は暴走して侵蝕率は100%を越える
[メイン] 藤丸ぐだ子 : なるほど…サポートとかはできたりすんのかな?
[メイン] 矢神 秀人 : できるとする
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 : 「作業に僕たちは集中する、転校生、万一の時は頼んだぞ」
[メイン] 矢神 秀人 : そういって、レネゲイドを集中させ、αトランスを取り出す。
[メイン] 矢神 秀人 : 「……悪いな、綾瀬」
[メイン] 矢神 秀人 : 「怨んでくれていい、だけど僕は……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……友達が殺されそうって時に何もしないなんてのは、ごめんなんだ」
[メイン] 佐倉千代 : 67+3d10 ジェネシフト (67+3D10) > 67+16[3,4,9] > 83
[メイン] system : [ 佐倉千代 ] 侵蝕率 : 67 → 83
[メイン]
佐倉千代 :
≪タブレット+多重生成+狂戦士≫
対象はぐだ子さんと矢神くん
C値-1、判定ダイス+4
[メイン] system : [ 佐倉千代 ] 侵蝕率 : 83 → 93
[メイン] 佐倉千代 : 「少しだけど私にもできることを…」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ありがとう千代ちゃん!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「千代ちゃんも応援しているぞ。しっかりやれよワカメ」」
[メイン] 矢神 秀人 : 「!!」
[メイン] 矢神 秀人 : にやりと笑って。
[メイン] 矢神 秀人 : 「全く……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「心強い人質だな!!」
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 : 10dx+4 (10DX9+4) > 10[1,2,2,2,4,6,6,7,8,10]+2[2]+4 > 16
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 : 「ぐ……!」
[メイン] 矢神 秀人 : 矢神の額に、脂汗が浮かぶ。
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 : 「クソが……言い出しっぺが……!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「コケてられるかよ!!!!!!」
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 : 綾瀬真花 ●友情/不安 「今回ばっかりは……外せねぇんだよ!!」
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 : 16+1d10 (16+1D10) > 16+5[5] > 21
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 : 「ぐだ子!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「よくやったぞワカメ!あとは私に任せろ!」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
そう言って綾瀬ちゃんに駆け寄る
そして…手を触れ…メモリーダイブを実行する
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 援護の風を使用します
[メイン] 藤丸ぐだ子 : これでダイスが…4D増える
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
大丈夫だ…いま風が来ている気がする
勝利の風が…だからきっといけるよね
[メイン] 藤丸ぐだ子 : そして千代ちゃんのロイスを消費してC値をさらに1減らします
[メイン] system : [ 藤丸ぐだ子 ] ロイス : 6 → 5
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 大丈夫だ…千代ちゃんも応援してくれているいけるいける
[メイン] 藤丸ぐだ子 : ガチャの宗教のようなおまじないを自分に言い聞かせ私は綾瀬ちゃんの精神にダイブする
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 12DX8 (12DX8) > 10[1,3,4,4,4,5,6,6,7,8,9,10]+10[2,10,10]+7[3,7] > 27
[メイン] 綾瀬 真花 : 「う、うう……」
[メイン] 綾瀬 真花 : 苦し気に、うめく。
[メイン] 矢神 秀人 : 「……くそ、侵蝕率が……!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「やっぱ、ダメなのか……!?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まだだ…まだあきらめられない」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「クリスちゃんに言ったんだ…悪かったって言ってたこと伝えるって」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : クリスちゃんのロイスを消費して1d達成値を増やします
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「だからこんなところで諦められないよ!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 1d10+27 (1D10+27) > 2[2]+27 > 29
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まだ…まだ駄目なの……いや……ここで終わってたまるか」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そうだ……私の好きななすびちゃんだってどうしようもないときでも頑張ってた……ここが踏ん張りどころだ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 固定ロイスのなすびちゃん使用します
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 1d10+29 (1D10+29) > 7[7]+29 > 36
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「綾瀬ちゃん! 大丈夫…怖くないよ」
届け私の言葉
[メイン] 綾瀬 真花 : 「……ん、んん……」
[メイン] 綾瀬 真花 : 身体から発せられる、甘い芳香が強くなり。
[メイン] 綾瀬 真花 : 「ぐだ、子……?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「うん…私だよ!」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「ぐだ子……私……」
[メイン] 綾瀬 真花 :
[メイン] 綾瀬 真花 : 「……三角チョコパイ、どうしたっけ?」
[メイン] 綾瀬 真花 :
[メイン] 綾瀬 真花 : そのまま、意識を失った。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そう言えば…食べてなかったね……あれ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ぷっ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「はははははは!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「んだよ、しまらねぇなぁ、おい」
[メイン] 矢神 秀人 : 大笑いをしてから、その場にへたり込み。
[メイン] 矢神 秀人 : 汗でびっしょりの額を、乱暴に袖で拭った。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「なんだよ…大事なことだろ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕は甘いものは苦手だからわからねぇよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 計測器をみて、小さく笑う。
[メイン] 矢神 秀人 : 「……侵蝕率45%、大丈夫そうだな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「レッテル貼られないってことか…よかったね」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お前の勝ちだ、ぐだ子」
[メイン] 矢神 秀人 : 「転校生もありがとな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お前がいなかったらヤバかった」
[メイン] 佐倉千代 : 2人の様子を見て成功したと確信する
[メイン]
佐倉千代 :
「うわ~ん!成功して良かった~!」
半分泣きながら、半分笑顔で
[メイン] 矢神 秀人 : 「まぁUGN的には大失敗だけどな」
[メイン] 矢神 秀人 : そういってから、笑って。
[メイン] 矢神 秀人 : 「知った事じゃねぇけどな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ははははははははは!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ありがとう千代ちゃん。あなたがいなかったら多分…私爆死していたよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ほんとだよ、死ぬほど感謝しろよ」
[メイン] 佐倉千代 : 「いいんだよ~!友達を救えたんだから~!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「さてと」
[メイン] 矢神 秀人 : そのまま、立ち上がり。
[メイン] 矢神 秀人 : 「おい、ぐだ子」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「なんだ?」
[メイン] 矢神 秀人 : ビンタ。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「おぶっ!」
[メイン] 矢神 秀人 : もう一発ビンタ。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ぐべっ!」
[メイン] 矢神 秀人 : さらにもう一発ボディ!! ……は、流石にやめて。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「やられっぱなしの私だと思ったか」
すかさずボディにパンチ
[メイン] 矢神 秀人 : 「おごっ!?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お、おま、僕が気を使ってビンタくらいにしたのに……!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「その代わり二発だったからまあ釣り合うだろ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「臓器にダメージ入って釣り合ってたまるか!!!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ちっ……まぁいい」
[メイン] 矢神 秀人 : そういって、千代とぐだ子をみて。
[メイン] 矢神 秀人 : 「とりあえず、僕はこれで引き上げる。交戦の言い訳には苦しいかもしれないが、完全無傷よりはマシだろ。転校生も一発いっとくか?」
[メイン]
佐倉千代 :
「私は遠慮しておくよ」
「ぐだ子さんに守ってもらったってことにしておくね」
[メイン] 矢神 秀人 : 「こいつ頭いいな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「うん、それがいいよ。ワカメのビンタはけっこう痛いもん」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「それでお前…引き上げた後どうするつもりだ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「はぁ?」
[メイン] 佐倉千代 : ぐだ子さんの言葉にそう言えばと、矢神くんの方を向く
[メイン] 矢神 秀人 : 何バカなこと言ってんだコイツって顔をする。
[メイン] 矢神 秀人 : 「いや、普通に……帰って寝るけど」
[メイン] 矢神 秀人 : 「周回してから……」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そっか……どっか遠いところに行きそうだと思ったけど安心したよ」
[メイン] 佐倉千代 : 「(私もそう思ってた)」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お前らが上に告げ口するなら帰って荷造りするけどな」
[メイン] 矢神 秀人 : 書類上、シューラ・ヴァラの正体はまだ知れていない。
[メイン] 矢神 秀人 : 綾瀬は身元が知れているので、綾瀬を連れ去るなら、矢神も身を晦ます必要があったが……綾瀬を連れ去る必要がないなら、今まで通りだ。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そうだな…謎のストレートロン毛仮面にでも襲われたって言っておくよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「嫌味か??????」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まあ嫌味と……お前とは似つかない姿を教えておくって偽装工作も兼ねているな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「やっぱ嫌味じゃねーか」
[メイン] 矢神 秀人 : 舌打ちをしてから、「あ~」とうめき声をあげて。
[メイン] 矢神 秀人 : 「あほくせぇ……帰るわ僕」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「じゃあゆっくり休めよ。またな…秀人」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……言われなくてもそうするよ。転校生、そいつ嘘ヘタクソだから適当によろしく」
[メイン] 佐倉千代 : 「またね~!矢神くん」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ああ……またな」
[メイン] 佐倉千代 : 「うん!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 矢神 秀人 : ぷいっと顔を背け、機材を片付けてから、そそくさと帰っていく。
[メイン] 矢神 秀人 : まるで、女子会から逃げる男子のようだった。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「さて…私たちも帰ろうか千代ちゃん。綾瀬ちゃん連れて行かないといけないし」
[メイン] 佐倉千代 : 「そうだね」
[メイン] 綾瀬 真花 : すやすや眠っている。なんだったら涎も垂れてる。
[メイン] 綾瀬 真花 : 緊張感は全くない。
[メイン] 綾瀬 真花 : 「ううん……三角チョコパイ……」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……帰る途中で買おうか、千代ちゃん」
[メイン] 佐倉千代 : 「うん!起きたら喜ぶだろうしね」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : そうして私たちはマックを探しながら帰り道を歩いていった。
[メイン] 佐倉千代 : ぐだ子さんと帰りながら、3人の方はどうなったんだろうと気になった
[メイン] 佐倉千代 : 「(あとで電話しないと)」
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : 82+1d10 登場/リザレクト (82+1D10) > 82+1[1] > 83
[メイン] system : [ 池野楓 ] 侵蝕率 : 82 → 83
[メイン] system : [ 藤丸ぐだ子 ] 侵蝕率 : 87 → 89
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 89+1d10 登場/リザレクト (89+1D10) > 89+7[7] > 96
[メイン] 池野楓 : あ、私がクライマックスシーンに登場だから、ぐだ子ちゃんは振らなくてだいじょーびよー
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 🌈
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : すっかりオレンジ色の空模様となった、3人の夕暮れの帰り道。
[メイン] 池野楓 : 千代が端末を取り出した時、その前方に、ポッケに手を突っ込んで佇むシルエットが。
[メイン] 池野楓 : その人影も、3人に気づき、ポッケから手を出し、振る。
[メイン]
池野楓 :
「やほ~、お疲れさん~」
近づき、その正体が判明する。池野楓だ。
[メイン] 池野楓 : ボロボロのコートが風に揺らめく。
[メイン] 深月フェリシア : 「あー……ちょうどいい感じのタイミングだったな」
[メイン] 雪音クリス : 「その様子だと……そっちも上手くいったみたいだな」電柱に背を預け
[メイン] 深月フェリシア : 楓の後ろからひょっこりと顔を出して。
[メイン] 池野楓 : 飄々と、へらへらしながらぐだ子、千代、そして綾瀬を見る。
[メイン]
佐倉千代 :
「うわっ…3人ともボロボロじゃないですか!」
駆け寄る
[メイン] 深月フェリシア : 「こっちはケリつけてきたぜ!」
[メイン] 雪音クリス : 「おう、フェシリアの大活躍だ、写真に撮ってやりたいくらいだった」
[メイン]
池野楓 :
「お~お~心配してくれるのかい、ありがたや~ありがたや~」
冗談交じりの口調で。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「クリスちゃん、フェリシアさん、楓さん 大変……そうな感じだったんですね」
[メイン] 深月フェリシア : Vサインを見せながら、千代に平気だぜ!というアピールをする。
[メイン] 池野楓 : 「まぁ、"いつものお仕事"よ~」
[メイン] 雪音クリス : 「……ま、楽勝だよ」
[メイン] 池野楓 : 視線を、ぐだ子が背負う綾瀬の方へ。
[メイン] 池野楓 : 「ほほーう!」
[メイン]
池野楓 :
「FHから奪還したんだね、お見事!」
話してもいないのに、そう語る楓。
[メイン]
佐倉千代 :
「良かった…本当に…」
フェリシアさんの晴れやかな顔を見て安堵する
[メイン]
雪音クリス :
「………」
綾瀬を少し悲しそうに見つめた後…
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「無事とはいえなさそうですけど…元気そうでよかったです。はい、何とか綾瀬ちゃんはテロリスト組織に入らずに済みそうです」
[メイン]
深月フェリシア :
「っへへ、そっちもやってやったみたいだな」
綾瀬の安否を確認し、千代とぐだ子の顔を見る
[メイン]
池野楓 :
「さっすが~!ぐだ子ちゃん、最高だね!」
グッジョブサイン。
[メイン] 池野楓 : 「と、いうわけでぇ、本任務はこれにて終了!」
[メイン] 池野楓 : 「綾瀬ちゃんはこのままUGN傘下の病院で治療」
[メイン] 佐倉千代 : 「私はほとんど見てただけですけど…友達が…ぐだ子さんが頑張ってくれたから」
[メイン] 池野楓 : 「そしてぐだ子ちゃんは記憶処理!元の日常へ帰還!」
[メイン] 池野楓 : 「だね?」
[メイン] 雪音クリス : 「…そーなるよな」
[メイン] 池野楓 : また、ポッケに手を突っ込む。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……そうしたら私、忘れちゃうんですよね。あの日から今日までのこと」
[メイン] 池野楓 : 「………まぁ、ね」
[メイン] 雪音クリス : 「……ああ。」
[メイン] 池野楓 : 無表情ながら、どこか悲しげに。
[メイン]
深月フェリシア :
……熟練の傭兵であるフェリシアは感じ取る。
二人のレネゲイドが高まっていること、この二人が救うためにも頑張ってきたのだということを。
[メイン] 深月フェリシア : 「…まあでもよ、お前がどっち取ったって自由だが」
[メイン] 深月フェリシア : ぐだ子の方を見る。
[メイン] 深月フェリシア : 「お前がそいつを救ったって事実は、消えねーからな」
[メイン]
佐倉千代 :
「あっ…」
病院で会った時のぐだ子さんがどうしたいかで答えたことを思い出す
[メイン]
雪音クリス :
「そーそ、それに……」
「これでレネゲイド犯罪だの、FHだの。面倒事で悩まないで済む……って考えろ。楽だからさ」
[メイン] 雪音クリス : 「日常への帰還、おめっとさん」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「悩まないで済む…」
ちょっと前までなら私はそれについていいと思っただろう
でも…私の友達はそれについて…死ぬほど悩んでいて。私は全くそれについて気が付いてなかった
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
友達が…悩んでいるのに私だけ…のほほんとしているのは…嫌だと思った。
忘れたらまた…あいつの苦悩に気が付けなくなる
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「……私、記憶処理受けるのやめようと思います」
だからこう言うのに迷いはなかった
[メイン]
池野楓 :
「………………。」
飄々とした表情で、その言葉を黙って聞き終える。
[メイン] 雪音クリス : 「……これは独り言なんだが、言い訳は効かなくなるぞ」
[メイン] 池野楓 : そして、にっこりと笑う。
[メイン] 池野楓 : 「うん、辛いよ、この仕事」
[メイン]
深月フェリシア :
「ならそれもいいんじゃねえーの」
ぐだ子が言い切ったことに気づいて、肯定する
[メイン]
佐倉千代 :
「ふぇっ!?」
まさかの展開に変な声が出る
[メイン]
深月フェリシア :
「そうだ、辛いし苦しいけどよ」
「…お前がそう決めたんなら、それでいいだろ」
[メイン] 池野楓 : フェリシアの方へ視線を移し。
[メイン] 池野楓 : 「……ふふ、そうだね」
[メイン] 池野楓 : 楓の直観も、そう囁いている。
[メイン] 池野楓 : ポッケから、手を出す。
[メイン]
深月フェリシア :
選択肢があって、悩んだ挙句それを選んだんだ。
なら、オレはそれをそんちょーする。
[メイン] 雪音クリス : 「……じゃ、これ以上言えることねえや」
[メイン] 池野楓 : 改めて、ぐだ子の方へ向き、手を差し伸べる。
[メイン]
池野楓 :
「ようこそ、これからよろしくね」
へらへらと笑いながら。
[メイン]
雪音クリス :
「ようこそ、※※みたいな非日常へ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「つらくても…なんでも…私、今日までのこと忘れたくないんと思ったんです。せっかく皆さんとも仲良くなれてきましたし」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「だから…よろしくお願いします」
[メイン] 池野楓 : にっこりと笑う。
[メイン] 深月フェリシア : へへ、と笑い。
[メイン] 池野楓 : 「………よ~し!それじゃあ諸君!」
[メイン]
佐倉千代 :
「うん!」
「改めて、よろしくね」
[メイン] 深月フェリシア : 「じゃーオレ先輩なー、よろしく!」
[メイン] 池野楓 : 「今夜は新人歓迎会を兼ねて!焼肉パーティーと行こうじゃあないか~!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「よろしくね千代ちゃん。よろしくお願いしますフェリシア先輩」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「クリスちゃんも楓さんもこれから…よろしくお願いします」
[メイン] 池野楓 : ………ふふ、ふふふ、本当に、強い子だよ、君は。
[メイン]
深月フェリシア :
「うぉっしゃー!全部楓が持つから食いまくっていいぞ!」
焼肉に心踊りながら
[メイン] 池野楓 : 「ウン」
[メイン] 雪音クリス : 「……あたしも金出すよ」
[メイン] 池野楓 : 「……いや、ここは……支部長の、腕の見せ所……!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「焼肉…ガチャ報告と一緒によく見るやつですね…楽しみです」
[メイン] 雪音クリス : 「っさい!善意で言ってんだから大人しく受け入れろ!!」
[メイン] 池野楓 : 「ギャ~~~~~~!!」
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : バックトラックしまーす
[メイン] 雪音クリス : わかった
[メイン] 池野楓 : 侵蝕率83% ロイス2個
[メイン] 雪音クリス : 侵蝕率124% ロイス5個
[メイン] 池野楓 : 83-2d10 通常振り/追加振り (83-2D10) > 83-12[8,4] > 71
[メイン]
深月フェリシア :
フェリシアの帰還は格が違う
2倍振り・皇
[メイン] 雪音クリス : 124-(5+5)d10 2倍振り (124-10D10) > 124-48[3,1,10,3,5,1,3,9,3,10] > 76
[メイン] system : [ 池野楓 ] 侵蝕率 : 83 → 71
[メイン] 佐倉千代 : 侵蝕率93% ロイス6個
[メイン] 深月フェリシア : 侵蝕率105% ロイス2個
[メイン] 深月フェリシア : 105-(2+2)d10 2倍振り (105-4D10) > 105-24[7,5,3,9] > 81
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 侵蝕率89% ロイス4個
[メイン] system : [ 深月フェリシア ] 侵蝕率 : 105 → 84
[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 124 → 76
[メイン] 雪音クリス : 帰還!
[メイン] 佐倉千代 : 93-6d10 帰還判定 (93-6D10) > 93-39[4,10,7,7,2,9] > 54
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 89-4d10 バックトラック (89-4D10) > 89-22[9,7,2,4] > 67
[メイン] system : [ 佐倉千代 ] 侵蝕率 : 93 → 54
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : その後、目覚めた綾瀬真花は事情を聞くと。
[メイン] 綾瀬 真花 : 「ぐだ子がやるなら私もやるにきまってるじゃん!!」
[メイン] GM : と、一切悩まず返事して、一瞬でUGNイリーガルになった。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「本当!? ちょっと心配だけど嬉しいよ!」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「当たり前だよ! だって、そのシューラ・ヴァラとディアボロスって奴が悪いんでしょ!!」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「私のこのなんか良い香りがする力でとっちめてやるんだから! シュッ!! シュッ!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 綾瀬 真花 : などと平気で学校でも言うので怒られたりしている。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「うんうん…あのストレートロン毛仮面とオールバックメガネが悪いんだよ。守り切れなくて覚醒させちゃってごめんね」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「良いんだよ、全然気にしてないからね!! あ、これ全部秘密だったっけ……!?」
[メイン] 綾瀬 真花 : 「誰も聞いてないよね!? よし!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「…………」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「うん、大丈夫大丈夫。これ全部スマホゲーの話だからね」
[メイン] 矢神 秀人 : そんな00年代みたいな設定のスマホゲーあってたまるか。
[メイン] 矢神 秀人 : 連日、矢神から「UGNやめろバカ共」とぐだ子にラインが届くようになった。
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : Ending「Trick or Treat Days」 登場:楓
[メイン] 池野楓 : ある街に、とある小さな支部の執務室にて
[メイン] 池野楓 : 池野楓はデスクに齧りつき、報告書を纏めていた。
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : 内容は、まずは"藤丸ぐだ子"の処遇について。
[メイン] 池野楓 : FHエージェントとの共謀?一般人を無理矢理覚醒?なんだいそれは?私は一切知らないから書くことすらもできないねぇ。
[メイン] 池野楓 : そして、新たに覚醒した少女──綾瀬真花 について。
[メイン] 池野楓 : 彼女はただのバス横転炎上事故の被害者。それ以上でもそれ以下でもない。その後はオーヴァードとして覚醒して、そしてうちで引き取って、終わり!
[メイン] 池野楓 : "シューラ・ヴァラ"についても同様、これは記述無し。
[メイン] 池野楓 : この事件には関与していない……いやだって本当だし、件のバス爆破事件には全く関わってないしぃ、別に日常の危機を脅かしていたわけじゃないしね。
[メイン] 池野楓 : というわけで、今回は矛先として、"ディアボロス"──春日恭二が現場にいたってことで、存分に利用させてもらった。
[メイン] 池野楓 : 虚偽報告ではなく、事実を節々抜かした、淡々とした報告。
[メイン] 池野楓 : 今回のバス横転炎上事件は、ディアボロスがオーヴァード適正のある少女を覚醒させようとしたために引き起こした事件であり、支部の対応として、ディアボロスの撃退を行った。
[メイン] 池野楓 : その後、"経過"として覚醒した少女は、UGNにて保護。以上。
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : ───うん、こんなもんでいいっしょ。
[メイン] 池野楓 : ……ぶっちゃけ、UGN支部長としての在り方を考えると、超アウト。
[メイン] 池野楓 : "日常の守護者"なのに、FHを庇っちゃってるわけだし……うん。こんな報告書を提出してお金貰っちゃってて、いや~、なんとも言えませんなぁ。
[メイン] 池野楓 : ……まぁでも、私は信じるよ、ぐだ子ちゃんが信じた相手なら、じゃあきっと悪い事はしない、起こらないさ。
[メイン] 池野楓 : 私の"直観"ってやつがそう叫んでいるんだから、これはきっと正しいのさ。
[メイン] 池野楓 : 「ふぃ~~、一仕事終わり~っと!」
[メイン] 池野楓 : 少し古びたキャスター付き椅子に寄りかかり、伸びをする楓。ポキ、ポキ、と関節が鳴る。
[メイン] 池野楓 : 「確かえーっと……20時からみんなで焼肉に行く約束だったっけな」
[メイン] 池野楓 : 何の特徴も無い、四角い簡素なデジタル時計をちらりと見る。18:35と表示。
[メイン] 池野楓 : 「いい感じの時刻かな」
[メイン] 池野楓 : 肩を叩きながら、よろよろと立ち上がり、帰り支度を始める。資料を纏め、バッグへ入れ、消灯。
[メイン] 池野楓 : その後、足を支部の外へ─────ではなく、地下へ。
[メイン] 池野楓 : かつ、かつ、かつ。靴音を慣らしながら、階段を下る。
[メイン] 池野楓 : そうして辿り着いた先にあったのは……凍結施設。
[メイン] 池野楓 : そこへ入り、棺とも見れるような、冷たい機械のケースへ、手を触れる。
[メイン] 池野楓 : 「……行ってくるね、ゆず」
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : ……思えば、あれから色々あった。私は、覚醒した当初は、絶望した日々を送っていた。
[メイン] 池野楓 : だって、一緒にくっだらない雑談をしたり、一番美味しいカップ焼きそばを決めるために、あらゆるカップ焼きそばを啜ったり、その日の朝に思いついたイタズラをとりあえずでぶつけてみたり
[メイン] 池野楓 : ……ちょっと淡い想いを寄せていたりした、ゆずが、もう、会えないんだったから。
[メイン] 池野楓 : それでも、私は、"支部長"に拾ってもらい、"日常"を改めて教えてもらって
[メイン] 池野楓 : それで……守りたいものを、見つけることができて。
[メイン] 池野楓 : ……ふふ、今思い返しても、面白いなぁ。毛むくじゃらの支部長って……。
[メイン] 池野楓 : ………………。
[メイン] 池野楓 : ……ぐだ子ちゃんは、違った。私とは。
[メイン] 池野楓 : "強かった"。
[メイン] 池野楓 : 自分の意志で、自分なりの"日常"を掴み取ることができた。
[メイン] 池野楓 : これって、うん、本当に凄いことだよね。なんていうか……過去の私は、できなかったことだから。やっぱり偉いよ。
[メイン] 池野楓 : だからこそ、ぐだ子ちゃんの掴み取った"日常"は、私達が責任もって預かる。
[メイン] 池野楓 : 守り抜く。
[メイン] 池野楓 : それが使命……いや、信念だからね、少なくとも私の。
[メイン] 池野楓 : ……さて、焼肉、焼肉!
[メイン] 池野楓 : 持ってくれよ~、私のお財布!100倍会計拳!
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 深月フェリシア : ending『from now on←これなんて読むんだ?』 登場:深月フェリシア、池野楓
[メイン]
深月フェリシア :
金色の髪を揺らして、手提げ袋一つを持って歩く少女。
鼻歌交じり。
[メイン] 深月フェリシア : 時刻は19時、約束の焼肉の前にどうしてもやりたいことがあって、今知り合いの支部へと向かっている。
[メイン] 深月フェリシア : 「……お、いたいた!」
[メイン] 深月フェリシア : 空いていない方の手を振ってアピール。
[メイン]
池野楓 :
「お、フェリシア~」
コートを揺らめかせながら、フェリシアに手を振る。
[メイン]
池野楓 :
「おつおつ~」
相変わらずのへらへら。
[メイン] 深月フェリシア : 「わりいな、集まるのもう少し後だってのに呼んじまって」
[メイン] 池野楓 : 「いいってことよ~」
[メイン] 池野楓 : にこにこしながら。
[メイン] 深月フェリシア : そう言って、手提げ袋を持ち上げる。
[メイン] 池野楓 : 「それで、用って、何かな?」
[メイン] 深月フェリシア : にっ、と笑い。
[メイン]
池野楓 :
「む?」
その手提げ袋に視線を移し。
[メイン] 深月フェリシア : 「お得意の直感でこれからオレが何するか、わかったりねえのか?」
[メイン]
池野楓 :
「ほほ~う?」
ニヤリと笑う。
[メイン] 池野楓 : 「なら当ててあげるよ」
[メイン]
池野楓 :
「ズバリ──────」
目を閉じ。
[メイン]
池野楓 :
「ドッキリだね!」
ドヤ顔。
[メイン] 深月フェリシア : 期待半分、面白さ半分で。
[メイン] 深月フェリシア : 「あ?」
[メイン]
池野楓 :
「楓ちゃんには全てお見通しなのよ~ホホホ~」
飄々と笑う。
[メイン] 深月フェリシア : 何言ってんだ、という顔で。
[メイン] 深月フェリシア : 「はぁ~~~……ったく」
[メイン] 深月フェリシア : 「じゃあ、お前が当てられなかった奴だな」
[メイン] 池野楓 : 「なにっ」
[メイン] 深月フェリシア : がさごそと袋を取り出し、二つの包まれたものを取り出す
[メイン] 深月フェリシア : その一方を、押し付ける。
[メイン]
池野楓 :
「おっと」
それを受け取る。
[メイン] 池野楓 : 「これは……?」
[メイン]
深月フェリシア :
もう一つは自分の手に、そしてすぐにめくる。
そこには牛が描かれた白を基調としたマグカップ。
[メイン]
深月フェリシア :
そして楓の渡されたもの、包み紙がはらりと落ちる。
そこには、メープルが描かれたマグカップ。
[メイン] 池野楓 : ………………………………。
[メイン] 池野楓 : くるっ。
[メイン] 深月フェリシア : 「……プレゼントだよ」
[メイン] 池野楓 : マグカップを持ったまま、180度回転。
[メイン] 池野楓 : そして上を見上げる。
[メイン] 池野楓 : 「へぇ~~、やっぱりドッキリじゃん」
[メイン] 深月フェリシア : 「オレが自腹で買ったの!……はぁ?」
[メイン]
深月フェリシア :
…フェリシアが自腹を切ったことは、今の今で楓が見たことはなかった。
焼肉しかり、アイスしかり。
いつも誰かにゆすってばかりいた。
[メイン]
池野楓 :
「───────ありがと、大切にするよ」
空を見上げたまま、表情を、見せないように。
[メイン] 池野楓 : その声は
[メイン] 池野楓 : 少し震えていた。
[メイン] 深月フェリシア : 「……んだよ、わりいかよ」
[メイン] 深月フェリシア : 「…今回お前に迷惑かけて、んで……めっちゃ頑張ってもらったからな」
[メイン] 池野楓 : 「ちょっとごめん、しばらくこの状態にさせて」
[メイン] 池野楓 : 「………」
[メイン] 池野楓 : 「頑張ったのは、フェリシアだよ」
[メイン] 池野楓 : 「過去との決別なんてさ、軽々しくできるもんじゃあないからね」
[メイン] 池野楓 : 「立派だよ、ここまでフェリシアが成長して……うん、ビックリだよ、嬉しいよ」
[メイン] 深月フェリシア : 「……まあ、嬉しいけどよ…」
[メイン]
深月フェリシア :
なんだか、褒められるとは思ってなかった。
……恥ずかしいじゃねえか…。
[メイン] 深月フェリシア : 「……でもよ、オレは…オレがここまでできたのはさ」
[メイン]
深月フェリシア :
目の前の、その姿を見る。
オレよりおっきい身長で、それでいて安心するやつ。
[メイン]
深月フェリシア :
ロイス取得
池野楓 〇信頼/食傷
「オレのさいっこうの雇い主で、世界で一番大切な奴がいたからだよ!」
Sロイス、固定ロイス指定
[メイン] 池野楓 : あーーーーーーーーーーーーーーーーー。
[メイン] 深月フェリシア : そう、笑いながら、伝える。
[メイン] 池野楓 : 誰かこの猪の口を止めろーーーーーーーーーー。
[メイン] 池野楓 : ダムが、ダムが決壊する。
[メイン] 池野楓 : ぐおおおおおお。
[メイン] 池野楓 : 「………………ぐす」
[メイン] 深月フェリシア : その楓の気持ちを知ってか知らずか、笑いながら。
[メイン] 深月フェリシア : 「おうどうしたんだよ、感動しすぎて泣いちまったのかぁ?」
[メイン] 深月フェリシア : へへ、と近づく。
[メイン] 池野楓 : 「泣いてないよ」
[メイン] 池野楓 : 「ほら焼肉行くぞ~」
[メイン] 池野楓 : 上を見上げたまま、進んで行く。
[メイン] 深月フェリシア : 「つれね~なぁ~」
[メイン] 深月フェリシア : ……ま、でも…受け取ってくれたなら
[メイン] 深月フェリシア : それは嬉しく思ってくれてるんだよな!
[メイン] 深月フェリシア : そんなことを思いながら、道をともに歩く。
[メイン] 深月フェリシア : ……フェリシアの”これから”を祝福するように。
[メイン] 深月フェリシア : 夕方になり落ちた太陽が、この先の道を照らしていた。
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン] 深月フェリシア :
[メイン]
池野楓 :
ロイス取得
深月フェリシア 〇庇護/不安
マグカップ、大切にするね。私の家宝にするよ。
そして、私の支部にいてくれてありがとう。これからも、ずっといてくれると、私は嬉しいな。
フェリシアの成長を、私はこれからもずっと、楽しみにしているから。
[メイン] system : [ 池野楓 ] ロイス : 2 → 3
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : ending「宴」 登場:任意
[メイン] 池野楓 : 時刻は20:00。
[メイン] 池野楓 : とある焼肉店に、一同は集まった。
[メイン] 池野楓 : 焼肉の香りが店内に立ち込めていた。
[メイン] 池野楓 : 「……と、いうわけで皆さん〜」
[メイン]
深月フェリシア :
20時前から楓と共にもう席に付いており。
開始前からずっと肉を頬張っている。
[メイン] 池野楓 : 手には烏龍茶のコップを。
[メイン] 雪音クリス : 手にジュースを持ち、何やら白けた顔をしている
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 辺りをあちこち見まわし大人数での焼肉にワクワクしている
[メイン] 佐倉千代 : 座ってニコニコしている
[メイン] 池野楓 : 「任務お疲れ様と、新人歓迎を兼ねて、かんぱ〜〜………ってフェリシアぁ〜〜!?乾杯してからにしようよぉ!?」
[メイン]
深月フェリシア :
「んぐんぐ……ごくん
なんだよそんな顔して~、楽しめばいいじゃねーか」
[メイン] 雪音クリス : 「お前さ……いや、もうめんどくさいわ」
[メイン] 佐倉千代 : 「(フェリシアさん…本当に焼肉好きなんだなぁ)」
[メイン]
池野楓 :
うむ、やはりアレだ!
もっと教育せねば!
[メイン] 深月フェリシア : 今この店の肉を食いつくさんという勢いで食いまくっている。
[メイン]
池野楓 :
おっふ。
食い放題プランにしてよかった。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「フェリシア先輩…おなかすいてたんですね」
[メイン] 深月フェリシア : 「あー乾杯?あ~~~……なんだっけそれ」
[メイン] 深月フェリシア : 「おう、腹は空いてなくても腹は減ってても肉は上手いぞ!ぐだ子も沢山食え!」
[メイン]
雪音クリス :
「何や雰囲気作ってやってきた同僚を見て、こっちも気分がたるい!」
「かんぱーい!!さっさと食えー!!」
[メイン]
池野楓 :
「……と、ともかく乾杯〜!」
グラスを掲げる、ヤケクソ。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「ええ、私もそうします! カンパーイ!」
[メイン] 深月フェリシア : 「? こうやるのか、かんぱーい」
[メイン] 佐倉千代 : 「かんぱ~い!」
[メイン] 深月フェリシア : 牛のマグカップを掲げて。
[メイン] 池野楓 : 「ほらほらぐだ子ちゃんに千代ちゃん!今日はたらふく食べてね〜!」
[メイン]
池野楓 :
おお……。早速マグカップを……。
私はおうちに飾りたいから使わないけど。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「ええ、遠慮なくがつがつ食べます」
そう言ってどんどんと肉を口に運ぶ
[メイン]
雪音クリス :
「おーい、肉追加でお願いしまーす」
早々に食い尽くされそうな皿を見て追加でオーダーを行う
[メイン] 池野楓 : 「ふはは〜!食え食え〜!!」
[メイン] 雪音クリス : 「ヤケ起こすなよな……」
[メイン]
深月フェリシア :
「牛はいいなぁ~、うめーしよ~」
無茶苦茶食って顔が緩まりつつ
[メイン]
雪音クリス :
「……牛の絵を見ながら、牛の肉を食うのも案外複雑だな」
マグカップを見つめ
[メイン]
池野楓 :
もぐもぐもぐもぐもぐ。
ホルモンは、噛めば噛むほど、旨い。
[メイン]
深月フェリシア :
緩まり過ぎてレネゲイドが放出され。
服装が変わってしまっていた。
[メイン]
雪音クリス :
「……しっかし、色々あるな……それから食うのがいいんだ?」
箸の扱いになれずあらぬ方向に肉を弾き飛ばしながら肉を皿に取る
[メイン] 池野楓 : …………んがぁッ!?
[メイン] 佐倉千代 : 喧噪の中、野崎くんにメールを打つ
[メイン] 雪音クリス : 《ウォーキングクローゼット》
[メイン]
佐倉千代 :
『ごめんね。しばらくアシスタントに入れなくて』
『落ち着いたら、また前みたいに行くから!』
[メイン] 池野楓 : 「……無礼講じゃ〜い!」
[メイン]
佐倉千代 :
『それとね。新しい友達ができたんだ』
『野崎くんの話をしたら手伝いたいって言ってたから、今度紹介するね!』
『きっと野崎くんも気に入ると思うよ』
[メイン] 池野楓 : ヤ ケ ク ソ。
[メイン] 佐倉千代 : 『それじゃまたね!』
[メイン] 雪音クリス : 慌ててフェシリアの肩を叩いて服装を戻そうとする
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「あれ、千代ちゃん、誰にメールしていたの?」
[メイン]
深月フェリシア :
《ウォーキングクローゼット》により、服が変化する。
……なんか変な感じに変わったが。
[メイン] 佐倉千代 : 「エヘヘ、内緒!」
[メイン] 深月フェリシア : 「んあ?」
[メイン] 佐倉千代 : 「今度紹介するよ!」
[メイン] 雪音クリス : 「なんだこれ……どうなってんだあたしの能力……」
[メイン] 池野楓 : ぐだ子と千代の様子を見て、ニヤニヤ。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そうなんだ~楽しみだね」
[メイン] 佐倉千代 : 「よ~し!私も食べるぞ~!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そしてなんか気づいたら…クリスちゃんとフェリシア先輩が大変なことに……」
[メイン]
深月フェリシア :
服装が変わっても変わらずすることは食いまくること。
丁度1人で10皿ほど食い尽くしたくらいに。
[メイン] 佐倉千代 : 「うわっ!?ほんとだ」
[メイン] 深月フェリシア : 「はらいっぱい」
[メイン] 池野楓 : 「……いつものことだよー」
[メイン]
雪音クリス :
「……箸、使いにくいな」
思考を放棄して肉を箸で摘もうとして……また別方向に弾き飛ばしている
[メイン]
池野楓 :
これも日常。
うん、日常さ、日常。
[メイン] 深月フェリシア : テーブルに突っ伏して、食えませんアピール。
[メイン] 深月フェリシア : 「なんだクリス、下手糞だな」
[メイン] 深月フェリシア : 「オレが取ってやるよ」
[メイン] 雪音クリス : 「!」
[メイン] 深月フェリシア : わたわたしている様子のクリスを手伝い、何個か皿に運び。
[メイン] 深月フェリシア : こういうのが日常なんだろーな、オレは少なくとも……今、楽しいし。
[メイン]
雪音クリス :
「……いや、その。あ、ありがとな!」
皿を受け取った後、顔を赤らめて感謝を述べた
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 : いやぁまさかね。
[メイン] 池野楓 : 食べ放題プラン外の肉まで頼んでいたなんてね。
[メイン] 池野楓 : とほほ。
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 池野楓 :
[メイン] 藤丸ぐだ子 : ending『正義の味方』 登場:藤丸 ぐだ子
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
焼肉からの帰り道私はワカメの家に向かった
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
大したことじゃない。友達の家に遊びいくだけだ。
チャイムを鳴らす。
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 矢神 秀人 : 寝起き顔。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「よっす」
[メイン] 矢神 秀人 : 扉を閉めようとする。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「ちょ、ちょっと待ってくれよ人ん家でガチャ引くと高レア出やすいって宗教の検証に来たんだよ。開けてくれ!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「うるせ~~~~~!!!!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕は眠いんだよ!! 人んちでいいなら綾瀬んちでもいいだろうが!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「そろそろイリーガル研修終わる頃だろ!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「えーだってこんな時間に綾瀬ちゃんちに行ったら迷惑だし」
[メイン] 矢神 秀人 : 「うちだって迷惑だよ!?!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まあ、それはそうだけどさ。私とお前の仲だし別にいいだろ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「それにちょっとお前に話さないといけないこともあるしな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「あ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「なんだよそれ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「話してやるからとりあえず上がらせろ。スマホゲーの話だ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「棚に触るなよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 前と同じことを言って、家にあげる。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「わかっているよ」
家に上がる
[メイン] 矢神 秀人 : なお、棚はアンティークカップである。趣味らしい。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「ふーん、おしゃれだな。そりゃあ触らせたくないよな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「うるせぇ、で? UGNでなんか動きでもあったのか?」
[メイン] 矢神 秀人 : 自分の分だけコーヒーをマグカップに淹れて飲んでいる。アンティークカップは飾ってるだけ。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「いいや…何もない。私と綾瀬ちゃんが正義の味方になったぐらいだな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「だからまあ……もしお前が悪いことしたら私はお前をシバかないといけない立場になった」
[メイン] 矢神 秀人 : 「ああ、そう」
[メイン] 矢神 秀人 : 言いながら、コーヒーを相変わらず飲んで。
[メイン] 矢神 秀人 : 「その前にどうせお前らUGN辞めるだろうから別にいいよ」
[メイン] 矢神 秀人 : そう、しれっと言った。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「バレてたか……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「学校で機密言いふらして回る奴が続くわけねーだろ!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「綾瀬の奴絶対部活かなんかと勘違いしてるぞあれ!!?!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「研修担当者に同情するぜ……」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まあ…あれはスマホゲーの話って私がごまかしているし、そのうち治るだろうから心配すんなって」
[メイン] 矢神 秀人 : 「治ったからなんだ」
[メイン] 矢神 秀人 : 鋭い視線を向ける。
[メイン] 矢神 秀人 : 「UGNは9の為なら1を切り捨てる組織だ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「それが間違ってるとは僕は思わない、国家公認の防疫機関としてやるなら……そりゃ合理的で正しい事だ。零れ落ちた側の僕からすりゃ業腹な話だが、零れ落ちてなけりゃ僕だってきっと同じ結論をだしたろう」
[メイン] 矢神 秀人 : 「でもお前らは違う」
[メイン] 矢神 秀人 : 「10救えなきゃ気が済まない」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……いつか踏み外す、火を見るより明らかだ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「綾瀬ちゃんはそうかもしれないが……私は…違うぞ」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「私な、今回別に10なんか救うつもりなかった。1救えりゃそれでいいって思ってた」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「それが結果的に10救う結果になっただけの話だ。今回は」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まあ…だから綾瀬ちゃんが10救おうとして道踏み外しそうになったら……私がどうにかする」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「心配すんなって」
[メイン] 矢神 秀人 : 「じゃあ、それで僕が敵になってもか?」
[メイン] 矢神 秀人 : 真面目な顔で、矢神は言う。
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕は『やる』ぞ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「元から柵なんざない、こちとらテロリストだ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「10救わなきゃ気が済まないと思ったら、僕はやる」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「だろうな…お前はそれでいいよ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「私はさ…どうしようもない時以外はお前の敵になるかもしれない」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「でも…お前がどうしようもないから助けて欲しそうなときは……お前の味方になる」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……他の全部捨ててもな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「だからまあ、あれだ……あんまりそういうことになんなよ。私が大変だから」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「は?」
[メイン] 矢神 秀人 : コーヒーを、落としそうになって。
[メイン] 矢神 秀人 : 急いで受け止めて。
[メイン] 矢神 秀人 : 「い、いや、いやいや……」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「どうした?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お前さぁ……」
[メイン] 矢神 秀人 : 矢神は、大きく、大きく溜息をついてから。
[メイン] 矢神 秀人 : 「ぐだ子」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「なんだ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 至極真面目な顔で、ぐだ子に身を寄せて。
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 矢神 秀人 : デコピン。
[メイン] 矢神 秀人 :
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「突然近づいたと思ったら何しやがる」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お前がそれやったら僕の苦労が水の泡だろうがぁああああ!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お前はもう全部身元割れてんだから無茶できる立場じゃねーんだよ!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「捨てるものが僕とは全然量も質も違うんだよ!!! そのへんわかっていってんのか!!?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まあ……わかっているようなわかってないような……高レアいっぱい引いているデータが全部飛ぶようなもんだろ。多分」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「でもまあ……それが必要なら私はやる。それが嫌だったらあれだ…いつも余裕しゃくしゃくって感じの顔をしておけ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「私は…『やる』ぞ。だから……私が捨てないでいいよう、できるだけ道は踏み外すなよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 矢神 秀人 : 大きく溜息をついて。
[メイン] 矢神 秀人 : 「言われなくてもそうするに決まってんだろ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「だから、お前も綾瀬を何とかしろよ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕より近づきやすいんだから」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「わかったよ、でもいいのか?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「お前…綾瀬ちゃんのこと…気にかけているっぽいのに私が近づいてええのか? 私に取られたら悔しくない?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「はぁ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 小首をかしげる。
[メイン] 矢神 秀人 : 「え? 何でそう思ったの?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「そもそも取るって、お前ら同性だろ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「私は『する』ぞ」
[メイン] 矢神 秀人 : 「偉そうにいうな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……あれ? そう言えば今回、お前らの支部って……全員……」
[メイン] 矢神 秀人 : 少し、後ずさる。
[メイン] 矢神 秀人 : 「お、お前まさか……UGNに入ったのって……それが目的で……!?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「あの転校生も毒牙にかける気か!?」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「いやまあ……さすがにそこまでではないけど……せっかく仲良くなったんだしね。ちょっとそういう目で見るのはしょうがないって言うか……」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まあでも……あれだね可愛い女の子がいっぱいで私は嬉しいよ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「というわけでだ、私の楽しい生活を脅かさないよう頑張り給え」
[メイン] 矢神 秀人 : 「それが本音かよ!!!!」
[メイン] 矢神 秀人 : テーブルをマグカップの底でひっぱたき。
[メイン] 矢神 秀人 : 「よし、僕は決めたぞ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「なんだ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「お前らにUGNを辞めさせる」
[メイン] 矢神 秀人 : 「なのでこの街のレネゲイド事件は全て僕が片付ける!!!!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「仕事がなくなりゃあ支部ごと解体だ!!!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「即応性ならいちいち上に御伺い立てなくていいFHの方が上だ、お前らの出番は今後ない!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「マジか…それはなんかムカつくな。じゃあお前が気づく前にどうにかするか」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そうすりゃ、支部無くすってお前の目的阻めるもんな」
[メイン] 矢神 秀人 : 「そこまでして肉欲を満たしたいのかよ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そりゃあまあ……肉欲ってか焼肉が食えるしね」
[メイン] 矢神 秀人 : 「は?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「え? それもなんで?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕今日カップ麺なんだけど」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「……FHは世知辛いんだな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「バイト代みたいなもん出るらしいしそれ出たらお前も連れてってあげるよ、ワイロって奴だ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「まあ言いたいことは言った。じゃあ最後にガチャの検証するぞ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : そう言ってスマホを取り出しゲームを起動する
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「さあ……人ん家で出るって私が勝手に考えた宗教は正しいのか……」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「今それがわかる」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 10連ガチャを引く
[メイン] 矢神 秀人 : 「クソ……UGNの予算は多分税金からも出てるだろ……? 市民の血税で焼肉、しかもバイト代? うちはそんなもん上から仕事貰わない限りでないのに……クソ、クソ、潰す……絶対UGN潰す……この街での仕事全部無くして路頭に迷わせてやる……!」
[メイン] 矢神 秀人 : ずっとぶつぶつ言っている。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : ガチャ結果は…諸葛亮孔明が出た
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「孔明か…もう持ってんだよな……嬉しいけど…ピックアップ対象が出て欲しかった……」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「そういや…クリスちゃんから聞いたけど…これ……お前が欲しがっていたキャラらしいな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「フレンド呼び出しで使えるようにしておくよ。嬉しいだろ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「!?!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「はぁああ!?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「え、なんで?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「なんで引いてんの??」
[メイン] 矢神 秀人 : 「それ僕が引くはずだったんだけど」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「やっぱりな……この宗教、…友情を破壊する危険なにおいがする」
[メイン] 矢神 秀人 : 「……」
[メイン] 矢神 秀人 : 「僕のガチャ宗教をそう言えば説明してなかったな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「なんだ?」
[メイン] 矢神 秀人 : 「『欲しがってる奴の傍で引くとそれが代わりに出る』だ」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「……孔明欲しー」
棒読みで
[メイン] 矢神 秀人 : 「うるせぇえええ!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「帰れ異教徒!!!」
[メイン] 矢神 秀人 : 「宗教戦争も辞さないぞ僕は!!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「わかったよ。この宗教微妙な引きだったし」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「またな、秀人」
そそくさと手を振って帰っていく
[メイン] 矢神 秀人 : 「二度と来るな!!!!」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「また遊びに来るよ。なんてたって私のフレ、お前しかいないし、サポートに出してほしいキャラの調整とかしないといけないからな」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「だからまあ…ガチャ運良くなれよ」
[メイン] 藤丸ぐだ子 : そう言い捨てて私は帰った
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
私が……あいつのためにすべてを捨ててもいいと思ったのはなんてことはない。
フレがいなかった私に……あいつがフレになってくれたからだ。
そんなつまらない理由だ。
[メイン] 藤丸ぐだ子 : あいつがいなくなったらフレがいなくなる…それだけのことが私は…耐えきれなかった。
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
私は…多分正義の味方にはなれない気がする
もちろん楓さんたちに恩もあるしせっかくクリスちゃんや千代ちゃんとも仲良くなれた。フェリシア先輩とも仲良くなりたいし、綾瀬ちゃんも仲間になったから今の立場をそう簡単に捨てるつもりはない
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
けれど…もしあいつが…どうしようもない立場に追い込まれたら。私は…自分のデータを捨ててでもあいつのデータを守りに行くと思う。
私はそう『する』。
私は…いざという時正義じゃなくてあいつの味方になる。
今回の事でそう自覚できた
[メイン] 藤丸ぐだ子 : 「でも……捨てたくないなァ……せっかくいっぱいいい出会い引けたんだし」
[メイン]
藤丸ぐだ子 :
「だったら……頑張んないとね。正義の味方」
私は…バス事件の日の前よりさらに愛着がわいたデータを捨てる日が来ないことを祈りつつ、家路に帰った。ガチャを引くために。
[メイン] 藤丸ぐだ子 :
[メイン] 藤丸ぐだ子 :
[メイン] 藤丸ぐだ子 :